しかし、悪い事は続く物で、
年末の30日に、
俺のポケベルが鳴った。
まさか、こんな年末押し迫って仕事じゃ無いよな?と、
思いつつ、会社に電話をした。
社長が出て、
実は、大掃除してて、
ギックリ腰をやって
しまったらしい。
それで、4日の新年の挨拶回り
の運転手を頼めないか、
と言う事だった。
「4日は、予定が有るから、
無理です。」と言うと、
どうしても、
行かなければ、いけない、
2社だけでいいから、
午前中で、終わるから。と
半強制的に頼まれてしまった。
裕美に話すと、
裕美「いいんじゃない、
久美との新年会だって、そんなに、早くからじゃ無いから。」
と、軽いノリで返ってきた。
まあ、しょうがないか。 と
渋々、引き受ける事にした。
4日の当日、
裕美「私、先に久美の家に、
行ってるから、はいこれ!」と、
俺に久美子のマンションの
部屋番号と電話番号の
書かれたメモを渡された。
裕美「だいたい解るよね、
オートロックだから、
下でインターホン鳴らして。」
「何かあったら電話して。」
と、言われ。
純一「うん、分かった、
なるべく早く行くから。」
と、着慣れないスーツを着て、
社長宅へ向かった。
社長の腰は、思った以上に、
悪く、とても運転できる
状態では無く、
(こんなに、酷いなら、
新年の挨拶位止めればいいのに)と思ったが、
社長いわく、
「職人のお前らには、
言っても、わからんだろうが、
こう言う事を、怠ると、
家みたいな、零細企業は、
すぐに、仕事が無くなるだ。」
「よく、覚えておけ。」
と言って、痛む腰を抑えながら
得意先回りを始めました。
社長の車は、どノーマルの、
ミツ〇〇のディ〇〇〇テの、
ステーションワゴンで、
高級車に、慣れない俺には、
あのフワフワした、
乗り心地が、気持ち悪く、
非常に、運転しにくかった
(足回りをもっとカタメれば、
良くなるのに、)
と、思ってしまった。
正月と言う事もあり、
道もすいていて、
思った以上に、早めに終わり、
社長から
「今日は済まなかったな」と、
包みを貰い、
急いで久美子のマンションに向かった。
包みの中には
大3枚入ってました。
久美子のマンションに
着いたのは、11時半過ぎ。
インターホンで久美子の
部屋番号を押すと、
久美子「はぁ~い、早かったね、どうぞ~。」と、
透明な自動ドアが、開いた。
エレベーターで5Fに上がる。
久美子の部屋の前。
部屋のインターホンを押すと、
久美子「開いてるから、
入って鍵閉めてから、
入って来て~。」
と、言うので、
その通りに入って行った。
奥の部屋から、
「こっちの部屋だよ~!」
久美子の、声が聞こえる。
短い廊下を通り、
リビングに入るドアを開ける、
リビングには、居ない?
リビング横の扉の中から
久美子「こっち、こっち!」
扉を開けて、中に入る。
そこで、俺の目に
飛び込んで来た光景は、
自分の目を疑う物だった。
俺の後ろで、扉が、
カチャッと閉まった。
その部屋の光景は、
窓にはカーテンが引かれ、
淡い光りの中で、
部屋の中央に白いベッドがあり
そのベッドの上で、
全裸の裕美と久美子が、
抱き合っていた。
部屋の空気は、二人の熱気の為か、暑いくらいに感じる。
そして、俺の目の前で、
戯れる二人の肌は、
興奮の為か、桜色に染まり、
汗の為か、
キラキラと輝いて見える。
久美子が上になり、
裕美に唇を重ねながら、
胸と股間へ手を這わせ、
愛撫を繰り返していた。
俺は、その光景を、まるで、
美術館の絵画を観ている
感覚で、眺めていた。
ある程度、
予想と期待はしていたが。
いきなり、前触れも無く、
見せられた現実に、
俺の脳が、対応出来ていない。
その時の俺の正直な感想は、
【美しい!】
だった。・・・・・
ふと、久美子が俺に振り返り、
久美子「ちょっと待っててね、
裕美、もうすぐだから。」
と、裕美への愛撫を再開する。
久美子の唇が、裕美の唇から
離れ、徐々に下へ・・
そして、
M字に開いた裕美の股間に
久美子が顔を埋め・・・
【ピチャッ!クチャッ!クチュッ!】
