◆義妹・綾子⑥
ベッドの引き出しに予め隠しておいたゼリー、縮陰膏、を
妻に気付かれないようにそっと取り出すと、
素早くキャップを外し、
指の上にゼリーを押し出して、
その指を一気に膣の中に挿し込み、
膣奥から壁に添ってゼリーを擦り付けた。
妻は一瞬、ピクッ‥とはしたが、
ゼリーを塗った事に気付かないでいた。
そして‥
妻はとうとう堪らなくなったのか、
枕の下から顔を覗かせ、
潤んだ瞳で私を見つめると、
甲高い声で喘ぎだした。
「ぁ‥ッ‥ぁ‥ぁ‥
そ‥そこ‥ッ‥ぁぁ
ぃぃ‥ぁぁ─‥」
私は喘ぎ声を綾子に聞かれたらまずいと思い、とっさに妻の唇に唇を押し付けた。
深い接吻の中でお互いの舌を絡め、
激しく唾液を求め合う‥
すると‥
妻の唾液の味が‥
ほんのりとザーメンの残り香がした‥
先程、口で受け止めた上田君のザーメンの香りがまだ口の中に残っていたのだ。
その瞬間‥私は、
とても複雑な気持ちに襲われたてしまったのだが、
その一方で、
何とも言えない興奮が躰の中から込み上げてくるのを感じてしまったのだ。
その時だった‥
急に下が騒がしくなり、
一階から、
梨恵と結衣ちゃんの笑い声が聞こえてきた。
「お姉ちゃん‥!
梨恵ちゃん、帰ってきたわよ~‥!」
綾子が階段下から呼んでいる‥
私はとっさに‥
膣に挿し込んでいた指を引き抜いてた。
「あッ‥は‥は~い い‥今、行く~‥」
我に返った妻が‥必死で返事をする。
「あなた‥!
先に降りてて‥!
急いで着替えたら直ぐに行くから‥!」
そう言うと妻はベッドから跳ね起き、
バタバタとした動きで身支度を整え始めた。
「あぁ、判った‥!綾ちゃんに何か聞かれたら、
ママは頭痛がしてたから少し横になっていたんだと言っておくからな‥!」
「うん、判った‥」
そう言い残して私は、皆が居るリビングに急いで降りて行った。
リビングに戻ると、久しぶり会った事が余程嬉しいのか、
梨恵と結衣ちゃんが〃キャ、キャ〃とはしゃぎながら大騒ぎしていた。
「どうしたのジロー兄‥?
全然戻って来ないから心配してたのよ‥お姉ちゃんと喧嘩でもした‥?」
早速、綾子が心配そうな顔で尋ねてきた。
「い‥いや‥!
良子が少し頭が痛いって言ってたもんで少し様子をみていたんだよ‥!」
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