Chapter XⅢ(合鍵はもうひとつ・・・6)
一旦比呂美とは別行動で行くことにした。明日は授業が休みだし、カレシ
は、何の仕事かは知らないが夜勤日で、明日の昼過ぎまで来ない。 新婚で住
むマンションなんで、それなりに防音は良いはず。しっかりと時間をかけて
アイデアの準備をしていこう。 入ってくる電話とメールさえ上手く処理出来
れば、明日の午前までは比呂美を自由に出来そうだ。 比呂美は、元に戻った
と信じてるが、暗示のキーワードひとつで、操り人形のように動くから、問
題ない。 前回のように一緒にタクシーに乗り込む。普段飲んでる居酒屋のサ
ワー類と違い、口当たりは良いが強めのカクテルをたっぷり流し込んである
ので、相当酔っ払ったはず。 タクシーの中で、始めから眠そうで、ただでさ
え細い目がトロンとなり、会話も途切れがち。 ちょっと放置したら、ウトウ
トしてきたので、軽く太モモを撫でてると、肩に寄っかかって来た。支える
ように背中に手を回してやると、頭が前に傾き出す。もう片方の手で前から
支えながら、目測Dカップの左オッパイをギュッと掴んで揉んでみても無抵
抗。奥の肩を抱いた手を背中の下から服の中にあるブラホックを探り当て外
す。前が浮いたブラをズラし、乳首をコリコリしたり潰してると、プックリ
と大きくなってきたのが指先に伝わってくる。 ホントに近いから、これだけ
でもうマンション前。 バッグからサマンサのハート模様の長財布出してみ
る。タクシー代払ったら、あと小銭しか残らないので、カード払にした。 車
から引っ張りだしたが、足にキテるのか、まっすぐ立てず、よろけながらエ
ントランスに向かう。オートロックは、キーじゃなく暗証番号らしい。 グニ
ャッとした体を支えながら「番号!押さないと帰れないから…いくつ?」と
耳の中に叫ぶ。反応が無いので、刺激を与えて、目を覚ましてもらわなき
ゃ!さっき叫んだ耳の後ろから舐め回し、耳の穴に下を差しこんだり、全体
を口でキューッと吸いあげたりをくり返してたら、鼻から「アフンッ…」と
声を出した。 「早く押さないと!」ヒザから崩れそうな体を背後から両方の
オッパイと乳首をグイグイ揉んでやる。「イヤン…ダメぇ…変になっちゃう
ぅぅ」「だから、早く開けないと!何番?」とせっつく。ボーッと赤い顔に
なりながらも「アンッ…アアンッ」としか喋らない。どうやら本性は、かな
りのMオンナ。ならば…「開けないと、一枚づつ、服、脱がせちゃうよ、ほ
らっ!」とニットのミニスカートをたくし上げ、黒タイツ姿の下半身にす
る。「ヤーダ…バカッ!」と言いながら両足を切なそうにモジモジと擦り合
わせて体をよじっている。「まだ出来ないの?じゃあ!」とタイツを剥き下
ろす。「ちょっ…ちょっとぉぉ…」と言いながらもバネルの前で壁に両手を
ついて、黄色いパンティだけになったお尻を突きだす格好。まるで『ハメて
下さい!』と言わんばかりの体勢だか、まだ人の出入りがある時間なんでグ
ッと抑えて「番号、押さないと!」と突きだしたお尻にバシンッとスバンキ
ング!一発。ビクッとして目が開いてこっちを見る。「あれっ…?ケンく
ん…?じゃなくて…あれっ…?あっ…ヤダッ…!私…間違って…」と酔いか
ら覚めたみたいで、正面に向き直る。パンティには大きな恥ずかしいシミが
広がってる。 「こっちもビックリするよ!いきなりスカートまくってタイツ
脱ぎだすから、おしっこでもしたかったのかと思っちゃったよ!」と声をか
け、比呂美が自分で脱いだことにして切り抜ける。 言われて、下半身の姿に
気づいて…「あっ…、そう言えば、送って頂いてて…ヤダッ!あんまり覚え
てなくて…すみません!」とバッグで前を隠しながらお尻の下のタイツはそ
のままで、スカートだけを直していく。 「いいよ、大丈夫。今日はさ、カワ
イイ比呂美ちゃんと飲めて、2回もカラフルなパンティ見れちゃうなんてラ
ッキーな日だったからさ」「そんな…ああ…あの…他の人には言わないでも
らいたいんです。」と半ベソ顔で懇願してくる。 「大丈夫!誰にも話さない
から安心して!」と伝えると、「よかった!一緒にいた人が◎◎さんで!や
っぱり大人の余裕ですね!」「そうそう!言えないよ!男ひとりの教室で、
マンションの前で、比呂美さんの、シミ付き黄色パンティ見ちゃったなんて
ね!」 「ハイ、内緒でお願いします。じゃあ…」と振りかえろうとしたら、
まだフラついてヨロけてる。「危ないなあ…エレベーターの下まで送るよ」
と背後から支えながら、比呂美が押した解除番号6ケタを記憶する。 結局、
ブラが外されてるのも気付かず、エレベーターの中に崩れるように乗り込
み、正面の壁にもたれかかる。「何階?」と知ってるのにわざと聞き、ボタ
ンを押してあげる。 「じゃあまたね!」と外から手を振ってたら、ズルズル
と体が沈んで、尻もちついたペッタン座りの女を乗せてドアが閉まった。 全
部のセキュリティが確認出来たので、さあ明日迄に要るモノの買い出しに出
発しよう。今夜のテーマは、スーパーで新婚家庭に欠かせないグッズ捜し…
奈穂美んちとは違って、まだまだ足りないモノだらけ…
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