『な、なぁ…と、徹くんなんだって?』
携帯を切るとやけにおどおどして信幸が宏樹に近寄ってきた。
『えっ?あぁ…なんか今、女と一緒みたい。しかも俺らとタメの子供がいる熟女とかって。あり得ないよなぁ。さすが徹くん。俺らとは違う世界の住人だな。で来れなくなったってさ。』
『あぁ…そうなんだ…』
(徹くんやっちゃったんだ。宏樹の母さんと…マジかよ。くっ…)
『しょ、しょうがねぇからよ。俺たちだけで盛り上がろうぜ。実際…徹くんいないほうがいいだろ。怖いし』
(なんか信幸の様子が変だな。気のせいか…)
宏樹は信幸の様子がおかしいと思ったが大して気にもとめなかった。
『くっそー、俺も女とやりてぇよ。徹くんが羨ましいぜ!』
『だったら紹介してもらえよ。俺らとタメの子供がいるそのババァ。あははッ』
冗談まじりで話しているが信幸だけは苦笑いをしていたのだった。
※元投稿はこちら >>