(続き……)
妻が近所の若者達と散々ぱらセックスを楽しんできた翌々日の事でした。
この日は月曜日で、仕事から帰り8時頃に夕食を終え、私は1階の書斎で調べ物
をしていた時の事でした。
午後9時頃に玄関のチャイムが鳴り、出てみると裏の吉田さんの奥さんが何やら
恐そうな顔をして立っていました。
吉田さん「…夜分すいませんが、奥さんいらっしゃる？」
私はキッチンで洗い物をしていた妻を呼び、書斎に戻り再び本を読み始めまし
た。
書斎は1階の玄関側なので、妻と吉田さんの奥さんの話は聞こえてきました。
眞澄「…あらぁ、今晩は…何かありましたの？」
吉田さん「ちょっと奥さんに確認したい事があるんだけど…」
吉田さんの声には、とても刺々しい感じがしました。
眞澄「…あら、何かしら？」
吉田さん「このイヤリング奥さんのよねぇ…？今日、息子の部屋を掃除してたら
見つけたんだけど……」
眞澄「……えっ…違うわ…私のじゃあないわよ……」
吉田さん「違うって！このカルティエのゴールドって、以前に奥さんしてたで
しょ！」
確かにカルティエのゴールドのイヤリングは、何年か前に眞澄の誕生日に私が
送ったものでした。
吉田さん「どうして、あなたのイヤリングが内の息子の部屋に落ちてるのよ！」
眞澄「あんまり大きな声出さないでよ。私のものじゃないって言ってるでしょ。
大体どうして私がお宅の息子さんの所に行かなければならないの？行く理由が
ないじゃないの？」
吉田さん「そうよねぇ、来る理由なんかないわよねぇ、だからおかしいと思って
こうして確認しに来てるんじゃないの！」
眞澄「息子さんの彼女でも遊びに来てたんじゃないかしら？息子さんによく確認
された方がいいんじゃないの？」
吉田さん「内の息子は、親の留守中に女性を家に上げるなんてふしだらな事は
しないわよ！失礼な事言わないでよ！まさか、あなた私の留守中に…泥棒猫みた
いな真似をしたんじゃないでしょうね？」
眞澄「あらっ、失礼はどっちよ。変ないいがかりをつけるのは止してよね。」
吉田さん「……いいがかりかどうかは、その内はっきりするわよ…じゃあ、これ
は本当にあなたのものじゃないのね？」
眞澄「えぇ違います。」
吉田さん「分かったわ。じゃあ、勝手にこちらで処分してもいいわね。」
眞澄「えぇ、どうぞご自由に。」
吉田さん「じゃあ、処分するわよ！…今後2度と家に出入りしないでよ！あんま
り変な事すると、ご主人に言い付けるわよ！」
と言って、吉田さんは思いっきり玄関のドアを閉めて帰って行きました。
私は事の一部始終は大体分かっていましたが、妻の様子を確認するために居間
に行きました。
心持ち妻の顔色は蒼ざめていました。
私「吉田さんの奥さん、随分な剣幕だったけど何かあったのか？」
眞澄「…えっ、いえ特に何も無いわよ…あの奥さん、前から少しヒステリックで
おかしいのよ…」
私「…だって、この間も近所の奥さん達と集まって楽しくやってきたんじゃない
のか…？」
眞澄「………そっ、そう、ほら女同士だから集まれば色々あるのよ…あなたには
関係がないから心配しないで……」
妻はまたも意味不明な取り繕いをしていました……。
そして、こんな事があったにも関わらず、この週の金曜日の夜には……
私「明日、大丸デパート行って買い物するんだよなぁ？」
眞澄「…あらっ、あなたごめんなさい。明日は山下さんの奥さんが絵葉書の書き
方教えてくれるって、また奥さん達と集まりましょうって誘われてるんだけど…
行ってきてもいいかしら……」
先週、先々週の事があるので、私は完全に怪しいと思っていましたが……
私「…いいけど、最近随分とみんなで集まる機会が増えたんだな…」
眞澄「…そうなのよね、奥さん達もみんな自分の趣味を一生懸命にやってるか
ら、人に自慢したいって思ってるんじゃないかしらね…」
妻はちょっとした嘘の才能が相当あるのかも知れません。
翌土曜日の午前中、朝食を済ませるとまた妻はそそくさと出掛ける支度を始め
ました。
着替えて出てきた妻の今日の恰好は、ベージュのアンサンブルにワインレッドの
タイトミニ、黒の網タイツでいつもより一層艶かしいものでした。
眞澄「じゃあ、あなた行って来ます。夕方までには帰りますから。」
先週と同じ、午前11時頃に妻は出掛けて行きました。
私は、「まさか、3週間も続けて…？」、さらには、先日の吉田さんの奥さんの
怒鳴り込みの件もあったものですから、疑心暗鬼ではありましたが、やはり確認
せざるを得ませんでした。
先週と同じく吉田さん宅に行くと、やはり家の前に3台の車が停まっていまし
た。
そうして、玄関の扉に手をやると、この日はしっかりと鍵が掛かっていて中の様
子は確認出来ませんでした。
家に戻り2階に上がり双眼鏡を持って覗いたものの、吉田宅の2階の部屋には昼
間っからカーテンが掛かっていたので、何ら確認を出来ませんでした。
全くのアテが外れてしまったので、私は仕方なく真駒内のゴルフ練習場に打ちっ
放しに行き、ゆっくり時間をかけて300球ほど練習し、家に着いたのが夕方5時
頃でしたが、妻はやはりまだ帰っていませんでした。
そうして、ようやく妻が戻ったのが先週と同じく、夜の9時少し前でした。
眞澄「また遅くなっちゃってごめんなさい。絵葉書って、随分と面白くて一度教
えて貰うと中々止められなくなっちゃって…直ぐに夕食作りますからね…」
と言って、またそそくさと浴室にシャワーを浴びに向かいました。
私は、先週と同様に脱衣所で妻の下着を確認しました。
先週と同じ生臭い臭いがしていました。
驚いた事に、この日の眞澄のパンティーは、私が今まで見た事もないピンクの
レースのオープンクロッチでクロッチの回りの部分はやはり若者達のザーメンで
べとついていました。
さらに、普通の網タイツではなく、股間部分が大きく穴の開いたものでやはり
タイツのどころが白っぽく汚れていました。
私は、この前の吉田さんの奥さんの事を思うと、これ以上続けているとその内
にバレてしまうのではないか？と少し不安な気持ちがよぎりました。
(完)
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