◆媚薬の効き目③
小さな声で妻が答える。
「違うの‥
何か‥‥何か奥の方が変なの‥!」
「奥の方って‥?
‥‥‥‥‥ お腹か‥?」
妻は、股間を押さえたまま顔を伏せて、首を左右に振っているが、
どことは言わない‥
私は妻の横に座り直し、肩に腕を廻し、顔を除き込みながら聞いてみた。
「どう変なの‥?
ちゃんと言わないと分からないだろう‥!」
妻の目付きが‥
セックスの時に悶えながら私を見つめる潤んだ瞳の様になってきている。
「‥奥が‥
‥‥‥‥‥ 子宮がズンスンするの‥!
何か‥変なの‥?」
凄い効き目だ‥!
媚薬がこんなに効くとは驚いた‥!
私はあえて、妻に聞いてみた。
「子宮が変って‥?それなら医者に観て貰った方が良いんじゃないか‥?
今から病院に行こうか‥?」
「大丈夫‥!
最近‥たまになるの‥
でも暫くすれば治まると思う‥」
「そうかぁ‥?
それなら良いが‥」
そう言って顔を近づけなが妻の顔を覗き込んでみる。
その時だった‥!
妻の唇が‥いきなり迫り、
唇を荒々しく重ねてきた。
余りにも突然の事に戸惑ってしまった私の口内を、
妻の舌はまるで蛇の様に激しく暴れ周り、私の舌に絡ませてくる。
私もそれに応える様に、妻の舌を激しく吸いながら絡め、
互いの唾液を貪り合った。
こんなに激しい、
長い接吻をしたのは 本当に暫く振りの事だ。
ぺニスは痛い位硬くなり、
完全に勃起状態になっている。
バイアグラを飲む必要は無かったかもだ。
「どうした良子‥? ‥‥‥‥‥ 俺の事‥避けてたんじゃないのか‥?」
「そんな事ない‥
体調が優れなかっただけ‥!」
「そうだったのか‥ ‥‥‥‥‥ 今日は大丈夫なのか‥?」
「うん‥大丈夫‥!ねぇ‥あなた‥
しよう‥!」
妻に〃あなた〃と呼ばれるのも久しぶりの事だ。
「良子から抱いてなんて言うの‥珍しいな‥!
そんなに抱いて欲しいのか‥!」
「うん‥!
抱いて‥!
あなたが欲しいの‥早くベッドに行こう‥!」
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