Chapter XⅢ(合鍵はもうひとつ・・・4)
帰り支度をして教室を出る。最近は、各グループが揃って駅まで行くのが普
通になってきた。
エレベーターに向かい、先頭で待ってると、ほかのグループや、ここの専門
学校生の帰りと重なった。ドアが開いた時に、うまく回りこんで、奈穂美の
お尻を押し触りながら奥のコーナーまで誘導する。
クルッと奈穂美の体を半回転させて、オレと正対させた。続々と学生が乗っ
てくるので、奈穂美との距離が縮まって、押された風に接近しながら、皆の
目線の届かない右の壁側から腰に手を回し、お尻をギュッと掴んでやる。
学生が乗り過ぎてブザーが鳴る。入口辺りの女子学生がキャーキャー言いな
がら、乗ったり降りたりを繰り返して、上手く時間を作ってくれたので、素
早くスカートをたくし上げる。
もう奈穂美はうつむいてされるがままの状態。スカートの中で、またストッ
キングを剥き下ろし、股下から指を差し込むと、湿っぽいヒモの感触。そし
てヌルッとした窪みに指先が沈んだ時、やっとドアか閉まった。エレベータ
ーが下がり始める振動に合わせて、ズボッと沈む中指とすれ違うように、ト
ロみのあるマン汁が奥から湧き出て手のひらに溜まっていく。
下の2Fで停まる。誰かが「何で?これくらい階段だよね」と小声でボヤく
が、職員室があるので、おじいちゃんみたいな先生が乗ろうとしている。せ
っかく時間稼ぎしてくれたんで、親指を半分アナルに差し、中指とコラボし
ながら腟壁を挟んで円を描くように回してみる。
奈穂美のヒザがカクッと折れ、ズルッと体が沈みかけた。ここでバレたら大
変なんで、バッグと体で壁に押し付けるように支えた時、前からアソコを直
撃したバッグの刺激も加わったのか、プルプルと震えて、赤い下着に恥ずか
し汁を噴きだした。1Fに着き、手を抜いた。汁まみれのまま、奈穂美の左
手を握って、濡れ具合を伝えてやる。
最後に降りながらスカートで手を拭いた。一日中イキッぱなしで充実した時
間を過ごせた奈穂美は、日暮れ近くなった冷たい秋風を、丸出しのお尻に感
じながら、フワフワした足取りで駅に向かって行く。
駅前の大きなスクランブル交差点で信号待ち。トロトロ歩く奈穂美は当然一
番後ろで立ち止まる。今日最後のサプライズで、ワンピの上に薄手のカーデ
をはおった背後に密着し、腰から背筋に沿って親指でなぞり上げ、中心にあ
るブラホックの位置を見つける。
肩をピクッとすくめるが、構わず人差し指で挟んで、軽く後ろへ引っ張っ
て、さあ行くぞ!のサインを送る。蚊の鳴くような声でボソッと「ヘ、ヘン
タイッ…」奈穂美が呟いたのに合わせて、摘んだホックを右横に引く。
2段とも、キレイに外れ、両脇にダランと垂れて行った所で歩行者信号が青
に変わる。 ブラが外れ、バンストはずり下がり、グショグショに濡れたヒモ
パンの前と、丸出しのケツに冷たい秋風…暇な日なら電車まで連れて行って
あげるんだけど、今日は後が詰まってるんで、これで奈穂美操り人形の糸は
切ってあげるからね…
改札で電車、地下鉄、バスに別れてバラバラと流れ解散。「じゃあ、ちょっ
と本屋さん行くんで!」とグループを離れて行く。奈穂美の意外そうでホッ
としたビミョーな笑顔と別れ、今夜の仕込みに取りかかる。
例のワインバーのマスターから紹介されてた人物に連絡し、今日のターゲッ
ト情報とその調理方法の打ち合わせを済ませておく。
本屋で時間を潰し、日も暮れて来たので、まず先にホテルのラウンジバーに
入る。一人だと告げると、カウンター席に通された。だいたい15分の時差
で比呂美とカナが来ることにしてある。打ち合わせ通り二人がやって来た。
まずそのまま窓際の席に着き、しばらく時間を使う。この間に、比呂美は婚
約者にメールしたり、カナと二人でいる所を撮ったり、ひととおり必要なア
リバイ工作の手順をカナの指示通り進めていく。
やがて、カナが立ち上がり手招きのOKサインをくれ、ボーイに話しかけ
た。そのボーイに案内され二人のテーブルへ。最後に三人で写真一枚だけ残
して準備完了。
6時前の早い時間帯だから、店のスタッフも多少多目に見てくれた。ここか
らが、デート風比呂美料理の開始。ただし、自分は大丈夫と思ってるカナ
も、実は…今夜の食材にするエロ調理人のターゲットになるんだけど、そん
なことは露知らず、三人の最初の乾杯で、楽しい夜の授業がスタートした。
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