友美はオナニーをしたことがなかったわけではない。
しかしここまで快楽に酔いしれたオナニーは初めてだった。
しばらく快楽の余韻に浸り動けなくなるほど…。
浴室へ行きシャワーを浴びていると自分が自分でなくなっていく得体の知れない恐怖に襲われた。
(あぁ…私どうなってしまったの?こんなこと…こんなはしたない女じゃないはずよ。私は母親なの。しっかりしなきゃ…)
浴室を出るとすでに昼をすぎていた。
あの子たち昼休みだわ…。
友美はイヤな予感がした。
落ち着かずにいると案の定徹からの電話がなった。
『もしもし。おばさん。』
『はい…』
友美は小さな声で答える。
『サイト見たか?おばさん大人気だな。わっはっは。どうよ!変態どもにおかずにされる気分はよ!興奮してオナニーしたんじゃない?わっはっは!』
『そんなことあるわけないでしょ!どうするのよ…知り合いに見られたら生きていけないわ。お願い!早く排除して!』
図星をつかれ動揺した友美は思わず声が大きくなった。
『わっはっは。さすがにまだそこまで変態じゃないか。でもそのうちコメント読みながらオナるのが癖になるぜ!』
『…いい加減にして…。』
『なに言ってるのおばさん。まだ始まったばかりじゃん。変態どもは早くおばさん見たがってるよ!』
『お願いだからこれ以上…ほんとに誰かに見られたら…』
『心配いらないってこんなサイト見るってことはそいつも変態だよ?バレたっておばさんを好きにさせてやればいいだけじゃん?わっはっは。それとも宏樹に教えようか?』
『ひどい…それだけは…宏樹にだけは教えないで…。絶対に…お願いします。』
『そこまで言うなら分かったよ。宏樹には教えないよ。そのかわり解ってるよな?』
『……』
『おい!分かったのか聞いてんだよ!』
『…………はい。』
『明日、学校サボっておばさんとこ行くからさ。楽しもうぜ!解ったなら宏樹の母親の友美を辱しめてくださいって言えよ!』
『………。』
『おい!いいのかよ!!ふざけんなよ?マジで宏樹にバラすぜ!』
『いやっ!お願いだから…明日、…小林宏樹の母親の小林友美を辱しめに来てください。』
『しかたないなぁ。変態おばさん。じゃぁよ!たっぷり辱しめてやるから楽しみにしてな。頼まれたら仕方ないもんな。じゃあ明日な!』
そして電話はきれた。
徹は完全に同級生の母親を手玉にとり楽しんでいた。
(あぁ…とりあえずあの子の言う通りにしないと…好きにすればいいわ。こんなおばさんすぐに飽きるわ。)
友美は強がることで精神のバランスをなんとか保った。
※元投稿はこちら >>