前回の続きです・・・。
その前に、KGB様へ
当方、学生ちゃんなので、今まで通り、書き込める時間のある時に
書き込みます。
講義、技能講習、資格試験、バイト等々、
学生ちゃんも大変なんですよ。
それでは、続きです。
中川「まあ、でも、酔ってたってのもあるんだろうな!」
僕が怒りを堪えているのに気づいたのか、それとも、息子である僕に
同情したのか、中川は言い訳がましくフォローを入れてきました。
それでも、中川の口元には笑みが浮かんでいます。
まるで他人事のようにニヤついているのです。
確かに、厳密には他人です。
中川から見れば、うちの母は単なる友達の母親に過ぎませんから、
実の母親に対するような感情を持っていないのは当然でしょう。
でも、あまりにも敬意がなさすぎます。
中川にしろ、祐太にしろ、高校時代は頻繁にうちへ遊びに来ていました。
その際には当然、母と挨拶も交わすし、ちょっとした世間話もします。
母が夕飯をご馳走したことだって一回や二回じゃありません。
ですから、母に対してそれなりに恩を感じているはずなんです。
それなのに、中川といえば・・・
まるで、祐太がそこらの女をナンパしてヤッちゃった、みたいな口ぶりで
母に対する敬意や恩義はまったく感じられません。
僕だって、祐太の相手がナンパした女なら、興味本位で笑って聞けます。
実際、仲間内でもそういう話で盛り上がる事がありますから。
でも、祐太の相手は、
街でナンパした女でもなければ、合コンで知り合った女でもありません。
この世にたった一人しかいない僕の母なんです。
それをわかっていながら、中川はなぜ笑っていられるのだろう・・・。
中川とは高校一年の時からの付き合いです。
クラスも一緒で部活も同じ、入学早々すぐに仲良くなりました。
高校時代、仲の良かったグループの中でも一番の親友と言えます。
だからこそ、この日、会う約束をしました。
中川だからこそ、僕はあの夜の事を聞こうと思ったんです。
中川なら、言いにくい事も全部話してくれる。
そして、一緒になって悩み、一緒になって怒ってくれる。
会うまではずっとそう思っていました。
それだけに、祐太に対するのと同等の怒りを、この中川にも覚えました。
きっと、その感情が顔に出てしまっていたのでしょう。
中川「何だよ?○○、怒ってるのかよ?」
僕「・・・・・」
中川「話せって言ったのはお前だぜ!」
僕「あ、ああ、わかってるよ。いいから、続き話せよ。」
そうは言ったものの、
内心は、続きを聞くのが怖くて仕方ありませんでした・・・。
カラオケボックスでの祐太の一連の言動、
そして、それに対する母の不適切な対応を考えれば、
この後の展開はおおよその見当がつくからです。
母が、いかにして祐太の手に落ちていくのか・・・。
その一部始終を、僕はこれから耳にしなければならないのです。
聞くに堪えない内容であることは、容易に想像がつきます。
きっと、聞かなければよかった・・・と、後悔するに違いありません。
それでも、僕は、あたかも平然そうな態度を装いました。
本当は怖くて膝が震えているのに、精一杯強がって見せたんです。
それが、中川に対してなのか、あるいは、自分の置かれた状況になのかは
わかりません。
中川「何か頼むか?」
変な間が空き、それを嫌って、中川がメニューに目を向けました。
僕「おお、そうだな。」
内心、取り乱していただけに、僕には都合のいい提案です。
この辺はあまり関係ないので省きます。
中川「それでよぉ・・・・・」
ついさっき追加で注文したウーロンハイを半分ほど飲んだ後で、
中川は話を再開しました。
僕の予想では、この後すぐに押し倒すものだとばかり思っていましたが、
祐太はしばらくの間、母に抱きついて甘えていたそうです。
母「もう、そんなに甘えないの。
これじゃ成人のお祝いにならないじゃない。」
