「38」
「岩田さん,こんなこと本当に困ります・・。ど,どこへ行くんですか?」
智子は動き出した車内で岩田に問いかけた。
「奥さんだって,この近所で私みたいな男といるのは嫌でしょ? だから少し静かな所に行きましょうよ」
そう言った岩田は助手席の智子を見た。
美しい顔立ちに細い身体。そのわりに胸は大きく張り出し,スカートからは白い足が覗いている。
意外なほどヒップが豊満であることも,店の常連である岩田はよく知っていた。
(や・・やっぱりたまんねぇ・・。すぐにその旨そうな身体にぶちこんでやるからな。覚悟しろよ,奥さん・・)
運転しながらも,岩田は何度も生唾を飲みこんだ。
初めて智子を見たときから何度も誘ったが,いつも断られていた。
そしてしばらく店を休んだ智子のことを不審に思った岩田は,ある日の朝,智子の自宅からあとをつけた。
智子の自宅の場所は以前から知っていた。
そしてあの智子が別の男と浮気をしていることを知り,大きなショックを受けた岩田だったが,すぐにこの計画を思いついた。
そして今日の朝から智子の自宅周辺で待機していたのだ。
一方の智子はかつてないくらいに怯えていた。
大崎は巨漢で少々乱暴な所もあるが,見た目は清潔感があって,身体を重ねることにも次第に抵抗が無くなっていた。
しかしこの岩田という男は,生理的に受け入れられなかった。
「岩田さん。やっぱり私降ります。ドアのロックを開けてください」
車が赤信号で止まった瞬間,智子はここから逃げようと必死でドアを開けようとした。
「なあ,奥さん・・。あの店の客で,何人があんたのこと狙ってるか分かるか? あいつらにこの写真を見せたらどうなるだろうな・・? それとも近所や旦那の会社にバラ撒いたっていいんだけどな?」
それを聞いた智子は,キッと岩田を睨みつけた。
「わ・・私を脅迫するんですか? 岩田さんだって,奥さんや子供さんがいるでしょう? こんなことが奥さんに知られたら・・」
そんな智子の抵抗を遮るかのように,岩田が言葉を続ける。
「女房にバレたって,構やしないよ。そんなことより・・。このチンポが早く奥さんとセックスしたいって叫んでパンパンなんだよ。今日は溜まってるから,もう我慢できんわ。奥さん,今すぐチャックを開けて,その綺麗な口で咥えろ! やらねぇんだったら,今すぐ旦那にバラすぞ!」
岩田の態度が一変した。
智子はチラッと岩田の股間に目をやると,そこはすでに大きく膨れ上がっていた。
しばらく迷い続けた智子であったが,他の選択肢が思い浮かばなかった。
夫や大崎に助けを求めたいが,この状況ではそんな余裕は無い。
智子はシートベルトを外すと,ゆっくりと岩田の股間へと顔を近づけていった。
恐る恐るチャックを降ろし,中の一物を取り出すと,人妻の口淫を今か今かと待ち構えている肉棒がブルンッと飛び出した。
その大きさは大崎のものには及ばないが,夫の物よりは確実に一回り大きい。
肉棒全体から放たれる強烈なオスの匂いが智子の鼻腔に入り,吐き気さえ覚えてしまうほどである。
(い・・いやよ・・。こんなの・・)
いつまでも咥えようとしない智子に対し,岩田がさらに脅しをかける。
(あぁ・・。あなた・・。助けて・・)
そしてついに人妻の美しい唇が男の亀頭を咥えていった。
その瞬間,岩田が歓喜の雄たけびをあげた。
智子は早く終わらせようと右手で幹の部分を優しく握り込む。
その柔らかな唇と指に包まれた肉棒が智子の口の中で大きく膨張する。
「うぐっ!? うっ・・うう・・。んぐうっ・・」
その大きさに驚いた智子が,思わず岩田のほうを見上げる。
岩田は智子の髪を撫でながら,車をラブホテルへと走らせていた。
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