第11話
滝澤が麻衣の口内に遠慮なく舌を侵入させてくる。麻衣も下腹部の苦しみを忘れるかのように舌を絡ませ、お互いに激しく吸い合った。そのまま動かずにキスを続けた2人は、10分後にはまるで恋人同士のようにお互いの口に唾液を送り込んでいた。
「ゆっくり動かすからな。たっぷり濡れてるから、すぐに良くなるはずだ・・」
滝澤はそう言うと麻衣の尻肉をギュッと掴み、ゆっくり持ち上げ始めた。肉棒の半分ほどが抜け出たところで、麻衣の尻をゆっくりと沈めていく。滝澤は決して焦ることなく、麻衣の尻を上下させ続けた。
「あぁ・・、ああっ・・!い・・、いいっ・・!!か、感じるっ・・!!すごく・・、あんっ!」
さらに20分ほどその動きを続けられた麻衣は、すでに自分の身体に大きな波が近付いているのを感じていた。
「あっ、あっ!あっ!ああぁ~~!!」
麻衣の尻を上下させるリズムが徐々に早くなり、麻衣が大きな声をあげ始めたところで、滝澤はピタッと動きを止めた。
「麻衣、どうする? そろそろゴムを着けるか? それともこのままにするか?」
滝澤にそう言われた麻衣は、一瞬我に帰った。自分が避妊をせずに男と交わっていたことを忘れていたのである。夫であれば、とっくに射精しているはずの時間が経過しており、麻衣はその恐ろしさに身震いした。
「あぁ・・。ゴ・・、ゴムを・・。お、お願い・・」
「そうか、着けるか・・。麻衣、そこに落ちているゴムを取ってくれ」
絶頂が近かった麻衣は、虚ろな状態で滝澤の上に乗っていた。そんな麻衣が枕元に落ちている開封済みのゴムに手を伸ばした瞬間だった。滝澤がいきなり腰を突き上げ、激しいピストンを送り込んできた。
「あっ!?何っ?ゴ、ゴムをっ!!だっ、だめっ!!あ・・、ああぁ~~~!!」
膣穴からはジュボッ、ジュボッと2人分の蜜汁が大量に噴き出している。最初はあれだけ苦しいと感じていた肉棒の存在が、今では愛おしいと思えるほどの強烈な快感を麻衣の身体に与えてくれていた。しかし、麻衣があと一歩のところで、滝澤はまた動きをやめた。
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