祐太「だって、おばさんにこうしてると落ち着くんだもん。」
母「あらあら、言ったそばから、そんな子供っぽいこと言ってぇ・・・」
この時の祐太が演技で甘えていたのか、
それとも、本気で甘えていたのかはわかりません。
ただ、母のほうは完全に母性を含んだ甘やかし口調だったそうです。
そんな母と祐太のやり取りを聞いて、正直、僕は嫉妬心を覚えました。
母がどんな気持ちで祐太を甘やかしていたのかは、何となくわかります。
おそらく、祐太に、僕と兄貴を重ね合わせていたのだと思います。
皮肉なことに、今回の件があって気づいたのですが・・・、
大学に通うようになってから、母と接する機会はめっきり減っています。
高校時代は思春期で、意識的に親を避けていた部分がありましたけど、
それでも、朝夕の食事の時には毎日必ず会話をしていました。
また、高校生ですから、母を頼らなければならない場面が多々あります。
ですから、自然と親子のコミュニケーションは取れていました。
でも、大学生になってからは、バイトや研究所での生膜実験が忙しくて、
母と一緒に食事することはおろか、母の手料理を食べる機会も減り、
それと比例するように、母との会話も減っていました。
すでに会社勤めの兄貴は、僕以上に母との会話がないはずです。
そんな事もあって、もしかすると、母はこうして祐太と接することで、
兄貴や僕と接した気分になっていたのかもしれません。
実の息子と触れ合えない寂しさを、
祐太と触れ合うことで紛らわせていたのかもしれません。
そもそも、うちの母が、祐太を成人祝いに飲もうと誘ったのも、
そういう心理があったからこそなのかも・・・。
しかし、当然、祐太はただ甘えるだけではありませんでした。
祐太「ああ、おばさん、超いい匂いするんだけど!」
母が嫌な顔ひとつ見せないのをいいことに、祐太はそう言いながら、
さらに身体を密着させて、顔を胸元へ埋めたそうです。
母「え?え?ゆ、祐太くん?」
さっきまでの甘ったるい口調とは違い、母の発した声には明らかに
動揺が混じっていたそうです。
祐太「ああ、おばさぁ~ん・・・」
もちろん、祐太はやめません。
母「裕太くん?ねえ、裕太くん?おばさんの話を聞いて、ねっ?」
どうやら、母もようやく、祐太の行為がただの甘えではないことに
気づいたようです。
少なくとも、身の危険は感じ取ったと思います。
それなのに、母は、祐太の背中を指で軽く叩いただけで、
あとは言葉による説得のみ。
なんて手緩い対応でしょうか。聞いていて、すごく歯痒さを感じました。
『やめなさい!』
母がそう一喝すれば、済む問題だったのでは・・・。
あるいは、頬を平手で張るなりすれば、回避できたのでは・・・。
母「ゆ、裕太くん、聞いて?ねえ、祐太くん?
もう、おばさん、帰らないと・・・」
祐太「・・・」
母「ほら?もう10時だから、そろそろ・・・ねっ?」
この状況で、素直に帰らせてくれるはずがありません。
ここは、強い口調、そして、毅然とした態度が求められる場面です。
母は明らかに言葉の選択を間違えていました。
これでは、祐太をさらに付け上がらせるだけです。
中川「お前の母ちゃんも、
この辺ぐらいから、ようやく祐太の狙いに気づいたみてえよ。
なんでかわかる?」
僕「あ?そんなもん、胸に・・・」
中川「違いまぁ~す!」
僕「!」
中川は人を小馬鹿にするような口調で、僕の言葉を途中で遮りました。
腹が立ちました。でも、それよりも気になったことがあります。
僕「違う?違うって何が?胸だろ?」
中川「ん?まあ、胸もそうなんだけどさぁ・・・」
やけに含みのある口ぶりでした。そして、どこか得意気な顔です。
僕「何だよ?早く言えよ!」
中川「あいつさぁ、お前の母ちゃんのこの辺(太ももの外側)に、
チンコ擦りつけたんだってよ!
