Chapter Ⅸ (面接で・・・・2)
那央を連れ、先に男性用のトイレに入る。大きなホテルのわりに、こじんま
りしているし、目立たない場所で、通路も両側壁に囲まれ、人の出入りが少
ないポイントだ。ドアを開け、誰もいないのを確認し、那央の手を引いて個
室に二人で入る。
フタの上に腰を下ろし、正面に那央を立たせ、コートを脱がせる。スカート
はヒザ丈より10センチくらい上で、タイトじゃなく、割とフレアっぽい感
じになってる。
「どれがいいかな?今日の必勝グッズは?何も見ずに手でつかんでみな。今
日は大サービスで、2個装着出来るぜ!」とバッグの中に、那央の手を入れ
させる。「何があるの?変なもの、あるんでしょ?」と言いながら、最初の
グッズを取り出す。
「ありゃ、また大物引いちゃったね!」出てきたのは、革の拘束ブラ。「い
やだ、何これ、こんなのしていくの?」「さあさあ、急がないと、次!」と
もう一度手を入れさせる。「もう、どうせいやらしいのしかないんですよ
ね・・・」と2つめを出した。
「おお、これはまた、強烈なヤツ、大当たりだねぇ、那央ちゃん、運が強い
んだねぇ」次は、同じ革の貞操帯。内側の前と後ろには、それぞれ出っ張り
が付いている。一目見て、那央も、どう使うものか、分かったようだ。「こ
んなの、面接で・・・・」と絶句する。
「さあ、準備準備!まず、上脱いで!」とジャケット、ブラウスを脱がせ、
今日は珍しく白のレースのハーフカップのブラジャー、後ろを向かせホック
を外し、革の拘束ブラを付けさせる。このブラのいいところは、脇のほうの
両サイドに細い糸が付いている。
オッパイをギュッと絞り出す。まず、糸に重りになる5gリングを5個通
し、その先を乳首に両サイドから引っ張るように糸を巻きつけ、縛り付け
る。重りがあるので、たわんだ糸が乳首を程々に引っ張る感じになる。
「痛くなっちゃうよ、こんな風だと・・・・ブラウスに擦れるし、透けて見えち
ゃうかも・・・」「平気平気、ブラウスのボタンさえちゃんと留めてれば、普通
の黒いブラにしか見えないって!さあ次は下だよ、パンストを下げて!」
スカートに手を突っ込み、パンストをヒザ上まで下げさせる。「自分でスカ
ートまくって持ってな!」とスソを持ち上げさせる。お揃いの白の細かい花
柄のついたパンティが出てきた。
「ホントはこれも脱いだ後に付けるんだけど、面接にノーパンじゃエチケッ
ト違反だから、今日はこの上からね!」とまず腰をベルトで止め、股の部分
を後ろから持ち上げる。パンティをずらして、まずお尻にアナル用をねじ込
む。「痛い、そんな、無理やり!」
「濡らしてあげたいけど、急がないと遅れるからね、前も入れるよ!」と前
は、太くて長さ18cmのヤツを挿入しようとする。「あの・・・・これ、つけ
てもいいですか?」と出したのは、自分のポーチから出した乳液のビン。
「だめだめ、大急ぎだから、痛かったらエッチなこと想像して自分のオツユ
で湿らせて!」
と強引に入れていく。「あっ、いやん・・・・マジで痛いんですけど・・・」とちょ
っとガニ股気味になりなから受け入れた。パンストを戻し、装着完了。
トイレを出て、電車で一駅の移動があるのでホームへ向かう。「取っちゃう
と、ラッキーが逃げるから、ビルの前まで送ってやるよ。間違っても相手の
会社着いてから、トイレ行ったりすると、何この子、非常識だねえ・・・て不合
格にされるから気をつけないとね!」と一緒に電車に乗り込む。
まだラッシュ前なのでぽつぽつと席が空いている。「座れば?」と聞くと、
「あっ、いいえ。立ってたほうが楽なんで・・・・このままで」と言う。「いや
あ、面接って気疲れするから、座って言った方がいいよ、ココ座りな!」と
手を引いてシートに座らせる。
中腰で恐る恐るお尻を下ろす。座った時に、ちょっと小さな声が「う
っ・・・・」と漏れてくる。「ほらあ、座る練習しておかないと、本番で大きな
声出ちゃうから、よかっただろう!」「あっ、ハイ、でも・・・・ちょっと辛い
です。これじゃ、長い時間座ってられません}
電車が、ターミナル駅に近づく。大きな駅の近くは、切り替えポイントが多
い。つまりガタガタと振動が多くなる。ガタッと揺れる度、那央の口から小
さな悲鳴が漏れてくる。
駅に着いてホームを降りる時も、わざわざ階段に連れて行く。一段一段歩く
たびに響くようで、ハアハアいいながら降りていく。駅前のビルに、約束の
時間5分前に到着した。「じゃあ、行ってきますね!」とビルに入ろうとし
た那央に、「ああ、頑張ってね!」と声をかける。
ふわふわした足取りでビルに入っていく。大きな雑居ビルで、那央の受ける
会社は10階にあるので、エレベーターを使うよう。エレベーター前に立つ
那央に近づき、待ってる数人にまぎれて一緒に乗り込みながら、リモコンの
スイッチを入れる。那央のヒザがカクンと折れ、座り込んだ。
「大丈夫ですか?」と回りの女性に声かけられ、あわてて「ハイ、あっ、大
丈・・・夫です。ちょっと面接で、緊張してて」と必死にごまかしている。10
階に着いたところでスイッチを切る。5社くらいいろんな社名が並んでい
る。そのうちのひとつに那央が入っていった。
さすがに会社の中までは入れないので、外の廊下をうろうろしながら、電波
が届くかどうかわからないけれど、適当な間隔でリモコンのONとOFFを
繰り返してみた。果たして届いたかどうか・・・・30分位過ぎても出てこない
し、あまりこの場所に居続けても不審者に思われちゃうので、いったんビル
を出た。
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