それから僕達はトイレから出て、夜明け前の道を走り出しました。 「初めてだから、スゴく興奮したよ…」 僕がそう言うと、ママさんは、私もと言うようにウットリとした瞳を向けてきました。僕は、そのまま車を走らせ、ファミレスで早めの朝食を取ると、予約してある宿へと向いました。 宿の女将さんは、嫁いでくる前はママさんの友達で、昔はよく一緒に遊んでいたらしく、荷物を預けていると二人だけ話しが盛り上がっていたりしてます。 「ちょっと、辺りを見て回ろうよ…」 何となく気まずさを感じて、僕はママさんに声をかけました。小さい頃、外祖母の実家の別荘を利用したことがあるので、少しは詳しいと思っていたので… ママさんも依存はなく、僕達は、辺りを適当に走り回り、適当に昼食を取ると、時間を持て余してしまったので、道縁に立ち並んでいたラブホに入りました(今までは、ママさんのマンションで逢瀬をしていたので、初めてのことばかりです)。 適当に選んだ部屋は、円いベッドに鏡張り、SMプレイをするのか、天井から皮手錠が下がっていました。 「ま…待って、せめてシャワーを…」 そう言うママさんを無視するように、僕は半ば強引にママさんから服を剥ぎ取ると、全裸のママさんを手錠に繋ぎ、天井から吊り下げていました。ここまできたら、初めてのことを思いっきり楽しみたい、それだけでした。
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