と、隠微な水音を響かせる。
今まで我慢していたのか、
裕美の艶声が大きくなる。
裕美「あぁッ!久美!だめッ!」
「いやぁ!また逝っちゃうヨ!」
「あぁぁッ!逝く!イック!」
「逝っちゃう~~~!あんッ!」
裕美は久美子のクンニで、
躯を弓なりに逸らせて、
腰をガクガクと痙攣させながら
逝ってしまった。
久美子は、裕美の股間から、
顔を上げると、唇の周りを
裕美の淫汁で濡らしながら、
俺の顔を見ると、
今まで、裕美の膣内を
愛撫していたであろう、
右手の中指と人差し指を
舐めながら、立ち上がり。
扉の前で、突っ立っている俺に
向かって、歩いて来る。
初めて見た、久美子の裸、
全体的にスリムな肢体、
手足が長く、それでいて
ボリュームの有るヒップ、
淫毛は、余り濃くなく、
綺麗に調えられている。
胸はBかCと言ったところか
裕美よりは小ぶりだが、
程よく実り乳首は
ツンッと上を向いている。
明らかに、裕美とは、
いい意味で対象的だ。
俺の前まで来ると、久美子は、
「フフッ、スーツも似合うのね、
初めて見たわ。」
「今日は私にとっても、
純一くんにとっても、いろいろ
と初めての日になりそうね。」
と言って、俺のスーツを脱がし始める。
いつのまにか、俺のペニスも
完全勃起していた。
軽いキスをして、
次第に脱がしながら、
首筋から乳首へ舌を這わせて、
ズボンのベルトを外し、
ファスナーも下ろす、
ストンとズボンが落ちる。
黒いボクサーパンツを、
突き上げる様に
張り出した股間を、
久美子は、厭らしい瞳で
見詰めながら、
久美子「溢れてるね。」と
先走り汁を指に絡めて、
ぺロッと舐める。
ボクサーパンツのゴムを掴むと
一気に下へ下ろす。無理矢理、
下を向かされたペニスが、
バネ仕掛けの様に跳ね上がる。
久美子はそのペニスを、
そっと握ると、2、3度扱くと
久美子「裕美の言う通り、おっきいね。」
「フフッ、もう、準備万端ね。」
と、俺の背中に周り、
ぴったりと躯をくっつけた。
背中に久美子の胸があたる。
しっとりとした中に、
ヌルッとした感じが
伝わって来る。
久美子「さあ、裕美も準備万端
だから、早速、愛してあげて。」
と、俺の背中を押す。
俺は、夢遊病者の様に
裕美の横たわるベッドに向かう
ベッドの際まできて、
自分の姿に気付く、
俺は全裸に紺の靴下だけと言う
情けない格好をしていた。
靴下を脱ごうとしている俺に、
久美子が近付いて来て。
久美子「これ、使った事ある?
すごく気持ち良いから。」
と、俺の胸元から薄ピンク色の
ヌルヌルした液体を、
体、全体に塗り付けました。
ローションの様です。
そう言えば、10年程前に、
元々、風俗嫌いな俺を、
先輩が先輩の奥さんへの
アリバイ工作の為に
無理矢理、ソープランドに、
連れて行かれた時に、
使った覚えがあります。
(その時、先輩は、奥さんに、
純一と飲んで帰るから、
遅くなると電話して。
事が終わった後
お姉ちゃんの角の丸い名刺と、
サービス券を、俺に持ってろ、
と渡しました。
まぁ、全部、
先輩のおごりだったので、
文句は言えませんが、
一月後位に、サービス券有るかと持っていきましたから、
また行ったみたいです。(笑))
裕美と久美子の躯の、
隠微な輝きの原因も、
このローションの様です。
俺は全身にローションを塗られ
裕美の躯を、包む様に、
覆いかぶさりました。
裕美の柔らかい躯が、
ローションのヌルヌルと、
相俟って、なんとも言えない、
気持ち良さです。
俺は、裕美に口付けしながら、
ローションで滑る、裕美の肢体を堪能していました。
裕美「純く~ん、いいの~、すごく気持ちいい!」
「あぁ、もっと!もっと抱いて」
純一「裕美、綺麗だよ!」
その横には、そんな二人を、
妖艶な、瞳で見つめる、
久美子がいました。
俺の目には、
その久美子の姿は、まるで、
悦楽の迷宮の森へ誘う、
エルフの様に写りました。
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