◆綾子の告白⑧
「前から綾ちゃんの事好きだったよ‥!」
私の言葉を聞いた彼女は再び視線を上げ、真剣な表情で私を見つめながら聞いてきた。
「本当‥?
本当に私の事、好き‥?」
「うん、好きだよ‥だからあんな事してしまったんだよ‥」
「いつから‥?
いつから好きだったの‥?」
「綾ちゃんが前、
家で呑んだ時に、
酔って俺に好きだってキスを迫った事が有ったろう‥」
「うん、有った‥!でもあの時本当はね酔って無かったの‥ 離婚して直ぐの頃だったから寂しくて、つい、本音が出てしまったの‥!」
「そうだったんだ‥あれからずーっと綾ちゃんの事が気になり始めて気が付いたら好きになってた‥!」
半分は嘘で半分は本当の気持ちだ。
「そうだったの‥? ‥‥‥‥‥‥ そんな前から‥
‥‥‥‥‥‥ 知らなかった‥
‥‥‥‥‥‥ 嬉しい‥!」
私を見つめていた綾子の瞳に涙が潤み出したと思った瞬間、突然、彼女は私に抱きつき、
私の頬に自分の頬を押し付ける様に顔を密着させると両手を私の背中に回し強く抱き締めてきた。
私もそれに応える様に綾子を力強く抱き締めた。
「好き‥!
ジロー兄好きよ‥」
突然の事に私はかなりの動揺を覚えてししまい、
私の鼓動は急激に高鳴り、同時に、股間に急激な血の流れを感じ始め、下着の中でペニスがあっという間に大きく勃起を始めてしまった。
密着させた頬を、
お互いが顔の中心へと滑らせながら互いの唇を貪る様にして唇を重ねていく。
私の口内で綾子のざらついた舌が乱暴に暴れ回り、
私もそれに応える様に綾子の舌を追いかけては互いの舌を絡め合う。
口内に溢れ出る唾液を互いが無心で貪り合い喉の奥に飲み込む。
「ん-ッ‥ん-ッ‥」
綾子の喘ぎが口内から喉を通って鼻息と一緒に鼻から抜け出てくる。
先日の接吻とは比べ物にならない程の濃厚で甘い接吻の味が刺激となって、
まるで電気の様に身体中を駆け巡り頭の中が痺れだす。
私は自分でも気付かない内にワンピースの上から綾子の乳房を左手で掴むと、
豊かな乳房を包み込む様にしながら強く揉んでいた。
「ん-ぅッ‥ん-ぅ
ん-ぅッ‥ん-ッ」
口内で喘ぐ綾子の声が一段と大きく鼻から抜けて室内に響く。
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