もうビンビンに勃起してたらしいから、そりゃ、バレるよな!」
僕「!!」
ショックでした。ただ、祐太の行為そのものというよりも、
祐太が、うちの母に勃起したという事実にショックを受けました。
そして、もっとショックなのは、母の対応です。
百歩譲って、祐太がただ胸に顔を埋めただけだったなら、
母の対応も頷けます。
相手が僕の友達ということで、事を荒立てずに穏便に済ませようという、
母なりに配慮した結果なのだと、納得できますから・・・。
しかし、祐太は、母の太ももに男性器を擦りつけていたのです。
母には53年もの豊富な人生経験があり、20年以上の長きに渡る夫婦生活、
そして、出産経験があります。
当然、男性器を目にした事もあれば、触れた事もあるはずです。
その母に、祐太が男性器を、勃起した男性器を擦りつけたのです。
スカート越しとはいえ、母が気づかないはずありません。
おそらく、瞬時に気づいたことでしょう。
言い換えれば、それは、母が祐太を男と見なした瞬間です。
それなのに、母は・・・
どういうつもりであんな手緩い対応をしたのでしょうか。
あの時点で、祐太から性の対象として捉えられていることに、
母は間違いなく気づいていたはずなんです。
中川「あいつ、蓮沼のとこのボス(友達が飼っていた犬)みてえに
腰振りまくったって言ってたよ!」
僕「・・・・・」
それを言われて、僕が笑うとでも思ったのでしょうか。
何度も言いますけど、相手がナンパや合コンで知り合った女であれば、
僕も一緒になって笑えます。
でも、自分の母親がそんな目に遭って、笑えるはずがありません。
中川「でも、さすがに、お前の母ちゃんも、必死に抵抗したらしいぜ!」
母は両手で祐太の肩をつかみ、何とか押し退けようとしたそうです。
しかし、全体重を預けるように覆いかぶさってくる祐太を押し返せず、
もはや母には言葉でしか抵抗する手段がない状態だったとか・・・。
母「や、やめなさいったら、こらぁ!」
そう言った母の口調は相当強かったそうです。
もしかしたら、母は周囲に異変を知らせようとして、わざと大きい声を
出したのかもしれません。
ただ、残念なことに、カラオケボックスというのは防音に特化した場所、
部屋の外には、ほんの僅かしか母の声は漏れないでしょう。
あとは、店員が防犯カメラで異変に気づくのを祈るだけですが・・・、
それに関しては、中川があっさりこう言いました。
中川「まあ、店員もバイトの連中ばっかりだからな。
いかにもヤバそうな客とか、イチャついた若いカップルとかなら
目を光らせるだろうだけど、祐太の場合はノーマークでしょ!
僕「何でノーマークなんだよ?」
中川「何で・・・って、一緒にいるのは、お前の母ちゃんだぜ!
どう見ても、親子にしか見えなくねぇ?
お前、20代の若いヤツが50過ぎのババアと一緒にいたら、
カップルだと思うか?」
僕「・・・いや。」
中川「まあ、俺だったら、
カラオケボックスに親と来てんじゃねえよ、って思うけど!」
そう言われて、僕は妙に納得させられてしまいました。
確かに、知らない人から見れば、うちの母と祐太は親子に映るでしょう。
年齢的にも、見た目的にも、そう思うのが自然です。
当然、店員も不審には思わないでしょう。
祐太は、それを見越した上で、母をカラオケに誘ったのでしょうか。
そうだとしたら、相当の知能犯です。
ただ、母にとっては絶望的な状況です。
押し返そうにも腕力では敵わず、大声を出しても外には届きません。
そして、おそらく、店員もこの事態に気づくことはないでしょう。
それでも、母は、腰を振って執拗に男性器を押し付けてくる祐太に対し、
今度は、冷静な口調で、諭すように説得を試みたそうです。
母「祐太くん、いい加減にしなさい。
ほら、今なら、無かった事にしてあげるから・・・ねっ?」
興奮状態にある祐太の感情をなるべく刺激しないようにと思ったのか、
その口調はとても穏やかだったそうです。
母「大丈夫よ、おばさんね、全然怒ってないの。
だって祐太くん、ただ魔が差しただけだものね?そうよね?」
しかし、祐太には、そんな母の説得など通用するはずがありません。
祐太「なあ、おばさん!いつまでも子供扱いしてんじゃねぇ~よ!」
つい数分前までは、まるで猫撫で声のように甘えていた祐太の口調が、
この時を境に急変したそうです。
いや、ようやく本性を表したと言うべきでしょう。
ようするに、すべては、母を陥れるための演技だったという事です。
母「ゆ、祐太くん?」
まさか、祐太に、息子の友達である祐太に、こんな言葉遣いをされるとは
思っていなかったのでしょう。
母は顔を強張らせ、唇を小刻みに震えさせたそうです。
祐太「嫌なら、さっき帰ればよかったじゃねぇ~かよ!
