◆綾子の性癖⑨
「 ‥‥‥‥‥ ‥クスッ‥!
出てきちゃった‥ ‥‥‥‥‥ お兄ちゃんの‥ ‥‥‥‥‥ ‥精 子‥!」
綾子は私を見つめながら、
嬉しそうに微笑み、無邪気な子供の様に舌をペロッっと出して見せた。
先程、中出ししたザーメンがまだ膣内に残っていたのだ。
何度かティッシュで股間を拭ってた綾子だったが‥
丸めたティッシュをジーッと見つめたまま、
まるで思い詰めるかの様な表情に変わり、綾子は急に黙り込んでしまった。
「 ‥‥‥‥? どうしたの綾‥?」
「‥‥‥‥‥」
綾子は、
丸めたティッシュを指で持て余しながら、
ジーッと見つめたままで、何も答えてくれない‥
「‥綾‥どうした‥急に黙り込んで‥? ‥‥‥‥‥ 何か俺‥綾が気に触る様な事でも言ったかい‥?」
「 ‥‥‥‥‥ んーんッ‥違うの ‥‥‥‥‥
私の事なの‥!
‥‥‥‥‥ 私‥‥
‥‥‥‥‥ お兄ちゃんに打ち明けないといけない秘密があるの‥!」
「 ‥秘密‥?
何なんだい‥秘密って‥?
‥‥‥‥‥ 話してごらん‥」
「‥話したら‥
きっと‥お兄ちゃん私の事嫌いになっちゃうと思う‥
‥‥‥‥‥ でも‥
話さなくても‥何れは解ってしまう事なんだけど‥」
「‥何なんだい‥?話してごらんよ‥
‥‥‥‥‥ 俺は、綾の口から何を聞かされたとしても、決して綾の事を嫌いに何かならないから‥!」
「 ‥ぅんッ‥!
‥判った‥!
‥‥‥‥‥ 話したら多分‥嫌いになると思うけど‥どうせ解ってしまう事だから、思いきって話すね‥!」
「だから‥
嫌いに何かならないって‥!」
この時私は、
少しばかりムキになって答えてしまっていた。
「ぅん‥ありがとう‥!
‥‥‥‥‥ あのね‥
‥‥‥‥‥ 私‥ね‥
‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ 感じすぎちゃうと‥ ‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ オシッコ‥
‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ オシッコ…漏らしちゃうの‥」
‥オシッコ‥?
私は、綾子が言った余りにも意外な答えに流石に驚きを隠せないでいた‥
―次話へ続く―
※次回は
《綾子の過去》です。
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