赤城家に着くと、インターホンのボタンを押す。
「どちら様でしょう?」
インターホン越しに由美ちゃんが話しかけてきた。
「ゆーみちゃん、俺だよ俺。 健二だよ。 恭介もいるぜ。 また三人で遊ぼうよ」
「あ…貴方達……今は…今は学校のはずでしょ……」
明らかに由美ちゃんの声は動揺している。
二週間前の悪夢が甦ってきたのだろう。
「そんな事言わずに、入れてくれよ。 また気持ちよくさせてやっからさ」
「き…気持ちよくなんて……ありません」
「そんな事ないだろ、ヒィヒィ言ってよがってたじゃねえか
「か…帰って下さい 警察を呼びますよ」
「呼ぶなら呼ぶで構わねえよ」
俺はそう言って、由美ちゃんの携帯にあの時の画像を送った。
由美ちゃんが大きく股を開いて健二のチンポを挿入している画像。
インターホンの向こうで、由美ちゃんが脅えている姿が目に浮かぶ。
「まぁいいや。 今日の所は大人しく学校にでもいくか」
健二が驚いた顔で俺を見る。
俺は健二にウインクしてみせた。
「でも学校に行ったら、俺達イライラして理恵にその画像見せちゃうかもな」
健二はその言葉に納得して、ニヤニヤと笑った。
「それじゃあ由美ちゃん、ごきげんよう」
「ま…待って」
途端に呼び止める声。
「何かな? 俺達はこれから理恵に会いに学校へ行かなきゃいけねえんだけど」
「お…お願い、理恵には…理恵には言わないで下さい……」
「そんな事言われてもなあ」
「い…今ドアを開けますから」
由美ちゃんが慌てているのが、手にとるようにわかる。
そして、ガチャリと音がしてドアが開いた。
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