おばさんだって、その気があるからノコノコついて来たんだろ?」
母「ち、違うわ、裕太くんが誘うから・・・」
祐太「何が違うだよ!いい年こいて、こんなスケスケの服着てよぉ!」
母「!!」
あまりの暴言に、母は絶句したそうです。
以前にも書きましたが、母の名誉のためにもう一度言います。
この日、母が身に着けていた洋服は、日焼け防止の上着を羽織ることを
前提にした通気性の良い薄手の生地です。
当然、人目に触れることを想定していませんから、シースルーとまでは
いかないものの、相当、透けます。
また、カーディガンを脱いだのも、ただ単に暑かったからだと思います。
おそらく、電力不足の影響でクーラーの温度を抑えていたでしょうから、
居酒屋にしても、カラオケボックスにしても、さすがに長袖のままでは
暑かったはずです。
それに、一緒にいる相手が息子の友達という安心感もあったでしょう。
本来なら、男と女を意識し合う間柄ではないですから。
祐太「でも、おばさんさぁ、もうちょっと下着に気を使えよなぁ!
こんなババくせえブラしてよぉ・・・
まあ、その年齢じゃ、誰も相手にしてくれねぇ~から、
女やめるのも、しょうがねえけどさぁ!」
母「お、大きなお世話です!
あなたにそんな事を言われる筋合いはありませんからっ!」
祐太「俺は、おばさんの為を思って言ってやってるんだぜ!
こういう時、勝負下着の一枚や二枚持ってねぇ~と困るだろぉ?」
母「もう結構です!あなたとはもう話すことはありませんっ!」
さすがに、母も堪忍袋の緒が切れたのでしょう。
その言葉には棘があり、いかにも他人行儀な口ぶりだったそうです。
しかし、祐太は怯むどころか、母の腋に手を伸ばしたそうです。
祐太「あとさぁ、これだよ、これ!」
母「な、何するのっ!?」
祐太「一応、おばさんも女なんだから、腋毛ぐらい、ちゃんと剃れって!
見てみろよ、ほら!」
母「!!」
母は53歳ですから、年齢的に、女の身だしなみに無頓着といいますか、
無意識のうちにムダ毛処理を疎かにしていたのでしょう。
そこには、数日前に剃った後、そのまま放置していたと思われる、
2、3ミリ程度の腋毛がポツポツと生えていたそうです。
年齢的に、母は女としての自覚が薄れていたのでしょう。
ようするに、女であることを怠けていたのです。
これぐらいなら、まだ剃らなくても大丈夫。
あるいは、こんなところ、誰にも見られやしない。
きっと、そんな意識が母の中にあったのだと思います。
祐太「すっげぇ!俺、女の腋毛って初めて見たよ!
