年末に、純一が、
裕美の隠し持っていた、
玩具を発見し、
その中の、ペニバンから
パートナーの存在を、
意識し出した事から、
裕美は戸惑い、
久美子に相談した。
久美子「そうか~、
見つかっちゃったか~。」
「でっ?純一くんは、何て?」
裕美「これ(ペニバン)って、
絶対、パートナーが
必要だよねって。」
久美子「そりゃそうだ、(笑)
でっ?何て答えたの?」
裕美「その時、たまたま、
一人で使った後、
そのままだったから、
アタッチメントが
内側にあって、何とかうまく
ごまかしたけど・・・」
久美子「純一くんは、
きっと、疑ってる?よね。」
裕美「うん、多分・・・」
久美子「この際だから、
ブッチャケちゃえば!」
裕美「え~?!!
純くんに嫌われちゃうよ~。」
久美子「ぅん~。」
「そう言えば、お正月の
4日は、デートだったよね。」
(そんな事まで、話てるのか)
裕美「うん、それが、家の親が、
子供達も連れて4日から
二泊で、福島に行くから、
5日6日も、二人なんだ~。」
久美子「3日間も、羨ましい~!
家はお正月はお祖母さんの
所に行ってるんだけど、
4日の日、時間作るから、
純一くんも呼んで
3人で、新年会やろうって、
誘ってみなよ。」
「後は、流れでカミングアウトっていうのは、どうかな?」
裕美「カミングアウトね・・」
「大丈夫かな~?」
久美子「大丈夫、大丈夫!、
私がうまく、持って行くから。」
裕美「でもぉ、純くんって、
優しいは優しいんだけど、
変なとこ頑固だからな・・」
久美子「真面目なんだよね~」
「私に任せて!裕美は純一くんをうまく誘ってくれれば、
いいから。」
「あっ、そう言えば、純一くんが飲んだとこ見た事無いけど、
飲めるんだよね?」
裕美「うん、好きだよ。」
久美子「何がいいのかな?」
裕美「いつも飲んでるのは、
ビールだけど、好きなのは、
ジャックダニエルみたいだよ、
ローリングストーンズの
キース何とかってギタリストが
ステージで飲んでた、
とか言ってたよ。」
久美子「へぇ~、お酒強いんだ」
裕美「どうなのかな~。」
「乱れたのは、見た事無いけど」
久美子「うん、分かった、
色々、用意しておくから、
うまく誘ってみて。」
裕美「うん、分かった。」
という事で、
今回の新年会になったのだが、
純一が社長の頼みで、
挨拶回りの運転手を
する事になって、
新年会に遅れて参加となった。
そして、裕美は約束の10時に
久美子のマンションに行った。
裕美「ごめんね~、
純くんが新年の挨拶回りで、
遅れちゃって。」
久美子「仕事じゃぁ、
しようがないよ」
と言いながら、玄関で、
裕美を抱きしめ、唇を重ね、
濃厚に舌を絡めていく。
「ぅムん~っ、ん~~ン。」
「ピチャッ、クチャッ、クチャッ!」
「あムぅん~ぅ!」
愛し合う恋人同士でも、
ここまては、しないだろう、
という程の、ネットリとした、
貪る様な口づけを
交わしていく。
糸を引きながら、唇を離すと、
裕美「もう~、いきなりなんだから~、どうしたの?」
久美子「どうしたのって、
何ヶ月ぶりだと思ってるの?」
「私、ずっ~と、
我慢していたんだから。」
裕美「そう言えば、
ずいぶん、久しぶりよね。」
「確か、純くんが、泊まりで
出張の時以来だから、3ヶ月」
久美子「3ヶ月半!」
「裕美は、純一くんが居るから、いいけど、私は、・・・」
裕美「ごめんね~、
でも、久美だって~、
お客さんとしてるでしょ~」
久美子「あれは、ビジネス。」
「愛は、無いわよ。」
裕美「とか言って、
楽しんでるくせに。」
久美子「確かにね~。」(笑)
二人寄り添いながら、
