第6話
(あの裕子さんが、そんな・・。嘘でしょ・・)
確かに裕子は夫への不満をもらしていた。夫は私の身体にもう飽きてしまったという話を裕子から聞いてはいたが、麻衣には先ほどの光景がまだ信じられなかった。
「わ、私・・。もう帰らないと・・」
フラフラになりながらリビングに戻った麻衣の目に飛び込んできたものは、ソファの上で大輔が真由美の身体にのしかかり、キスをしている光景だった。
「だめよ、大輔くん。もう・・、焦らないで・・」
「奥さんの身体、やっぱたまらないです。胸もデカくて、うちの奥さんなんかよりずっと・・」
先ほどまで自分の隣に座っていた大輔が、真由美の豊乳を服の上から揉みしだいていた。41歳の真由美の身体はややぽっちゃりしていたが、胸の大きさは麻衣と同じくらいのボリュームがあった。いかにも成熟した熟女の体つきをしており、主婦仲間からは真由美のフェラテクはすごいらしいと噂で聞いていた。
「ま、真由美さん・・。私・・」
その時、麻衣は自分の左肩に優しく置かれた手に気づいた。いつの間にか近付いた滝澤が自分の右に立っていたのだ。自分の身体を夫以外に触られるのは、もう何年も無かった麻衣は滝澤から離れようとした。
「やっ、やめてください滝澤さん・・。私、もう帰りますから・・」
しかし、アルコールの入った麻衣の細い身体が、屈強な滝澤から逃れることはできなかった。
「さっき初めて奥さんを見た瞬間、ビビッときたよ。この身体を抱きたい、ってな」
滝澤はそう言うと、空いていた右手で麻衣の豊乳をギュッと握りしめた。その瞬間、麻衣は甘い刺激を胸全体に感じていた。
「あっ!?あうっ・・!」
その反応を見た滝澤は、ブラウスの上からさらに胸を揉み続ける。しかし決して強引にするのではなく、麻衣の反応を見ながら優しく愛撫する。
「だ、だめです・・。わ、私そんなつもりじゃ・・。あっ、やっ・・」
滝澤はその場に立ったまま、麻衣の身体を正面から抱きしめた。麻衣の豊乳が滝澤の分厚い胸板に密着し、さらに下に回された手で尻肉をギュッと掴まれた。
「いい身体をしている・・。これじゃあ、旦那も離さんだろう。年は29だったな。セックスが良くなって堪らない時期じゃないのか? この身体、旦那1人で満足してるのか?」
麻衣は両手を使い必死で滝澤を押し返そうとするが、男の力にかなうはずもなかった。
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