おお、ジョリジョリしてる・・・ああ、ヤベぇ、興奮してきた!」
母「あっ、だめ、触らないで・・・・・」
ついさっきまでは、母親の威厳さえ感じさせるほどの強い姿勢で、
母は、祐太と対峙していました。
しかし、この頃には、それがまるで嘘であったかのように、
母の声には羞恥の色が混じっていたそうです。
理由は明白でした。
女にとって、腋毛を剃るなり、脱毛するのは、ごく当たり前の行為です。
言い換えれば、それは女としての礼儀、エチケットでもあります。
本来なら、そこに生えていてはならないもの。
それを祐太に指摘され、さらには、物珍しそうに指で触られてしまい、
母もさすがに恥ずかしくなったのでしょう。
母「裕太くん、あなた、こんな事して、心が痛まないの?」
祐太「はあ?何で?」
母「何で・・・って、おばさんは○○のお母さんなのよ?
あなたのお友達のお母さんなのよ?」
祐太「いや、俺さぁ、昔から、おばさんのこと狙ってたんだよね。
ぶっちゃけ、おばさんをオカズにしたこともあるし!」
そう言って、祐太はさらに強く男性器を押し付けたそうです。
祐太「なあ?俺の・・・どうなってるかわかるだろ?ほら?ほら?
おばさんとヤリたくて、こんなビンビンに勃起しちゃってんだぜ!」
母「ああ、や、やめてぇ・・・・・」
いくらズボンとスカートで隔てられているとはいえ、
祐太は相当激しく腰を振り、抉るように押し当てていたそうですから、
母の太ももには、男性器の輪郭がリアルに伝わっていたはずです。
祐太「ああ、もう我慢できねえっ!なあ、おばさん、ヤラせろよ!」
母「だ、だめよ、バカなこと言わないで・・・・・。」
祐太「いいから、ヤラせろって!」
さらに体重を預け、母にそう迫る祐太。
母は、必死に祐太を押し退けようとしたそうですが、
力ずくで押し倒されないように、
隣のソファの尻を置く部分に右手を置いて踏ん張っていたらしく、
自由に使えるのは左手だけ・・・。
当然、物理的に祐太を押し返すことは不可能です。
母「ま、待って、祐太くん、一旦落ち着きましょう・・・ねっ?」
祐太「ああ?待てねえよ!」
母「お願い、お願いだから、おばさんの話を聞いて・・・」
祐太「ちっ!何だよ?」
母「裕太くん、おばさんが幾つだかわかってるの?
もう53歳なのよ。
きっと、あなたのお母さんより一回り年上なんじゃないかしら?」
祐太「はあ?だから何?」
母「え、だから、ねぇ?
祐太くんだって、こんな年を取ったおばさんより、
同世代の若い子のほうがいいんじゃないのかなぁ・・・って。
ほら、ここに来る途中にもいっぱい綺麗な子がいたじゃない?」
祐太「だから、さっきも言ったじゃねえかよ!
俺は前からおばさんのこと狙ってたってよぉ!」
母「で、でも、ほら、祐太く・・・んんっ!?」」
とうとう、祐太が実力行使に出ました。
母を黙らせるために、強引にキスをして口を塞いだのです。
母は激しく顔を振り、何とか逃れようとしたそうですが、
すぐに祐太に後ろ髪を掴まれ、身動きを取れない状態にされたそうです。
中川「でも、お前の母ちゃん、
舌だけは入れさせないように、歯を食い縛ってたってよ!」
強引に唇を奪われ、動くことさえ封じられているのです。
それが、この時の母にできる、唯一残された抵抗だったのでしょう。
母「んっ、んんっ!」
必死に歯を食い縛り、どうにか舌の侵入だけは阻止していた母でしたが、
呼吸もままならない状態では、いつまでも凌げるはずがありません。
事実、この時の母は、息苦しそうにずっと呻き声を上げていたそうです。
しかし、そんな母とは対照的に、
祐太には、母の様子をじっくりと観察する余裕さえあったとか・・・。
そして、母がキスだけにしか注意を払っていないことに気づき、
祐太は左手を、母の胸元へと伸ばしました。
母「ひっ!?ひいぃっ!」
祐太の手が乳房に触れた途端、母の唇と歯が反射的に開いたそうです。
狙い通りだったのでしょう。
その、ほんの僅かに開いた隙間から、祐太が舌を捻じ込もうとします。
母「んんんっ!?」
祐太の狙いに気づき、母はもう一度、歯を食い縛ろうとしました。
でも、祐太の舌に歯が当たったところで、母は動きを止めたそうです。