リビングルームに入る。
キッチンカウンターの上に、
久美子が用意した、
酒類が並んでいる。
裕美はカウンターの前に立つと
裕美「そう、これこれ、
純くんが好きなやつ。」
と、ジャックダニエルの
ボトルを手にする。
その後ろ姿を、ネットリとした瞳で見つめる久美子がいる。
その時の裕美は、
白いブラウスの上に、
オフホワイトの
ニットレースのカーデガン、
シルバーグレーの
ダウンジャケット、
ベージュのコットンパンツ。
大きめのお尻を、
そのコットンパンツが包んで、
パッツンパッツンになり、
うっすらパンティラインを
浮かび上がらせている。
実は純一は、
誰にも言ってはいないが、
このコットンパンツを履いた
裕美の後ろ姿が、
殊の外好きだった。
久美子も、例外では無い様だ。
裕美は、持っていた、
ボトルを置くと、
裕美「エアコン強いね。」
と言って、ダウンジャケットを脱ごうとした。
久美子はすかさず後ろに立つと
裕美の肩からダウンジャケットを剥ぎ取る。
そのまま、寝室のドアを開け、
ウォークインクローゼットに
入りハンガーにかける。
裕美「ごめんね~、わざわざ
かけなくてもいいのに」
ついて来たのか、すぐ後ろから声がする。
久美子「純一くん、
何時くらいになるって?」
裕美「午前中には
終わるって言ってたよ。」
久美子「そう」
「カーデガンも脱げば、
暑いでしょ。」
裕美「そうね~、
あっ!自分でやるから」
と言って、
クローゼットに入ってくる。
入れ代わりに久美子は寝室に
出て、寝室のドアを閉める。
久美子は部屋着のワンピースの
ファスナーを下げて、
ストンとワンピースを脱ぎ、
黒に赤いレースの
ブラとショーツだけになると、
クローゼットにいる
裕美を後ろから抱きしめる。
裕美「あぁん、もう・・・」
久美子「裕美、我慢できないよ」
裕美の後ろから手を回し、
ブラウスのボタンを外しながら
裕美の首筋にキスをした。
裕美「はぁぁ~ン、久美~」
裕美の躯はのけ反り身悶える。
久美子は裕美を逃さない様に、
衣服を脱がしながら
全身に愛撫を繰り返す。
裕美「久美~!クミ!いぃ!」
久美子「裕美!可愛いわ。」
二人は見つめ合い、
再び唇を合わせる。すでに、
二人共下着姿になっている。
互いに抱きしめ合い、
ブラジャーのホックを外す。
お互い、胸を愛撫しながら、
縺れ合う様に、
ベッドに倒れ込む。
久美子「裕美~、可愛いわ、
たっぷり愛してあげる。」
裕美「純くんが来ちゃうよ~。」
久美子「大丈夫、その前には、
終わらせてあげるから。」
裕美と久美子の中では、
純一が来る前に終わらせて、
何事もなかった様に
純一を迎えるつもり
だったらしいのだが、
純一が思っていた以上に、
早く来てしまったため、
急遽、前回の様な展開に、
成らざるを選なかった。
純一が、正月の挨拶回りを、
早めに済まし久美子の
マンションの前に着いた。
午前11時半。
その時点で、久美子は2回、
裕美は3回、絶頂に達していた
そして、久美子は裕美を
4回目の高みに導こうとしていたまさに、その時、
純一がマンションの
エントランスでオートロックの
インターホン押す。
久美子「えっ?!もう来ちゃったの?」 戸惑いながら、
ベッドサイドに有る、
インターホンの受話器を取る。
久美子「は~い、」
純一「純一です」
久美子「早かったね、ど~ぞ~」
と、インターホンの
扉開のボタンを押す。
裕美「純くん?」
久美子「うん、そう。」
裕美「ヤバッ!支度しないと」
と、慌てて起き上がろうとする
裕美を久美子は押し倒し、
キスをしながら、
