◆新たなる快感⑧
綾子と繋がった格好のままで、
私は妻からの電話に出た。
時刻は、
もうすぐ17:00になろうとしていた。
「パパ‥?」
「ああ‥どうした‥?」
綾子は心配そうな表情で、私を見つめていた‥
「さっきは、ごめんなさいね‥急に電話切っちゃって‥!」
妻の声は、普通の状態に戻っている‥
きっと、上田君との逢い引きを終え、
直ぐに電話してきたのだろう‥
「ああ‥良いよ気にしてないから‥!
手が離せなかったんだろう‥?」
私は、妻にそう答えながら、
繋がったままの綾子に、
ゆっくりとした動きでストロークを始めぺニスを打ち突けた‥
綾子は、眉を寄せながら顔を歪め、
声を出さない様に、必死で私を見つめながら口パクで訴えてきた‥
《あっ‥だ‥めっ‥
や‥め‥てっ‥‥》
綾子は、声を出さない様、必死で口パクでそう言っている。
「丁度、窯出しの時で、
皆で流れ作業の真っ最中だったのよ‥!」
良くもまあ‥ぬけぬけと‥
妻も嘘をつくのが、大分、板についてきたもんだ‥
「そうだったんだ‥タイミングが悪いときに電話してしまったみたいで悪かったな‥!」
妻と会話を続けながら、私は腰を振り続けた‥
《‥あっ‥あっ‥‥
だ‥め‥あっ‥あっ
‥や‥め‥て‥》
綾子は、顔を左右に振り、そしてまた私を見つめ、
声を出さない様、
必死で耐えながら喘いでいた‥
「んーんっ‥大丈夫だったから気にしないで‥
‥‥‥‥‥ パパ、お家に居る?」
「ぃ、いや‥出先だよ‥!」
《‥あっ‥あっ‥‥
ぃ‥やっ‥あっ‥‥
も‥う‥だ‥め‥》
綾子の我慢は、もう限界に達している‥
「そう‥
私、今からお夕飯のお買い物して戻りますから‥!
18:00回っちゃうと思う‥!」
「判った‥!
俺も、なるべく早く帰るよ‥!」
「は~い‥じゃあね‥!」
‥‥‥‥‥‥‥
「ああ、、あっん、
あっん、、あっん、
もう、、いじわる~
、、ああー…‥」
電話を切った瞬間‥
我慢の限界に達していた綾子は、
咳を切った様に、
雄叫びにも似た甲高い声で喘ぎ始めたのだった‥
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