この時、母が、祐太の舌を噛んでいれば、状況は変わっていたでしょう。
53歳の母がどれだけ抵抗しても、力では20歳の若者に到底敵いません。
それだけに、舌を噛むのは、力で劣る母には有効な手段です。
祐太が痛がっている隙に、その場から逃げることも可能だったはずです。
それなのに、母はなぜ、祐太の舌を噛まなかったのでしょうか・・・。
息子の友達という立場を利用して、母に手を出そうとする祐太の行為は、
常識を無視した卑劣極まりない行為です。
舌を噛まれても・・・いや、噛み切られたとしても、当然の報いです。
それでも、母は、祐太の舌を噛みませんでした。
これは僕の推測ですが・・・、
おそらく、母はこんな危機的状況にあっても、心のどこかで、
祐太のことを、まだ息子の友達として見てしまっていたのだと思います。
高校時代、毎日のように遊びに来ていた裕太に対して、
実の息子とまでは言わないものの、母がそれと同等の母性愛を
抱いていたとしても不思議ではありません。
あの頃の、高校生だった頃の純真な裕太を知っているからこそ、
もう、この子は、あの頃の裕太ではない・・・と、
他人として割り切ることが、母にはできなかったのではないでしょうか。
そうでなければ、この時の母の行動は説明がつきません。
いずれにせよ、母は、この窮地から逃れる最大の機会を失いました。
母「んんっ、んっ!」
裕太にしてみれば、母は無抵抗な状態ですから、
当然、その僅かに開いた唇の隙間から、容赦なく舌を侵入させます。
母「あ、ああ・・・」
祐太の舌が、母の口内に侵入を果たした瞬間、
母は、まるで諦めたかのように儚い声を漏らしたそうです。
舌と舌が絡まり、お互いの唾液が混ざり合う卑猥な音・・・、
いくら母にその意思はなくとも、それは、恋人同士、あるいは、夫婦が
するような濃厚なディープキスそのものです。
母「い、いやぁ・・・いやぁ、ああ、いやぁ・・・・・」
ただ単に裕太を非難していたのか、それとも、家族への罪の意識からか、
母は、苦しそうに息継ぎをしながらも、そう言い続けていたそうです。
しかし、当然、祐太は唇を離しません。
その濃厚なディープキスは3~4分にまで及んだそうです。
母「んっ・・・んっ・・・んっ・・・・・」
いつの間にか、母の口から非難の言葉は消え去り、
この頃には、もう、鼻で息をするのが精一杯の状態だったそうです。
しかも、その息はもう喘ぎ声に近かったとか・・・。
母「あはぁ・・・っ!」
祐太がようやく唇を離すと、母の唇との間に唾液が糸を引いたそうです。
母は、それを恥ずかしそうに指で拭い取ると、裕太から目を逸らすように
顔を俯むかせ、ただただ荒くなった息を整えていたそうです。
そんな母に対して、もう一度キスをしようと顔を近づける祐太。
母「あっ・・・・・」
その気配を察して、一瞬、母は身体をビクッと硬直させたそうですが、
これといって表立った拒否反応は示さなかったそうです。
母「んっ、ああ、あっ・・・」
唇と唇が重なり合い、祐太の舌がまたもや母の口の中へ・・・。
さっきとは違って、今度はすんなりと入ったそうです。
すなわち、祐太のディープキスに対して、母は抵抗しなかったのです。
母「んあぁ、あはぁ・・・」
ディープキスと同時に、祐太は、母の胸も好き放題に触ったそうです。
いや、もう、乳房を鷲掴みにしていたそうですから、揉んだという表現の
ほうがいいでしょう。
しかし、母は、その手を振り払おうとも、祐太を押し退けようともせず、
この時にはもう拒否を示す言葉さえ発しなかったそうです。
祐太「なあ、おばさん、俺んち来いよ?」
おそらく、母がオチたのを確信したのでしょう。
二度目のディープキスの後、祐太は、母の耳元でそう言ったそうです。
それも、威圧的に強要したわけではありません。
普段、女を口説く時と同じように、甘い口調で言ったそうです。
母「え?裕太くんのお家?」
祐太「うん、そう。」
母「え、でも・・・、裕太くん、あなた、今、一人暮らし・・・なのよねぇ?」
居酒屋で飲んでいる時に、母は、祐太が現在一人暮らしをしていることを
聞いていたそうです。
その時は・・・
母「一人暮らししてるなんて、偉いのねぇ。
でも、裕太くん、ちゃんと、ご飯は自炊してるの?
