人妻熟女 官能小説

(続き……)

＊ 妻に関する「座談会」により、私は、いろんな情報を知る事になったのです
が、それは夫である私にとって穏やかならぬ話も相当にありました。
結局、その日は、「妻とタケシ」の話を3時間近くも聞かされる事になったので
した。

それからも、家庭での妻の態度には特に変化もなく、私達は、普通に日常生活を
送っていました。
そして、さらに1月程経った5月下旬の金曜の夜、仕事帰りにお店に寄ったので
した……

ママ「あら、ノブさんいらっしゃい、先月以来よねぇ。」
私「また、ブラッと寄ってみたよ。」
カウンターには、今日もあの常連のおじさん達が、ママとミヨちゃんと雑談を交
わしていました。
年配客「やぁ、また会ったねぇ、先月の末以来かい。」
私「…あぁ、どうも…」
年配客「で、どう？あれから、奥さんとは…」
私「えっ、えぇ、まぁ、何とか普通にやってますよ…」
年配客「あっ、そう、そりゃあ良かった…俺ぁ、てっきり、かなりまずい事に
なってんじゃないかと思って、心配してたんだよ、なぁ、ママ？」
ママ「…そうねぇ、いろいろあったものねぇ、…ノブさんは大人だから、エライ
わぁ、いいご主人だと思うわよ。」
私「……」
すると、横からまたおじさんが酔った勢いで、口を挟んで来ました。
「あんたと話したの先月だもんねぇ、あの後さ、見せて貰ったよ、あのあんちゃ
ん達に、…もう、興奮して腰抜けそうになったよ、家のカアチャンが留守の時
に、早送りもしないで5時間ぶっ通しで見たもんで、その晩なんか目が冴えて、
冴えて参ったよ、…あのあんちゃん達の言うように、あんたのカアチャンはモン
スターだな、いや、本当、凄かった、なぁ、ママ？」
ママ「ちょっとぉ、山ちゃん、私に振らないでよ、…悪いと思ったんだけど、…
ちょっと興味があったものだから、私も見せて貰ったのよ、ユウジ君の話しで、
何となくはイメージしてたんだけど、実際にはもっと凄かったわ、…ノブさんの
前では、言葉にならないわ…。」
ミヨ「…すいません、私もママと一緒に観ちゃったんです、エッチって、こうい
う風にするんだって感じで、勉強になったわ…次から次と、休む間も無くいろん
な体位で、男の子達と繋がってるんですもの、…観てるうちに、身体が熱くなっ
ちゃって…」
ママ「…私もよ、あんまり凄いもんだから、観てるうちに身体が火照っちゃっ
て、どうしようもなかったわよ、…あんなに感じてる眞澄さんが羨ましかった
わ…」
ミヨ「でも、私、ちょっと不思議だったんだけど、…眞澄さんが男の子達に指で
弄られてる途中で、潮みたいの吹いたじゃないですか、…奥さん位の歳の女性っ
て、みんなあんなに濡れるもんなんですか？…」
ママ「…そうよねぇ、普通は、40歳位にもなると、そんなに湿らなくなると思う
けど、…眞澄さんは、特別だと思うわ…」
年配客「そりゃあなぁ、あのあんちゃん達にすっかり「女」として、開発された
のさ、若い頃から遊んでる女ってのは、歳と共に段々落ち着いてくるもんだけ
ど、あんたのカアチャンみたく、40,50でアレの味覚えると、結構狂っちゃうも
んだよ、…もう、毎日でもしたくて、したくて、堪らないんじゃないかなぁ…」
彼等は、夫である私の居る前で、何の遠慮もなく、妻に関する卑猥で破廉恥な話
を興味本意で垂れ流していました。
正直言って、私は辟易していました……

