ChapterⅦ バツイチの奴隷(3)
那央の前にしゃがみ、「自分でスソ上げて!」と命令。ニンジンが刺さって
少しはみだしている。ローターをクリ近くに当てる。「もう…まだやる
の…」当てながらスイッチを入れ反応を探る。「あうんっ…」と声が出た。
「ベスポジはここか」と聞くとコクンと首をタテに振った。「これ持って
な」と取り上げておいたバッグを持たせる「何するの?」「パンティの代わ
りにね!」とレジ横から借りてきた持ち帰り段ボール用のガムテでローター
を那央に貼りつけた。「よし準備完了」半分泣き顔の那央「また店に行くん
でしょ?もう明日から来れなくなっちゃったら不便だよー」「今日はスッピ
ンだろ?明日からはメークしてくりゃわかんないよ!」「ヒドーイ!結構ナ
チュラルメークのつもりなんですよ!」と口をとんがらせた。トイレから出
て「まだオレ晩飯食ってねえから買い出しして作ってくれよ!」「何か好き
嫌いありますか?」「そうだねぇ…あったかいニンジンで作った野菜スティ
ックとかさ!」「フフッ…出来てるかも…」とちょっとだけ笑った。 「落と
し物なしで買い出し終わったら、ご褒美もらえますか?」言われる前に自分
から聞いてきた。「いいぜ!出来なきゃ、また罰ゲームな!」「そんな…ま
だイジメるの…」「あれっ奴隷のくせに、歯向かう気?」「いえ、でも普通
の女に戻れないんですね…稚華ちゃんも私も…」 店に入る。普通にカートを
押しながら食材を選んでいるが、ミニスカ・ノーパン・ノーブラでニンジン
挟んでいる女。 チョイチョイローターを動かすが密着度が低いのか、あまり
効いてない感じ。レジも済ませ、袋に詰めている時に、保冷用の氷をひとつ
かみ持ち、袋を手に歩き始めた那央の後ろに近づき、部屋着の首のところを
つまんで氷を放り込む。 「ひゃっ!」と声が漏れ、力が抜け、足元にニンジ
ンがゴロンと落ちてきた。「あっ!」と声を出しながら、急いでニンジンを
拾いあげて店を出て行った。残念!ご褒美まであとちょっとだったねえ…さ
あ、罰ゲームが待ってるよ、那央…
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