私『男と居たんでしょ?知ってますから教えて下さいよ』とお願いした。 吉田『知ってたんですか…。昼間の公園で見たこともありますし、お宅に数人の男を入れてるところも配達の時に見ましたから…。佐藤さんと同じように楽しんでるんですか?』と聞いてきた。 私は正直焦ったが『そんなもんです』と強がって答えてみた。
吉田『電気屋の、ほらうちのマンションの火災警報機を点検に来てる山口ってオヤジと車で出かけましたよ』と教えてくれた。
私『公園でも、その山口と?』
吉田『…。一度しか見たことありませんけどね。公園の駐車場の車の中で山口と…。もし良かったら俺も仲間に入れてもらえません?あんな若くていやらしい奥さんを抱いてみたいですよ』と簡単に言われた。
私『いやいや、公認してる訳じゃないんで…。』と断ると
吉田『そうですか…。まあ奥さんに聞いてみて下さいよ。』
私『何を?』
吉田『まぁ色々と、俺がお願いしてることも。しかしなんで寄りによって山口なんでしょうね?風俗通いで有名なオッサンなのにね。じゃあ俺は配達に行きますんで』と車を発進させ消えて行った。
私は絵里に裏切られ頭に血が上っていたが、何とか冷静を装って帰宅した。絵里の帰りをじっと待っていたら、時間は既に6時前になっていた。炊飯器がご飯の炊けたアラームを鳴らすと玄関のドアの鍵を開ける音がした。ドアを開けるなり絵里が『お帰りなさい。下に車があったから、今日は早かったんだね。すぐに晩御飯の用意するから』と何事もなかったようにキッチンに向かった。私は絵里の腕を掴み寝室に連れて行った。
ベッドを指差し『山口ってのを連れ込んだんだろ?』と怒鳴ると絵里は普通の表情で『ああこれ?佐藤さんの奥さんにどうしてもって頼まれて部屋を貸しただけ。それに山口って誰?』と当たり前の様に答えた。
私『なんでうちのベッドを佐藤さんの奥さんに貸す必要があるんだ?』 絵里『ごめん。生で他人のエッチを見たかっただけ』と今度は反省したように俯いた。
絵里『こんなになったから、佐藤さんの奥さんがシーツを弁償してくれるからって一緒に買い物に行ってただけだよ』
私『佐藤さんに確かめていいか?』
絵里『私を信じらんないの?好きすれば?』と言うと私の手を振りほどいて家を出た。
私は一瞬の出来事に固まってしまい絵里を引き留めることも出来なかった。
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