第18話
その後も達也は嫌がる智子の身体に、正常位で1回、さらに後背位で1回、最後は騎乗位のまま中出しを繰り返した。激しい交わりが終わり、智子がシャワーを浴びにいくと、勃起したままの達也が後を追いかけて行った。わずかな音しか聞こえなかったが、どうやら浴室でも強引に交わっていたようだった。その後、フラフラになりながら智子がラブホテルの部屋を出て行った。ここまでの映像を見終えた弘志は、いつの間にか自分が2度目の射精をしていたことに気が付いた。
「あいつがあんな顔をするなんて・・」
ここまで見終えた弘志は、事の全てを受け入れていた。もちろん、智子と離婚する気は全く無かった。
「あいつもこのまま何も知らずに年をとっていくより、女の悦びを知って良かったはずだ。これで良かったんだ・・。あの若いコーチにも感謝しないとな。こんな貴重な映像を残してくれるとは・・」
弘志はしばらく休憩した後、もうとっくに深夜であったがDVDの続きを見始めた。
「こ・・、この部屋は・・」
画面を見た弘志は驚いていた。そこはまさしく我が家の一室、智子の部屋であり、達也1人がベッドに腰かけている。ベッドの斜め下方向から隠し撮りをしているようである。夫である弘志でさえ、妻の部屋に入室したことは滅多に無い。部屋の窓には遮光カーテンが引かれてあり、まだ午前中のようであるが部屋は薄暗かった。
「う、嘘だろ・・。自宅なんて、あいつがよく許したな・・」
智子の性格から、自宅での行為はありえないと弘志は思っていた。そこへ飲み物を持ってきた智子が現れた。その後の2人の会話から、今日が前回から5日も経った平日の朝であること、その間、達也から何度も関係を迫られた智子だったが拒み続けていたこと、そしてついに我慢を切らした達也が、自宅に押しかけてきたことが分かった。
「達也くん、本当に困るの・・。もし近所の人に見つかったら、どうなってしまうか分かるでしょう? それに、自宅でするのだけは本当に嫌なのよ・・」
「だったら、次からはラブホに行こうよ。その代わり、これからは週3でセックスさせてもらうけど、いいよね?」
「そんな・・。せ、せめて2回にして。3回は困るわ・・」
「自宅に来られるよりはマシだろ。さあ、早くここに座れよ。まだ朝の9時半だから、今日は夕方までたっぷり楽しめるね」
達也は嫌がる智子の身体を引き寄せると、強引にベッドへ押し倒していった。
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