「34」
まるで内臓まで突き破られそうな感覚は,夫では決して味わえない,そしてこの男無しではいられなくなってしまいそうな危険なものだった。
「智子。もっと激しく腰を振れ。チンポを締め付けろ」
「は・・はい・・」
大崎はまるで自分の妻に命令するかのような口調だが,智子はそれに素直に従う。
ゴムを外した肉棒に跨って激しく腰を振るその姿は,夫には決して見せられない姿である。
「おおぉ・・。いいぞ・・。やっぱりお前の穴が最高だぜ・・。チ・・チンポが溶けちまう・・。た・・,たまんねぇ~~~!!」
そう叫んだ大崎は自分の中指にたっぷりと唾液をつけると,智子の尻に伸ばし,その中指でアナルを貫いた。
最近の大崎はいつも最後のフィニッシュをこうして迎えていた。
膣を肉棒で貫いたまま,アナルに指を入れ,肉棒の埋まっている膣側を何度も擦る。
「と・・智子・・。お前も握れ。こないだ教えてやっただろ?」
智子はそう言われた意味をすぐに理解した。
射精が近い大崎の睾丸を優しく握り,刺激を与えてより多くの放精を促すのである。
智子は下にある睾丸に手を伸ばし,ギュッギュッと握ってやる。
「うっ・・ううぅむ・・。だ・・だすぞ・・。おっ・・おぉおお~~~~!!!」
大崎は下からの激しい突き上げを行いながら,蕩けるような快感の中で射精を開始した。
それを敏感に察知した智子は少し強めに男の睾丸を握った。
ドビュッ!!ビュッ!!ドクドクッ!!ドクンッ!!!
大崎は智子には黙っていたが,それは三日ぶりの射精だった。
智子を抱けない土日の間は我慢してたっぷりと溜めておき,それを知らせずにぶちまけるつもりだったのだ。
「あっ!! 熱いっ!! いっ,いやぁ!! そ・・そんなに出しちゃ・・。あぁ~~!! いっ・・いくぅ~~~~!!」
肉棒が気持ち良さそうに何度も震え,子宮口に押し付けた先端からはさらに大量の精液が噴き出していた。
ドクドクッ!!ドクンッドクンッ!!
これでもかと思えるほど大量の熱いマグマを子宮口が吸い出すかのように内部へと飲み込んでいく。
「あぁ・・すごい・・。今日は何でこんなに・・。い・・いやぁ・・。ああっ!!! ああぁ~~~!!!」
新たな精液が噴出するたびに,智子はさらなる高みへと押し上げられる。
すでに上体を支えていられなくなった智子は,男の分厚い胸板へと身体を預けていく。
それを待っていた大崎は,智子とディープキスをした。智子の理性はすでに失われ,積極的に舌を絡めていく。
「智子・・。最高だったぜ・・。どうだ? 土日は旦那とやったんだろ? どっちが良かったか言ってみろ」
大崎がニヤけながら尋ねてくる。
実際は夫よりも何十倍も良かったのだが,それをそのまま伝えては愛する夫に申し訳が無かった。
「わ・・分かりません・・。そんなこと聞かないで・・」
智子は顔を赤めながら,小さな声でそう答えていた。
そう言いながら,大崎の肩や胸,首筋に舌を這わせていく。これも大崎から教わったことだった。
「なあ・・,智子・・。旦那と別れて俺の女になれよ。もうお前だって旦那のチンポじゃ満足できねぇんだろ? なあ,考えてくれよ」
これは最近,セックスが終わったあとに大崎がいつもいうセリフだった。
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