「14」
ドビュッ!! ビュルルルッ!!! ビュッ!! ビュビュッ!! ドクンッ!! ドクドクッ!! 男はよほどの快感なのであろう。恍惚の表情を浮かべて尻を震わせながら,これでもかと大量の精液を妻の体内に吐きだし続けている。
「あっ!! 熱いっ!! すごいっ!! だめぇ!! いっ・・,イクイクイクぅ~~~~!!!」
「うおぉ~~~!! たまんねぇ・・。チ,チンポが溶けちまう・・。うっ,うぉっ」
ドクンッ!! ドクンッ! ドクッ・・,ドクッ・・。それは夫の射精とはまるで違っていた。次々と流し込まれてくる精液の量を身体の奥に感じるたびに,智子はブルッと身震いをする。最後に残っていた僅かな理性で男の体を外そうとするが,太い腕でガッシリと密着されてはどうすることもできず,結局最後の一滴まで男の欲望を注ぎ込まれてしまう。
「あぁ・・。いやぁ・・。中はだめ・・。あ・・あぁ・・」
智子は男の身勝手な射精を咎めながらも,恍惚の表情を浮かべている。
「へへ・・。最高のセックスだったぜ。智子・・。気持ちいいだろ? 旦那に悪いって罪悪感がそのうち快感に変わるからな。気に入ったぜ,お前の身体・・」
男はそう言うと,智子とキスを交わした。嫌がる智子ではあったが,十分ほど舌を絡めているうちに頭がぼうっとして,まるで夢の中にいるかの心地になる。
「よし。二回戦だ。次は長持ちするから安心しな。今日は夕方までたっぷり抱いてやるからな。この身体だったら,何発でも出来そうだぜ・・」
「そ・・,そんな・・」
戸惑う智子をよそに,男は智子の両足を肩に担ぎ上げる。そのまま前傾姿勢を取ると,先ほどよりもいっそう深い挿入感が智子の身体を襲う。
「ああっ!! だ,だめっ!!」
男が激しく腰を振りだし始めたとき,それまで覗いていた聡史は裕美に連れられるようにゆっくりとその場を離れた。階段を降り,向かったのは一階の先ほど話していた奥の小部屋である。裕美は何も言わないまま布団を引くと服を脱ぎ,聡史に抱きついていった。二階からはギシギシと天井がきしむ音が響いてくる。あの屈強な男が妻の身体によほど激しいピストンを行っているのであろう。聡史の頭の中には先ほどまでの愛妻のよがり声が響いている。裕美をその場に押し倒すと,狂ったように女体に貪りついていった。
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