第18話(最終話)
それから数週間後。麻衣は滝澤を自宅に迎え入れていた。夫は先ほど仕事に出かけ、夜まで帰ってこない。麻衣の身体は今日から3日間ぐらいが最も妊娠の可能性のある危険日だった。もちろん、ピルは服用していない。カーテンを引いた夫婦の寝室に閉じこもった2人は、いよいよ受精に向けて交わろうとしていた。
「麻衣、本当にいいんだな? 俺がお前に種付けする初めての男になるんだぞ」
生の肉棒を挿入する直前に、滝澤が聞いた。
「はい。今日のためにいっぱい溜めてくれていたんでしょ? 遠慮しないで、いっぱい出してね、あなた・・」
滝澤はそれから麻衣と激しい交わりを繰り広げた。しかし、滝澤は射精直前に膣から肉棒を引き抜くと、最後は大量の白濁液を麻衣の胸に放出した。それに驚いた麻衣が滝澤に問いかけると、麻衣のことを考えた末の結論だと滝澤は答えた。お前が墓場まで罪を背負っていくことは無い、旦那と子供を作って平和な家庭を築き、時々でいいから俺にその身体を抱かせて欲しい、と諭されたのだ。その場ですぐには理解の出来なかった麻衣であったが、後日、真由美と話す機会があり滝澤とのことを話した。すると真由美からは、「家庭は平和でありながら、それでも満たされない部分をここで満たす、それがこの会合の本来の趣旨なのよ。滝澤さんはそれを守っただけ」と説得され、麻衣もようやく納得した。
それからの麻衣は今まで以上に夫に尽くし、2年後には夫との子供を授かることになった。感度もサービスも良くなった妻に対し、夫の和彦も喜んでいた。しかしその後も麻衣が会合を抜けることは無く、麻衣は家庭を大切にしつつも会合で知り合った男たちとの激しいセックスを時々楽しんでいた。(完)
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