久美子「ローションも使ってるし、今からシャワー浴びてたら
間に合わないから・・ネッ!」
と言いながら、
裕美の熱く塗れそぼる蜜壷に、
人差し指と中指を滑り込ませる
裕美「えっ?!そんな~・・・」
久美子は裕美のスポットを攻め上げる。
裕美「あぁ~ン!ダメ~!」
久美子は今日までどうやって、
二人の関係を、
純一に理解して貰おうか、
いろいろ考えていた。
お酒を飲んで、酔ったところでそれとなくHな話に持って行こうとか、王様ゲームでもして、
そういう雰囲気を作るとか・・
まさか、こんなに早く来るとは
思っていなかった。
でも、もう、こうなったら
純一くんにはショックは
大きいかも知れないけど、
一か八か、このまま、
ありのままの姿を見て貰った
方が、手っ取り早いかも、
と思っていた。
すると、
玄関のインターホンがなった。
久美子は裕美を攻めながら、
インターホンの受話器を取る。
純一「純一です」
久美子「開いてるから、
入って鍵閉めてから、
入って来て~。」
純一「はい。」
純一が、ドアを開けて
入って来る音が聞こえます。
久美子「こっちの部屋だよ~!」
と声をかけて、
裕美の耳元で、
久美子「裕美~、
純一くんが来たよ~。」
裕美「やぁ~ん、どうしよう。」
久美子は、
さらに裕美を刺激しながら、
久美子「大丈夫、私に任せて」
純一を誘い込む様に、
久美子「こっち、こっち~」
と、声をかける。
静かに、寝室の扉が開き、
見慣れないスーツ姿の、
純一が、寝室に入って来る。
敢えて、
純一の存在を無視する様に、
顔は上げずに、横目で
純一の反応を伺いながら、
裕美への愛撫を繰り返す。
純一には聞こえ無いくらいの
小さな声で、
久美子「純一くんが・・・」
「見てるよ・・・」
裕美は恥ずかしさからか、
純一に気を使ってか、
声を出さない。
唇だけが、
裕美「い・や・ー」
と動く。
絶頂が近いのか、その唇は、
プルプルと震えている。
純一は、突然見せられた光景に
ただ、唖然と立ち尽くしていた
久美子は顔を上げて、
純一を見る。
その純一は、
怒って怒鳴り散らす事も無く、
部屋を出て行く気配も無い。
ただ、口を半開きにして、
おそらく、
この部屋に入ってから、
瞬き一つしていないだろうと、
思える様に、
目を大きく見開いて、
突っ立っている。
この時、久美子は(堕ちた!)と
確信した。
偶然から、こんな展開になってしまったが、それが反って善かった様だ。
久美子「ちょっと待っててね、
裕美、もうすぐだから。」
と純一に言うと、
裕美を絶頂に導く為に、
本格的に攻め出した。
純一に見られている、
恥ずかしさから
裕美は相変わらず、
声を出さないで、
快感を現している。
M字に開いた股間で、
久美子は唇、舌、指を
駆使して、裕美を攻めている。
その久美子を見つめ、
快感の波に堪える様に肩を竦め
久美子の頭を両手で挟む。
久美子は舌でクリに
刺激を与えながら、
上目使いで裕美と見つめ合う。
裕美(あぁッ、クミ、いぃ、)
声にならない快感を唇で現している。
そんな裕美に久美子は、
さらに絶頂に向けての
攻めを強くする。
裕美(やぁぁッ!もっと、もっと)と言う様に、
久美子の髪を掻きむしり、
腰をぐりぐりと突き出し、
絶頂に向かって昇って行く。
躯を弓なりに反らすと、今まで
我慢していた艶声を発する。
裕美「あぁッ!久美!だめッ!」
「いやぁ!また逝っちゃうヨ!」
「あぁぁッ!逝く!イック!」
「逝っちゃう~~~!あんッ!」
その光景を、額に汗を滲ませ、
股間を、大きく膨らませて、
立ち尽くす、純一が、
瞬きもせずに、見つめていた。
※元投稿はこちら >>