この下宿のおかみは潤子といった。
離婚してから家の家業の下宿屋を継いだが、年老いた父は80を過ぎ今は時々
施設を利用して旅行など楽しんでいた。
丁度学生も里帰りして今は馨ひとりだけである、明日から暫く旅行に行く
予定でいた。
潤子は50過ぎであるが艶ぽい肌と流し目が助平な親父達の話題をよぶ女だ
った。
潤子は明日の仕度を済ますと浴室に向かった、丁度浴室の離れの二階が馨
の部屋で中はすりガラスで見えないが、寒い晩湯煙が窓にびっしょり付くと
ぼんやりと肌が写る事もある。
丁度その頃、馨はビデオの余韻を残し興奮冷めやまぬ身体を持て余してい
た。
カーテンの隙間から下を覗くとぼんやり電灯が灯っている、静かな真冬の
闇に潤子の肌に流す湯の音と桶を置く音が響いてくる。
今頃、おかみさんどこら辺を洗ってるだろうか・・・想像が膨らんでくる
あのビデオで観た後家の姿と重なってよからぬ事を想像した。
潤子はそんな馨が二階の窓辺で覗いていることなど知らない。
むしろ、今夜は誰も下宿にいるなど思ってもいなかった。
潤子はソープの器を勢いよく上から押し下げた。
ピュ・・・勢いよく飛んだ液体が白い太股に飛びまるで男から浴びせられ
た精液を思わせた。
潤子はその液を手の平で延ばし泡立てた
ヌルヌルした指がアソコに延びて・・・・
「ぁぁ・・・・」
潤子の微かな声が浴室に漏れた
長い間、男のとの交わりが無い潤子の肌は敏感に感じたのか崩れるように
浴室の床に沈んだ。
「いいわ・・・アア・・・・」
暫らくすると浴室の灯りが消えた
裏の勝手戸がもし開いていたら・・・馨は寝静まる0時を待って目指し帽をか
ぶり階段を降りた。
※元投稿はこちら >>