美香にとって旦那とのSEXは苦痛になっていた。
この日は昼間進一と会い、進一と抱き合っていた。
いつものように夜、子供達を寝かせ付けると、ビールを飲み、のんびりしていた。
すると、旦那が隣に座ってきた。美香は、旦那が求めてくることを察した。
ここのところ、何回か旦那に求められた時は、適当に理由をつけては、断っていたので、この日は、断わろうと思ったが、なんとなく断わると、まずい気がしていた。
美香は、嫌だな!と思うと同時に、進一に申し訳ない気持ちで、進一ごめんなさい……と思った。
どうせ、自分勝手にして、すぐ終るのだから、するなら、早くして!
半ば、なげやりな気持ちになっていた。
しかし、この日の旦那の責めは、いつもの淡白なものとは違い、濃厚なキスをすると、丁寧に美香に愛撫してきた。
美香は、えっ!どうしたの?と思いながらも、丁寧な愛撫に感じてきていた。
進一どうしよう……えっ!なんか本当にごめんなさい……
進一のことを想えば想うほど、肉体的な快楽と絡み合い、美香は不思議な感覚の中、異常に興奮した。
普段、旦那としている時は、嘘のあえぎ声を出したりしていたが、この日は、気持ち良さから、自然とあえぎ声が出てしまった。
美香は快楽にのみこまれたかのように、自分からも、積極的にキスをし、ペニスを握りしめ、扱いていた。
旦那が自分も、責めてもらいたいらしく、横になると、美香は濃厚なキスをし、乳首を舐め、ペニスを扱いた。
この時の美香は、旦那とのSEXに嫌な気持ちが、なくなっていた。嫌どころか、かなり興奮していた。
美香がフェラチオを始め少しすると、そのまま、シックスナインの態勢になり、お互い舐めあっていた。美香は、フェラチオしながら、進一との違いなどを考えたりしていると、更に快楽の波が押し寄せ、絶頂を迎えつつあった。
「うっ、うん、うっ、」
口に含んでいる、ペニスを口から出すと、
「あっ、ダメ!」
「いや!いっいく!」
美香は絶頂を迎えた。
美香が、びくつく体と乱れた吐息で、横になると、旦那は挿入してきた。
美香はかなりの興奮状態にあった、大きなあえぎ声をあげると、旦那の背中にしがみつき、ねだるように、キスをした。
正常位から、バックに体位をかえると、
(パン、パン、パン、パン)
と肌のぶつかりあう音と、美香のあえぎ声が、まざり厭らしさを、増していく、
美香は、また逝きそうになってきていた。
美香が感じているのを、察し、ピストン運転を早めると同時に、クリトリスを指で擦ってきた。
美香はクリトリスを刺激している手を押さえると、
「いや、いや、いや、」
と頭を、左右に振るが、責めは止むことがなく、
「あっっっ」
「いや!」
の声と、共にビクン、ビクンとし、二度目の絶頂を迎えた。
美香は、頭の中が、真っ白になり、倒れこむように、横になった。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
「うっ、うん、」
乱れた吐息で、もう何も考えられない、感じでいたが、まだ射精していない、旦那は、横になる美香に再度、挿入してきた。
美香の体は、ビクッとし、旦那にしがみつくと、あえぎ声をあげた。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
「もっもう、無理!」
美香は、助けを求めるように言った。
旦那は、美香にキスをすると、
『はぁ、はぁ、』
『いきそう!』
とピストン運転を早め、美香のあえぎ声の中、
『あっいく!』
絶頂を迎え、美香のお腹の上に射精した。
美香は、頭がぼーっとする中パジャマを着た。
寝室に行くと、先に横になっていた、旦那の横に寝ると、今日は、1日で2人としてしまったな!と考えていた。
旦那のSEXにあんなに興奮してしまった、自分がもどかしくも思えた。
やはり、美香の中では、進一を愛してる気持ちが、一番大きかった。
進一に対する、罪悪感を感じながら、この日は眠りについた。
※元投稿はこちら >>