◆妻の嘘③
「そうだったの‥
早めに処理出来て良かったわね‥!
‥‥‥‥‥ ねぇねぇパパ‥
今日ね器の良いのが出来たのよ‥!
最近作った中では一番の出来よ‥!
今日、釜入れしたから来週には焼き上がるの‥!
楽しみにしててね‥パパ‥!」
‥言った‥!!
遂に妻が見事な嘘を付いた‥!
妻が嘘をつく時の表情と仕草を初めて知った‥!
「ほーっ‥それは楽しみだなあ‥
なあ梨恵‥!」
「どうだかね‥?
前もママ、そう言ってヘンテコ作品持って帰ってきたじゃん‥!」
「まあ-っ梨恵ったらひどいのね‥!
今度はちゃんと出来たも~ん‥!
‥‥‥‥‥ ねぇパパ-、梨恵に何か言ってよ‥!
もう~っ‥!」
〃キャ・キャ〃
と二人で大笑いしている‥
私もそんな二人に合わせる様に、
声を張り上げ笑ってあげたのだった。
‥‥‥‥‥‥‥
食事を済ませた私は直ぐに風呂に入り、ゆっくりと湯船に浸かりながら、
今日起こった出来事を思い返しながら自問自答した。
私は、何時頃から寝とられ願望を持つようになったのだろう‥?
若い時の自分だったら妻の浮気なんか絶対に許せないと思うう‥
それが今の私は、
驚く程冷静でいられる‥
それどころか‥
妻のパンティに付いた男のザーメンの臭いを嗅いだ瞬間に覚えたあの興奮‥
さっき、私に見せた嘘をつく時の妻の顔‥
それを私は楽しんでいた‥
私は‥
私の知らない妻の表の顔と裏の顔をもっと見てみたい‥
この時私は、心から本気で、そう望み始めていた。
男の誘いに乗り、
寝取られの生活を始めてみる決心が固まり始めていたのだった‥
‥‥‥‥‥‥‥
風呂から上がり、
リビングを覗くと、妻が一人でTVドラマを観ながらケーキを食べていた。
「梨恵は‥?」
「お部屋でお勉強」
「そうか‥頑張ってるみたいだな‥」
「ケーキは別腹だって言って、二個も持って言ったのよ‥」
「良いじゃないか‥育ち盛りなんだからさ‥」
「そうね‥
ダイエットする子よりは健康的だしね‥ ‥‥‥‥‥ おビール飲むでしょう‥!」
「あぁ‥!」
妻は、携帯はいつもテーブルの上に置きっぱなしにしている‥
今もそれは変わってない。
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