徹と音信不通になってから一時間以上たつが友美は不安でパニック状態になり、まだ駐車場を離れられずにいた。
もう何度、謝罪のメールを送っただろう。
[なんでもしますから宏樹にだけは…お願いします。]
息子の同級生に屈辱的なメールを送る。
(あぁ…どんな酷い事をされても宏樹に知られるのだけは避けないと…)
友美のそんな思いを見透かしたようにメールが届いた。
[わかったよ。なんでもするなら宏樹には秘密にしといてやるよ。おばさんは自分でなんでもするって言ったんだからな!
あぁ!それからこれ見てみな!今日からおばさんはSMサイトのヒロインだぜ。早速、変態共のコメント入ってるし。おばさん大人気だな!わっはっは。]
友美は恐る恐るメールの最後にあったURLをクリックした。
すると
SMサイトに繋がり最新投稿の欄に
【友達の母。 友美】
とあった。
そこには
昨日の凌辱された写真が10枚ほどアップされていた。
友美を知ってる人がいたら本人じゃないかと疑うような顔出し写真もあった。
友美は慌てて徹に電話した。
とっくに授業が始まってるはずなのだがそこまで考える余裕は今の友美にはなかった…。
電話をかけてから授業中だと気づいた。
落ち着かなきゃ… 友美は自分に言い聞かせとりあえず家へと車を走らせた。
家に戻り少し冷静さを取り戻すとだんだんとさっきのSMサイトが気になってきた。
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