「27」
(うっ・・。ううっ・・。なっ,何っ!?)
智子は膣から生じる快感のほかに,未体験の違和感が股間から込み上げてくるのを感じていた。
しかし,朝から媚薬漬けにされている智子の薄れた意識では,それが何であるのかすぐには理解できない。
「あぁ・・。何・・? 何してるの・・?」
その時,閉じたアナルを強引にこじ開けると,大崎は伸ばした舌をズズズッと侵入させた。
これにはさすがの智子も気づいたようだった。閉じていた目を見開き,意識をはっきりさせる。
「いっ! いやあぁ~~~~!!」
これまでに無い抵抗を見せる智子であったが,この体勢では逃げようが無い。
それでも強引に腰を捻ると,大崎の舌がヌルッと抜けた。
智子はハァハァと荒い息をしながら大崎をキッとにらみつける。
しかし大崎はそんな視線に構わず,ベロッと出していた舌を口に戻し,その味を確かめているようである。
「俺が舐めるか,お前が俺のを舐めるか,どちらか選べ。お前の好きにさせてやる」
「なっ!?」
男の理不尽な要求に智子は戸惑いを隠せない。
智子はこれまで夫の聡史にもアナルだけは触らせたことが無かった。
智子は排泄器官に対する嫌悪感が強く,アナルどころか,男の性器に口をつけること自体も嫌っている。
そんな智子にどちらかを選べるはずが無かった。
「いいか? 今度また今みたいに抵抗したら,ここにチンポぶっ込んでやるからな。覚悟しとけよ」
大崎は唸るような低い声で智子を脅した。
上から見下ろす大崎の表情は本気だった。
智子はこれ以上の抵抗を諦めると,両手でシーツを強く握りしめた。身体は少し震えていた。
「こっちも旨そうな穴しやがって・・。チンポだけは勘弁してやるからよ。その代わり指は入れるぞ・・」
それからの時間は,智子がこれまでに築いてきた強い貞操観念を粉々に打ち砕くものだった。
大崎は嫌がる智子のアナルを堪能し続けた。そのうち智子の嫌がりようが強くなってくると,膣とクリトリスへの愛撫を強くする。
膣穴はすでに肉棒を迎え入れたくて智子自身が我慢できないほどであった。
そんな様子を見透かしたように大崎の舌が膣穴に入ってくると,強烈な快感が智子を狂わせる。
あれだけ嫌だったアナルの中に大崎の指がすでに第二関節まで埋められているにも気づかず,智子は喜びの声をあげる。
「もう我慢できねぇ! ハメるぞっ!」
大崎はようやくアナルから離れると,仰向けになった智子にのしかかる。
肉棒はすでにパンパンに張りつめた状態であり,先端からは大量の我慢汁が溢れ出している。
興奮状態の大崎はここで智子のアナルバージンを奪ってやろうかとも思ったが,ドス黒い欲望をグッとこらえ,膣穴へと肉棒を押し付ける。
智子は一瞬,サイドテーブルのほうへ目を向けた。そこには未使用の避妊具が置かれている。
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