Chapter Ⅳ 駅の人ごみで（第３編）
奈穂美とは、結局駐輪場でのエッチで３０分が過ぎてしまった。「もう時間
で、人を待たせてるんで、お願いです。帰らせて下さい！」と泣き顔で頼ん
でくる。「じゃあ待ち合わせ場所まで送るよ！」と言うと「いえ、困るし、
それに、こんな格好で一緒にいるとマズイですから」と嫌がる。まあそんな
に追い詰めてもこの奥サマはもうほとんど言いなりだからと思い、自由にし
てやった。
翌日の火曜、今日の予定は午前中が簿記、午後からはパソコントレーニング
の授業がある。簿記は座席が決まっているが、確かＰＣはフリーシートで適
当に座っていいはずだった。だったら、奈穂美を隣に座らせて、最後のダメ
押しをすることにした。
朝一のメールで、今日穿いてくるパンティのデザインを「●●なタイプ
で！」と命令する。帰ってきた返事が「そんなの持ってません。普通ので行
きますから････」とあった。それじゃ面白くない。那央に電話して持ってな
いか聞こうとしたが出ない。稚華美にメールするが返事がすぐには来ない。
もう一回那央にＴＥＬしたら繋がった。「持ってるか？」と聞くと、「３枚
くらいある。赤と黒が２枚かな････」さすがフェロモン出しまくりのバツイ
チ。「赤いの、穿いてきて！」と指示しておく。すると稚華美から返信。こ
いつも持ってるらしく、「白いのがあるんで、持っていけば良いですか？」
さすが穿いてくると言わないところが成長の印だった。
教室の座席が、那央は俺の斜め前が指定席。
最初の授業が５０分終わった休憩に那央にメールする。「今穿いてるのを、
ちょっと貸して欲しいから、今か、この次の休憩にトイレで脱いで来ておい
て！」と送信。那央がケータイを開き確認する。すぐ席を立って出て行く。
戻る前にこっちも廊下に出て外で待つ。女子トイレはひとつ下の階しかない
のでみんなが一斉に行きかう。じきに那央が階段を上がってくる。こっちが
階段を下りながらすれ違う時に接近して那央の手から受け取ってポケットに
入れた。
そのまま午前中の授業と弁当タイムの昼休み。早めに食って、ＰＣ教室をチ
ェックに行く。一人づつのＰＣ専用デスクがずらっと並んでいる。大体イメ
ージしていた通りのレイアウトと設備だった。女子は食後の歯磨きタイム。
みんな大きなバッグは席に置いてトイレに行った。奈穂美の赤いバッグにち
ょっと仕掛けをして、下に指示のメモを隠しておき、荷物を持って先にＰＣ
教室へ移動した。
教室には講師がスタンバイしていた。「席はどうすればいいですか？」と確
認すると、前から５番目までで、ちょうど縦が５列だから、その中だったら
好きな場所にとりあえず座ってください」とのこと。通常の簿記の授業が６
人で５列だから、適当に座ってから座席表をつくるようだ。一番窓際からひ
とつ中に入った列の最後尾に座り、隣の窓側最後尾を奈穂美用にとってお
く。徐々に皆入ってくる。人間やはり後ろから座るパターンが多い。奈穂美
が来た。こっちをチラッと見たので、窓側の席の荷物をどけて座らせる。今
日の奈穂美は、上が濃いブルーでニットのアンサンブル、下は黒のちょっと
絞った感じの膝下丈フレアスカート。茶に近いラインの柄を織り込んだスト
ッキング。
最初はＰＣの説明やら、ＵＳＢの配布やらがあり、Ｗｏｒｄの授業で、まず
入力が多い。まあそんなに苦手じゃないから適当にやっておく。奈穂美はそ
んなに早くはないが不自由はなさそう。講師は前に一人と巡回するアシスタ
ント一人。
午後イチの授業の終わりがけに奈穂美にメモ「さっきバッグに入れていたの
と、今のを次の休憩でトイレで交換してこい」さっき渡したのは、那央から
