「20」
食事を終えた聡史はテレビを見ながら,台所に立つ妻の後ろ姿を眺めていた。確かに今日の昼間,あの智子が他の男とセックスしていたのである。スカートの中にあるあの豊満なヒップが後ろから抱えられ,他人の肉棒を避妊具も着けずに受け,歓喜の声をあげていた。それを思い出しただけで,聡史の股間が膨らみ始める。しかしさすがに今晩,妻を誘うわけにはいかなかった。普段は月に一回しかない営みを今日求めてしまっては怪訝に思われてしまうかもしれない。そう考えた聡史は妻を抱きたい欲望を抑えながら自分の寝室へと入っていった。何年か前からは夫婦別室にしている。まさかその晩,妻の智子が薬の効果が残る身体を持て余し,一人で何度も慰めていようとは聡史には想像も出来ていなかった。
同じころ,あの部屋では大崎と裕美が激しく交わっていた。大崎も薬を飲んだせいで昼間に智子をあれだけ抱いたにも関わらず,結局明け方近くまで裕美の身体を貪り続けた。
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