第13話
「ねえ、奥さん・・。もういいだろ? 生でセックスさせてよ・・」
対面座位で下から貫いている達也が、先ほどから生でセックスがしたいと、智子の耳元で執拗に囁きかけていた。何度も絶頂を迎え朦朧としていた智子であったが、生だけは絶対に駄目と強く拒絶していた。
「駄目なら、もうやめちゃうよ・・。奥さんも生のほうが絶対気持ちいいって。な、いいだろ?ゴム外すからね・・」
達也が動きを止め、智子の尻を徐々に持ち上げる。対面座位のまま肉棒を引き抜き、避妊具を外すつもりのようだ。
「わ・・、分かったから!達也くん、ちょっと待って!ら、来週なら・・。たぶん、来週なら生でもいいから・・。い、今はだめよっ!!」
それを聞いた達也は避妊具を外すことなく、そのまま智子との交わりを楽しんだ。智子もようやく安心したのか、狂ったように喘ぎ声を出し始めた。
「分かったよ。今日は諦めるよ。でも、その代わり・・。来週は生でいいんだよね。楽しみだよ、来週・・。奥さんの穴、早く生で味わいたいよ」
達也は密着した智子の両肩を押し下げながら、腰を激しく下から突き上げた。
「あ、あぁ~~ん!い、いいっ~~!!あっ!?イッちゃう・・!た、達也くんも一緒に・・、そのまま出してぇ~~~!!あっ!ああぁ~~~~!!!」
智子が大きな絶頂を迎えると、ドクドクっという脈動を薄い避妊具越しに感じた。自分の舌が達也に絡め取られると、そのあまりの快感に智子は少しずつ意識を失っていった。
2枚目のDVDはこの日の交わりで終わっていた。初めて智子の絶頂を目の当たりにした弘志は、2人の交わりを見ながらいつの間にか射精していた。そして弘志は、最後である3枚目のDVDに手を伸ばしデッキにセットした。もうここまできたら、最後まで見届けずにはいられなかった。タイトルの通りであるならば、セックス嫌いのあの妻が浮気相手の精液を生で受け入れるはずである。
「も、もし智子があの若い男に中出しされるとしたら・・。いったい、いつ以来だ?出産してからは1度も無かったということは・・。7、8年ぶり・・。し、しかもあいつの量、ハンパじゃないぞ・・」
弘志は智子の身を心配しながらも、期待を隠すことができなかった。あの妻が他人の精液を体内に受け入れたときの表情をどうしても見たかった。弘志は震える手でDVDの再生ボタンを押した・・。
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