* ……「欲求不満の奥様がお待ちだから、早く慰めに行こうぜ!」
そう言い残すと、3人は浴槽から上がりゆっくりとお風呂場から出て行ったので
す。
……男達の「妻」に関する下卑た話を聞かされ、私は体がカァッと熱くなるのを
覚えました。
……そうか…要するにそういう事だったのか…
まるで突然の様に、妻がこの温泉へ寄って行くことを提案したのは…
自らの火照った肉体を鎮めるために、別に温泉に入るのが目的ではなく、単にそ
の個室を利用し、亭主である私を欺き、男達の肉体を貪るためだったのです…
そんな眞澄の「貪欲な性」に、私はほとほと呆れ果てていました…
先月の奈井江での一件から、僅か一ヶ月足らず、その下の根も乾かぬうちに、も
うこんな事を……
……そんな事を考えている間にも、刻一刻と時間は経っていきます。
私としては、やはり自分の「欲求」を満たすためにも、「その様子」を確認した
い衝動に駆られ、とっさにお風呂場から上がり、その「個室」の方へと向かって
いたのでした。
広間の前を通り、その奥に並ぶ3つの個室の中に妻達が居る……
一番奥の部屋の前にスリッパが4足並んでいました。
幸いにも、他の部屋2つは空いていたので、私はまず隣の部屋に上がりました。
部屋は、6畳間程の広さで、真ん中には茶の木製のテーブルと、同じ素材の座椅
子が2つ向かい合わせに4つ置かれています。
これらの部屋を通しで使えるように、各部屋は白っぽい襖で仕切られていたの
です。
…私は、早くも胸の鼓動を覚えながら、そっと静かに襖を開け「その部屋」を覗
き込んだのです。
……………
「じゃあ、とりあえず乾杯でもしましょうか」
「では、奥さんと俺たちの素敵な出会いにカンパ~イ!!」
「カンパ~イ!!」
妻と男達は、その乾杯でジョッキーに注がれたビールをぐびぐびと一気に飲み干
したのです。
眞澄「あ~とっても美味しい!」
「奥さん、実にイイ飲みっぷりですねぇ」
眞澄「私、ビールって大好きなのよ、家でも毎日500の缶1本は空けてるのよ」
「へ~ぇ、そうなんだぁ、旦那さんと一緒に?」
眞澄「いいえ、それが家の人ったら、アルコールがからっきしダメなの、ほとん
ど下戸なのよ…一口飲んだだけでもう真っ赤になって、後はすぐ寝てしまうの…
つまんない人なのよ…それに、あっちの方もまるで弱くてねぇ…」
「あっちの方も?…それじゃあ奥さん、さぞかし淋しいでしょう?」
眞澄「そうねぇ…淋しいわねぇ…」
「勿体ないなぁ、こんなに魅力的な奥さんを放っておくなんて、俺たちにはかん
がえられませんよ…」
眞澄「あら、嬉しいこと言ってくれるわねぇ…それと…家の人とは違って、私…
結構あっちの方が強いのよ……」
妻は、テーブルから少し体を起こし、男達に胸を突き出すようにしていました。
「そりゃあ、奥さん見てれば分かりますよ、実にセクシーで今が女盛りって感じ
だもの…だけど、旦那さんがそんなんじゃあ身が持たないでしょう?旦那とはど
れくらい?」
眞澄「えっ?旦那と?…ほとんどしてないわ、そうねぇ…2カ月に1回くらいかし
ら…」
「そんなに少ないの!それで、奥さんは満足出来るの?」
眞澄「出来る訳ないじゃない…もう毎晩、悶々としてるわよ…」
「じゃあ、一人でするとか?…」
眞澄「…そんな恥ずかしいこと言わせないでよ、ご想像にお任せするわ…」
「俺たちはねぇ、自慢じゃないけど旦那と違って、酒もあっちも抜群に強いよ」
眞澄「…いいわねぇ、羨ましいわぁ、見るからにそんな感じだもの……」
……妻は、潤んだ目で3人を見つめていました…
……すると、1人が新しいジョッキーを持って来てテーブルに置きました。
「さぁ、お代わりも来たところで、もう1回乾杯と行くか!」
「じゃあ、奥さんの欲求不満解消を祈念して、カンパ~イ!」
眞澄「ちょっとぉ、何よそれ?…」
妻は、ジョッキーを傾けると、さらにグゥと半分程飲み干していました。
眞澄「あ~、やっぱり美味しいわ~、こうして皆で飲むビールの味って最高だわ
ね」
すると、1人の男が他の2人にニヤッと邪悪そうな表情で目配せをしました…
「…そう?そんなに美味しいの?じゃあ、もっと美味しく飲ませてあげるよ…」
男は、そう言うと、ジョッキーを掴みビールを口に含むと、妻を抱き寄せ、自分
の口を妻の唇に重ね、ビールを流し込みました…
……そうしている時間は1分程もあったでしょうか…途中から妻のTシャツの中に
手を潜らせ、その巨乳を揉みしだいているのでした…
……男が、唇を離しました。
「どう?奥さん?美味しかっただろう…」
眞澄「…ハァァァッ…美味しい…とっても…」
すると、向かいに座って居た男も同じように、口にビールを含み妻の唇に重ねま
した…この男は、妻のスカートの中に手を潜らせ、その股間をまさぐっていまし
た…
眞澄「ハァァァッ…何だかすっごく気持ち良くなって来ちゃったわぁ…」
…3人目の男もまた同じ様にして、妻の唇にビールを流し込むと、今度は、妻の
肉体をゆっくりと倒し、舌を絡めながら、右手で胸、下腹部、腰、股間、太腿…
と手を這わせて行ったのです…
…この時、すでに妻の下半身はM字に開脚し、他の男達からもそのブラウンの総
レースのパンティーが丸見えになっていました。
「さぁ、前置きはこれくらいにして、そろそろ始めるか」
1人の男が、窓越しに行き、濃い青色のカーテンを閉め、部屋の電気を豆電球に
消灯したのでした…
この時、時計は6:20を指し、外は大部薄暗くなっていました………
(続く……)
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