メールを始めてから、半年程過ぎた時、普段、晶子さんから、連絡が来ない、土曜の夜中1時前に、私の携帯が鳴りました。
「夜、旦那さんと些細な事から、喧嘩をして、家から出て、お酒を飲んでたら、しんちゃんの声が聞きたくなったの…」
晶子さんの声は、涙声で、お酒を飲んでたので、多少呂律が回っていませんでした。
私は「今、何処?迎えに行こうか?」と言ったのですが、「今日は遅いから、それに、自宅から近いし大丈夫」
と言われたのですが、それから、約1時間晶子さんと話しをし、「ごめんなさいね、しんちゃんの声を聞けて、落ち着いたから、今から帰るね…」
そう言って、晶子さんは、電話を切りました。
次の週の日曜日、私は、晶子さんと逢う約束をしました。
第一声「この前は、ごめんなさい」晶子さんは、私を見つけ謝りました。
いつもなら、食事をして、映画に行くのですが、「今日は、いつもと違う場所に行こう」と私は、晶子さんとカラオケボックスに入りました。
食事をしながら、お互いに好きな歌を何曲か歌って、少し間が空いた時に、私は、晶子さんにキスをしました。
晶子さんは、何が起きたのか、解らないみたいで、目を大きく開いて、固まっていました。
私は、晶子さんを抱き締め、キスをやめませんでした。
「苦しい…」晶子さんの小さな声が聞こえ、私は、キスをやめ、晶子さんをから離れました。
晶子さんを見ると、「こんなに長いキスをした事無かったから、息が出来なかったの…」恥ずかしそうに、顔を赤らめました。
私は「本当に、晶子さんの事が好きだから、駄目だと思ったけど、我慢出来なかったんです」と正直に伝え、また晶子さんの唇にキスをしました。
キスをしながら、晶子さんを抱き締め、ゆっくりと手を胸に持っていきました。
晶子さんは、ビクッと反応して、身体を固くしましたが、抵抗はしませんでした。
目を開けて、晶子さんを見ると、真っ赤になりながら、涙が頬をつたってたので、私は、それ以上の事は出来ませんでした。
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