ハァン…ハァン…
シャツの裾から痴漢の手が入り、腰を抱かれるように脇腹を掴まれています。カップルシートのため怪しまれることもなく、もっとも映画館の中には数人の人影しかありません。
痴漢の掌から熱い体温が伝わってきます。
ハァン…ハァンハァン…
軽い恐怖感とそれを越えるスリル。
「彼氏はいないの?お嬢さん。」
耳元でいやらしい言い方で囁かれます。
ハァン…ハァン…
「け…結婚…して…ます」スクリーンに顔を向けたまま答えると、
「人妻かょ。アンタそうとうドスケベだな。」
ぁあ…痴漢の下品な言葉に恥ずかしくなります。
脇腹の手が背中に廻り、背中全体を撫でられ、背骨に沿って軽く爪を立てられ上下に責められます…ハァンハァンハァン。
荒くなる自分の吐息がすごく恥ずかしい。
「セックスしてないんだろ、ドスケベ奥様。」
下品な言い方…だけど耳たぶに熱い痴漢の息が言葉と一緒にかかるたび、身体が敏感になってしまいます。
「欲求不満で身体中が性感帯になってるんだろ。」「可愛い顔して毎日オナしてんだろ。」
「身体は細いくせに馬鹿デカイ乳してるな。」
痴漢の下品な言葉が催眠術のように囁かれ、掌で背中を撫で廻されます。
ハァン…ハァン…ァアン。
ァアン…ァアン。
吐息にだんだんと喘ぎ声が混じります。
脇腹から腰の辺りを撫でられると…身体がぴくぴくと反応してしまいます。
「いい肌触りだ、細くても腰の回りは人妻っぽくむっちりしてるな。」
自分でも、ウエストからヒップにかけてお肉がついて気にかけていることを、いやらしい言い方にされて…顔を伏せます。
「俯くな、顔を上げろ。」
痴漢に命令され顔を上げると…フイに顎を掴まれます。
「キスしてみるか、奥様。」逃げる間もなく唇が重なります。とっさに歯を閉じ舌を拒否すると、唇と歯茎の間に舌を入れられ嘗められます。
ニュチュ…ニュチュ…
粘ついた音がするけど、この席はスピーカーに近く小さな音は周りに聞こえないようです。抵抗していると痴漢の手が脇腹をくすぐり…思わず歯を開けてしまいます…ニュチュ…ニュルル…
痴漢の舌で口の中も…歯の裏も舌も嘗め回されます…ング…ニュチュ…チュパ…ニュルル…ングング…ニュチュ…
たっぷり5分ちかくディープキスをされ…解放されます。
「さあ馬鹿デカイ乳を楽しませてもらうぜ。」
痴漢の手がブラジャーに延びてきます……
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