それから数日が過ぎた6月の上旬の事でした。
この頃には、めっきりと夫婦としての会話が少なくなっていました。
以前は、明るかった妻が、私に話し掛けて来る事があまり無くなっていたので
す。
食事を終え、リビングで寛いで居ると、妻の携帯が鳴りました。
妻は、携帯を手に取り、即座に奥の和室に戸を閉めて籠りました。
声を抑え話をしていたので、私の方にはよく聞こえませんでした。
10分も話をしていたでしょうか…戸が開き和室から妻が出て来ました。
眞澄「…貴方、ちょっと…」
携帯を私の方に向けました。
私「ん…？何だ？」
眞澄「…ちょっと、電話に出てよ…」
少し戸惑いながら、その携帯を耳に当てました…
タケシ「…もし、もしご主人ですか？私、金城と申します、初めまして…いや、
3月の末に1度お目に掛かっていましたね…」
電話の主は、例のタケシとかいう男でした。
低く、落ち着いてドスの効いた声でした。
タケシ「…奥さんには、いつも「お世話」になってまして…失礼かと思います
が、今日は折り入ってご主人にお願いがありましてねぇ…早速、要件をお話しし
ますが、…あれから、奥さんとは、随分と「親しく」させていただいてるんです
が、近々、是非、お宅に伺って、貴方ともいろいろとお話しをしたいと思ってる
んですよ、…お忙しい事とは思いますが、是非、お時間を作って貰えませんか
ねぇ？……ご主人を交えて、3人で奥さんの手料理でも囲みながら、一献傾けま
せんか？…この事は、奥さんも「乗り気」なんですが、…どうでしょうか、
ねぇ？」
私は、この男の言っている意味がよく理解出来ませんでした。
家に来たい？3人で親しく話をしたい？一体、何を考えているのだろうか…
私「…唐突にそういった事を言われても、私としては、君が何を言っているのか
分からないんだが…」
タケシ「…ですから、3人で1度、お酒でも飲みながら、お話しをさせて頂きたい
と…そのために、お宅に伺いたいと…つまりは、そう言う事ですよ。」
男の話を聞いているうちに、何となくこの男の「企み」が、分かったような気が
しました…
私「いや、私は特にそう言う事は望まない。君と時間を過ごすなどは、愉快な事
ではない。お断りするよ。」
タケシ「…断る、私の申し入れを拒否すると、…そう言う事ですか、私には会い
たくないと、…こういう理解でいいですかねぇ？」
私「あぁ、そう言う事だ。」
タケシ「…なる程、いいんですか？…もう少し、前向きに検討をされては如何で
すか？…貴方、ご自身のためにも…」
私「いや、その必要はないよ。これ以上、君と話しをする気はない。切らせて貰
うよ。」
タケシ「…そうですか、…分かりました、奥さんに変わって貰えますか。」
妻は、側で何やら心配そうに、二人の話を聞いていました。
私は、無言で妻に携帯を戻しました。
妻は、再び和室に籠り、時折、笑いながら男とヒソヒソと話をしていました。

それから、3日後の事でした。
夕食を終え、書斎に入ると、デスクの上にB5サイズの私宛の親展の封筒が置か
れていました。
差出し人名はありませんでした。
封を切り、中を開けてみると、中から出て来たのは、5枚の写真でした。
妻が、「例の高校生達」とセックスをしているものでした。
私は、愕然としました。
(一体、何のつもりでこんなものを……)
私は、混乱しながらも、あの男から送られて来た写真の意味を考えあぐねてい
ました。
そうしていると、私の携帯に電話が掛かって来ました。
登録のない見覚えのない番号でした。

タケシ「…ご主人ですか？先日は、どうも突然の電話で大変失礼をいたしまし
た…」
私「…あんた、一体何の真似だ！こんなものを送り付けて！」
タケシ「…穏やかじゃあないですねぇ、…こんなもの？何の事やら、全く分かり
ませんがねぇ…」
私「私に対する当て付けか！それとも脅迫なのか！お前は、私に何をしたいん
だ！」
タケシ「…ご主人、少しは冷静になりませんか、…具体的に貴方が何に腹を立て
ているのか分かりませんが、…先日もお話したように、一度、お宅で奥さんを交
えて、3人でお酒でも酌みかわしませんかと、こういう事ですよ、私の言いたい
事は…」
私「………」
タケシ「何度も申し上げましたよねぇ、…貴方ご自身のためにも前向きにご検討
くださいと…」
私「……分かった、…君の要求を呑むよ、君の好きにすればいい…」
タケシ「…そうですか、やっと理解して頂けましたか、いやぁ、実に嬉しいです
ねぇ、では、早速と言っては何ですが、日にちを決めさせてください、…来週の
金曜日の夜ではいかがですか？」
私は、男の要求を受け容れ、来週の金曜日の夜に男が来訪する事を承諾しまし
た………


(続く……)


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