カップ麺とか、コンビニのお弁当ばっかり食べてるんじゃない?」
祐太「うん、まあ、そんなとこっスね。」
母「もう、いい若い子が、そんな物ばかり食べて・・・」
祐太「じゃあさ、今度、おばさん、ご飯作りに来てよ!」
母「あら、一日お母さん?」
祐太「そうそう!だめっスかぁ?
ほら、高校の時、よくご馳走してくれたじゃないっスかぁ?
おばさんの作った唐揚げ、超好きだったんスよぉ!」
母「へえ、そうだったの?」
祐太「うん。あれが、俺のお袋の味っスね!」
母「もう、そこまで言われたら、断れないじゃないのよぉ。」
・・・と、居酒屋では、こんな微笑ましい会話だったそうです。
おそらく、この時点では、母にも、祐太にも、他意はなかったでしょう。
友達の母親と、息子の友達の何気ない日常の会話です。
しかし、今は状況がまるで違います。
祐太の部屋に行くことが、若者の一人暮らしの部屋に行くことが、
何を意味するのか、母だってわかっているはずです。
裕太「うん。そう。一人暮らし!」
母「そ、その一人暮らしのお部屋に、おばさんを呼んでどうするの?」
この状況で、母が、どうしてこんな事を言ったのかはわかりません。
祐太の部屋で何が行われるのか・・・、
それがわからないほど、母も鈍感ではないはずです。
でも、祐太はすぐに、母の心理を見抜いたそうです。
中川「まあ、お前の母ちゃんも立場上、
裕太にヤラれるの知ってて、行くとは言えねぇもんなぁ!
だから、嘘でもいいから、祐太の部屋に行く理由が
欲しかったんじゃねぇのか、って言ってたよ。」
僕「理由?誰に対してだよ?」
中川「いや、知らねぇし。それは裕太に聞けよ!」
僕「・・・・・・・」
でも、本当は、誰に対しての理由なのかは何となくわかっていたんです。
おそらく、母は、自分自身への言い訳が欲しかったのでしょう。
祐太の部屋に行くのは、あくまでも止むを得ない理由があるからこそで、
決して裕太との性交渉に同意したわけではない・・・、
この後、何が起ころうとも、それは不可抗力だったのだ・・・と、
自分自身を正当化するための理由が欲しかったのではないでしょうか。
おそらく、裕太も、母を部屋に連れ込むには表向きの理由でいいことを
わかっていたのでしょう。
裕太「大丈夫だって!何もしねぇって!」
母「で、でも・・・」
裕太「マジで何もしねぇから・・・来なよ、なっ?」
その証拠に、祐太の口から出た言葉は、ただ、何もしないと言うだけの
説得力のない見え透いた嘘ばかりでした。
そして、母を了承させた言葉もまた、見え透いた嘘でした。
裕太「おばさんだって、息子の友達がどんな部屋で暮らしてるか、
ちょっとは気になるだろ?」
母「そ、それは、気になるけど・・・」
裕太「よし、決まり!ほら、行こうぜ!」
母「わかったわ。でも、本当に、どんなお部屋か見に行くだけよ。
いい?本当にお部屋を見に行くだけよ。」
裕太「わかってるって!」
嘘みたいに呆気なく、母は、祐太の誘いを了承したそうです。
続きは後日・・・
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