「うわ……うっ!」
フェラチオなど未経験の少年にとって、自分のペニスに女性の唇が触れるなど、まるで思いもよらないことだった。
熟れた女の唇はそんな少年の心をさらに掻き乱すように先端を愛おしげに這い続ける。
「あ……!あっ、あぅ…」
手にした勃起の先端にチュッ、チュッとキスを繰り返し、ぬめった舌先で鈴口の辺りを柔らかく刺激してくる。
「あぁっ!あっ、んあぁっ」
柔らかな舌と唇で張りつめた亀頭を刺激する熟れ妻の技巧の前に、少年は成す術なく声をあげ悶えた。
「気持ちいい?」
少年はせわしなくうなずいた。不意に舌が亀頭の裏すじに滑り、うねうねチロチロと舌が這いずりまわる。
「うわぁぁ… 里子さん…くぅぅぅ… 」
まだ舌だけの愛撫なのに、敏感な部分を舌でなぶられ少年は早くも射精の危機を迎えていた。
里子は上目使いでチラッと少年を見上げる。目を閉じ、歯を食いしばる少年の姿があった。
(まだよ、まだ…)
心の中で少年に言いきかせる。射精が近い事を察したのだ。里子は再びぺニスに目をやると、唇を大きく開いて一気に少年のこわばりを頬張った。
「あっ!あ、うぅっ、う」
少年はいきなりぺニスを飲みこまれた衝撃に叫ぶような声をあげた。暖かい粘膜の感触に包まれたそれはビクビクと痙攣し同時に体が震えた。
口の中で舌を蠢かせ、鈴口の辺りを柔らかく刺激してくる。かと思えば、舌が亀頭のまわりをグルグルとねぶり口をすぼめて亀頭を吸引してくる。
「あっ、あ、あ、あ、うっ!ぁぁぁぁ、そ、そんな…里子さん…うわぁぁ」
人妻の手慣れたフェラチオを前にして少年はあられもない声をあげ、身をくねらせた。童貞の少年にはこれがもう限界だった。
「あっ…あ!あ、あ、さ、里子さん…もうだめ、出ちゃう…あっあぁ!離れてくださいっ!」
身悶えし逃れようとする少年を、里子は少年の腰から下を抱きしめていた。離さなかった。
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