里子はそんな少年にもう一度微笑むと、手に乗せているボディソープを擦り合わせ泡立てていった。
「続けていいかしら?」
「は、はい…」
シャイな少年であったが、しかし母親ほどの年齢の女に体を洗ってもらうのを拒みはしなかった。むしろ恥じらいながらもこれから起こる快楽に期待してしいるようである。
(男の子、だものね…)
里子はそう心の中で呟いた。まだ触れてもいないのにビクビクと震えながら、先端から先走りの液を流している。
(本当に、わたしに興奮してくれているのね…)
その苦しげなこわばりの様子に、里子は胸が締め付けられる思いであった。
里子は少年の正面にひざまずいていたので少年の勃起が目と鼻の先の位置にあった。
欲情を示す少年のぺニスに惧れと微笑ましさを同時に感じながら、里子はわざとその剛直には手を触れず、いきなり少年の尻へと手を伸ばした。
「あ、あああっ!」
思わぬ刺激に少年は声をあげた。無理もなかった。いよいよぺニスに触れてくると思ってた目の前の人妻の指が、予想を反して今まで誰にも触られたことのない尻のすぼまりを優しく洗い始めたのだから。
「ああっ!そ、そこは自分で洗いますっ!!ううぅっ!」
少年は逃れようと身をよじったが動けなかった。里子の左手がしっかりと少年の腰をおさえていたからである。
「うっ!ん、あぁぁぁ、あっ」
里子は手を止めず、左手で軽く少年の尻たぶを割り開くと右手の中指をそっとその間に潜り込ませ、すぼまりを刺激していく。
「あぁぁっ、あぁ、くっ」
少年の体がくねる。
「うぅぅぅ、ん、あ!あぁぁ、あ、あ」
女のような喘ぎ声が浴室に響き、なんともいえない感覚に少年はあられもない声をあげ身悶えしていた。
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