『なんだよ!離せよ。身勝手すぎるぜ!俺はもうおばさんがどうなっても知らないからさ。』
徹はわざと冷たく言い放った。
『そ、そんな…わたしが悪かったわ。ね、お願い。お願いだから考え直して。ほんとにお願いよ!ほんとになんでもするから!お願い。宏樹に知られたら生きていけない…』
友美は徹の腕に必死にしがみつき懇願した。
『ほんとかよ?信じられないな。おばさんは口だけじゃん。』
『そんなことないわ。本当にわたしは…』
友美はすがるめような目で首を振りながら許しを求めた。
それはまるで愛する彼氏に捨てられた女のようで、息子の友達に対して大人として、そしてなにより母親としての威厳すらも捨てた惨めな姿だった。
『ははっは!本当だな?今度はもう許さないぜ!分かってるな?おばさん。』
徹はギラついた目で勝ち誇っている。
『えぇ。分かってるわ…』
『じゃあ、ほら、靴下脱がせてよ。』
そう言って足を友美に向けた。
『えっ?靴下?どうして?』
『いいから早くしろよ。』徹はニヤニヤしながら急かした。
『え、えぇ…靴下を脱がせてあげればいいのね。』
友美は意図が解らず困惑した表情で徹の靴下を脱がせた。
『よし!じゃあ、しゃぶれよ。ほらっ!足の指をしゃぶるんだよ!』
『えっ?…』
『えっ?じゃねぇよ!早くしろよ。なんでもするんだろ。』
(ひどい…いくらなんでも酷すぎるわ。足の指を舐めるなんて…あぁ惨めだわ。でも…やるしかないんだわ。あなた許して。)
友美は覚悟を決めて徹の足に顔を近づけていった。
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