預かった赤いパンティ。休憩の声がかかったとき、バッグに手を突っ込み、
すばやく服の下からお腹の中に隠して立ち上がる。戻ってきた奈穂美に「自
分のは？」と聞くと恥ずかしそうに「持ってます」「違うだろ！教室の後ろ
のゴミ箱に入れてくるようになってるぜ。早く入れて来い」「でも、お掃除
当番が片付けたら････なくなっちゃうじゃないですか」
「いいから、早く置いて来い」と繰り返し、奈穂美はしぶしぶ席を立ち自分
が穿いていたパンティをゴミ箱に捨てた。
次の授業が始まり、今度は機能説明が多い。タイミングを図って奈穂美にま
たメモを渡す。「インストラクターが説明している間は、ポケットに手入れ
て、自分でオナニーしろ」右手側が窓なので、そっちなら他人には気づかれ
ないはず。最初はキョロキョロ周囲を気にして、なかなかポケットに手が入
らない。ノートに「やらないなら、あとがヒドイよ！」と書いて見せてや
る。ようやく右手はポケットに入っていく。
適度に入力もあるので、ずっと続けることは無理だが、意外と説明が多く
て、その度に奈穂美の顔が最初はポッと変わり、徐々に赤みが増してくる。
そして今日最後の休憩、トイレに行こうとする奈穂美の手を引きＮＧだと告
げる。回りが皆トイレに行った時に奈穂美の右側の窓の外を見るようなフリ
から「ポケットの中、引っ張り出して！」と小声で言う。「中って？」「中
の布の部分、出しな！」奈穂美が摘まみだしたポケットの底を、すばやくハ
サミで切り開く。「ああっ」とビックリした顔でささやく奈穂美。
「これで思いっきり出来るよな････」と奈穂美に言うと、「恥ずかしいで
す。先生の説明もわからなくなっちゃうし････」と嘆くのを無視して。今日
最後の授業に入る。
また同じように説明中のオナニーを続けさせる。左手で隠しているが、徐々
に右手の動きが早くなった。１０分くらいの説明で、また入力タイム。あと
２０分で終わりという時間帯になった。
そして、いよいよ最後の楽しみのメモを渡す。「授業終わるまでに、今ここ
で、パンティ脱いで！」奈穂美に穿かせたのは、那央から借りた左右をヒモ
で止めるデザインのもの。つまり、服とか脱がなくても大丈夫なタイプ。メ
モを見た奈穂美の顔色が青ざめた。首を小さく左右に振り、声を出さずに
「無理、無理」と口だけ動かしている。
ノートにまた大きく「×＝おしおき」と書いて見せる。脱ぐことも恥ずかし
いが、オナニーでグチュグチュになっていることが一番見られたくないは
ず。「ちゃんと出来たら、自分のを拾わせて返してやるよ！」と見せると、
周りを伺いながら、右手をゴソゴソ移動させながら、左右のヒモを解いてい
るようだ。ちょっとお尻を左右交互に持ち上げている。最後はスカートの中
で、パンストを下にずらしながら、引っ張り出しているみたい。
声を出さずに「出来たか？」と口を動かすと、小さくコクッと頷いた。ちょ
うどここで今日の終了の声がかかる。
日直の号令がかかる。「起立！」で奈穂美が立ち上がろうとして、邪魔だっ
たのか無意識にポケットから手だけ出てしまった。スカートの下にピンクの
布が落ちている。急いで拾おうとしてしゃがんだ勢いでしりもちをついた。
大きな音がして皆が振り返って見る。必死でヒモパンを手の中で丸めてい
る。
動けない奈穂美の代わりに、掃除当番が行く前のゴミ箱から、白に大き目の
花柄パンティを拾い出しておく。後で交換して那央に返してやらないと、那
央がノーパンで帰らなきゃならなくなるから････
最後はもう一回、駅の中でイジメてやりたくなった。
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