◆新たなる快感⑥
「は、はぃ、ッ、、
、、、、、、、、、 ッ、、な、何っ、、
、、、、、、、、、 どう、、したの、」
平静を予想いながらも、
声を詰まらせながら答える必死な妻の声が返ってくる…
その不自然な様子から、
電話の向こうの今の全ての状況が想像出来た。
多分…
今妻は、確実に、
上田君にハメられながら電話に出ている…!
、
「あ、いや…なに、今、何処かなって思って…?」
「、、コホッ!、、 ぃ、今、、、、ッ、 ま、まだ、鎌倉、ッ
、、、、、、、、」
状況が分かっているからこそ、
喘ぎを必死に我慢している妻の様子が、手に取る様に解った…
そんな妻の声を聴いていたら、
私の中に、激しい嫉妬心と猛烈な興奮の炎が心に火を付けだした。
私のベニスは、バイアグラの効果と、
先程、二度めの射精のタイミングを逃していたせいで、固く勃起したままだった。
「…どうした…?
…………… 何か、様子が変みたいだけど…?」
わざとらしく尋ねてみた…
「、、ご、ごめんなさい、、、、、、、
ぃ、今、ちょっと、
、、手が離、、せな
いから、、、、、、
、、、、後でまた、
、、かけ直します、
ぁっ‥ー‥ー‥ー」
微かに、〃ぁ〃、と叫ぶ妻の声が聴こえた瞬間…電話は切れてしまった…
私の脳裏には‥
妻と上田君の絡み合う姿‥
彼に激しく突かれながら、歓喜の雄叫びをあげる妻の恥態‥が浮かんでいた。
そして‥
その二人の行為は、
今頃しっかりと隠し撮りされている事でしょう。
敢えて、電話をかけ直してみる事はしなかった。
暫くの間、
妻の声を思い出しながら、
一人で悶々とした気持ちになっていた私の元へ、
シャワーを済ませた綾子が戻ってきた。
シャンプーまでしたのか、
頭にはフェースタオルを巻き、
バスローブを羽織った綾子が、仰向けでベッドに寝そべる私の元へやって来ると私の横へ添い寝してきた。
「‥‥……?
どうしたの…?」
綾子が、怪訝そうな顔で尋ねてきた。
「…んッ…?
…何が…?」
「…何か…
ボーッとしてたよ…?
‥‥‥‥‥ 何か‥あった‥?」
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