加藤が顔を見せたのはとっくに9時を回っていた。
「こんばんわ・・息子を迎えに来ました」
「加藤さん、お疲れさん・・・息子さんは私の布団で寝ていますから」
美佐江は、失礼かと思ったが浴衣の寝巻着姿で迎えた。
「お食事まだなんでしょう、先日の葬儀ありがとうございました」
「さあ、どうぞ残り物ですけど召し上がって」
「いいんですか・・・ご主人は?」
最近見かけない勇夫のことを尋ねた。
「今、転勤で居ないんです、そのうち安い借家でも見つかったら私も行くつ
もりですの」
この言葉が加藤を刺激した、そして食事をしながら魔が差したように、よ
からぬ事を考えていた。
「そうですか・・今お独りなんですね?」加藤の目付きが変わった。
「こんなきれいな奥さん置いて・・・僕、奥さんのような人、好みです」
「加藤さん、うまいのね・・・」美佐江は話をかわそうと台所の流しに行っ
た。
野菜籠に夏野菜のゴーヤ瓜があるのに加藤は気づいた。
汗臭い厳つい加藤が美佐江を追うように背に迫った、そして肩に手を掛け
た。
「やめてください・・・大樹君がいるでしょう」
「だから静かにしてくださいよ・・奥さん」
ゴーヤをひとつ手に取ると
「奥さん、これが好きなんですか、このイボイボいいですかねえ」
いやらしそうに美佐江の目の前にかざしながら浴衣の襟元からすばやく手を
入れて乳房を弄った。
「やめてください・・・・」
「いいオッパイしてるじゃないですか」
「奥さん、もう一度風呂にはいりませんか・・・旦那さんといい事してるん
でしょう」
美佐江はあまりの恐怖で震え逃げ出すことも出来なかった。
「さあ・・」
脅されて仕方なく浴室に向った。
脱衣所に入ると加藤は電灯を付けた。
「さあ・・脱いでもらいましょう・・」
加藤はそう言いながら自ら作業着を脱ぐと背中に彫られた刺青を見せて威嚇
した。
「勘弁してください」蚊の鳴くような声で言った。
しかし加藤は首を横に振った。
美佐江は仕方なく浴衣の帯を解き脱ぐと浴衣はスルと床に落ちた。
ふくよかな白い肌と、はちきれそうな尻が眼に浮かんだ・・
ノーブラの乳房が顔を覗かせた・・・
予想どうりだ・・・・生唾をゴクリと呑みこんだ。
「下の物も取ってもらおうか・・・」
「恥ずかしいわ・・・向こう向いてて下さい」
また加藤は首を横に振った・・・・
美佐江は渋々パンティーを窮屈そうに脱いだ、白桃のような尻肉が剥き出
し股間の黒いヘアーが・・・・
「いい眺めだ・・・」
美佐江は目を伏せ、両手で豊満な乳房を隠すようにして立った。
いやらしい加藤の眼が血走り、美佐江を舐めるように見つめるのだった。
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