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隣町の映画館に、江本は、悦子を連れ出した。
古ぼけた成人映画が上映している映画館でした。
悦子に「大人一枚」入場券を一枚買い行かせました。
「いいか、今から中に入り男とヤッテ ビデオに撮って来い」
「そんな、それに急にそんな事をいっても怪しまれるだけゃないですか」
「なあに、こんな昼間から来ている奴らなんて、怪しんだりするものか、
いいか中でしっかり撮ってこいよ」
仕方なく、悦子は嫌そうに頷きました。
「証拠に使用済みのコンドームを持って帰ってこいよ、ノルマは3個だ」
入口で江本と別れ悦子は錆びれ映画館の廊下を歩き、途中でポルノのポスタ
ーを目にしながら、会場の扉を開けました。
扉を明けた時の明かりで数人の座席から飛び出した頭が見えました。
中にはほんの数人が散らばり座っていて、スクリーンには昭和の風情の屋敷
に
女性が裸で吊るされている場面が上映されていました。
入口の座席は誰が入ってくるか判らないので一番後ろの奥の座席に悦子は向
かいました。
スクリーンなど見られない悦子は俯いて座っていると10分もしないうちに
横ほうで物音がしました。
薄暗い中で50代後半らしきジャージ姿の男が悦子の横に座りました。
男は黙って悦子の太ももに手をやり悦子が黙ったままビデオで撮っているこ
とを確認すると
男の手は次第に腹から上に伸びて行き、起用にジャケットのボタンを外しブ
ラウスの上から悦子の胸に手をやりました。
男の手は悦子の乳房の確認をすると力強く握ってきました。
悦子は江本に言われ、車に乗る前に、トイレで下着は脱いでいました。
男も悦子が下着を身に着けていないと解ると、乳首を摘み、
次に膝に手をやりスカートの裾を捲り陰部に手を入れました。
指先が直接、悦子の陰部に触れ、じわりと蒸れているのを確認した男はすぐ
さま膣の中に指を入れ濡れているのが解るともう片方の手で悦子の手を握り
男の股間に持っていきました。
悦子は陰部を責められながら、廻りに気付かれないようにそのままの姿勢で
手は男の股間を握りしめジャージの上から擦っていました。
そして悦子はジャージの中に手を入れ直接ペニスを握り出すたと男は席を隔
てている手摺りを上げ股間に伸びている手を引き寄せると、悦子の上半身が
座席から見えなくなりました。
もう一人の男が悦子の隣に座りビデオを取り上げて悦子を映していました。
悦子は50代後半の男のジャージのズボンの腰に手を当てると男は腰を浮か
し、
悦子はパンツごとジャージをずり下げました。
少し鼻をさす匂いのペニスでしたが悦子はパクッと口に含みました。
悦子が上下に顔を振りながら咥えていると口の中に苦味を感じたので、
悦子はジャケットのポケットからスキンを取り出し男の者に装着しました。
そして座席からともこ悦子の上半身が現れると
スクリーンを背に上下に動く悦子の姿がありました。
座席の微かなきしみと悦子の溜息は映画館の音響でもみ消されていました。
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