女は男の唇を貪り、声を殺しながら激しく腰を動かすと、男はスカートをめくり上げお尻を抱えてアシストした。
横に居る絵里の鼻息が『んふぅん…』と小さいながら聞こえて来て、私もさらに興奮してきた。 女性は一瞬仰け反ると男に抱きついて大人しくなった。
キスをした後、男から降りて男のモノをくわえながら、手で扱きはじめた。男は周りを見回しながら女の頭を撫で、目を閉じると女の手も止まった。しばらくして女がベンチの横に何かを吐き出した。恐らく男のザーメンを吐いたようだ。
女は身なりを整えると男の横に座り、しばらく何か話をした後ベンチを後にした。
見送った4人は、さっきまでカップルが居たベンチに向かった。
吉田さんと村井さんがベンチに腰掛け、私達夫婦が立っていると吉田さんが『中華料理屋の娘さん、久しぶりに見ましたねぇ!』と意味あり気に言うと村井さん『さっきのが、病院の並びの中華料理屋の娘さんでしたか!』と話しを合わせ始めた。
村井さん『あれがご主人?』
吉田さん『そうですよ。店で料理してますよ。両親と、あの小さい店の二階で同居だから、たまにここで楽しんでるんでしょうね?一人目の子供が出来るまでは、ここにもよく来てましたよ』
村井さん『そう言えば、昨夜も池谷さん来てましたよ。やっぱり前と違う人でした。援助って噂本当ですかね?旦那さんも子供さんも家に居るはずですよね?12時過ぎに現れるから、みんな寝てから抜け出してるんですかね?』
吉田さん『ご主人がタクシーの運転手さんで、免停になると奥さんが稼いでるみたいだから、案外公認かも知れませんね?』
私『池谷さんって?池谷さんの奥さんのことですか?』
吉田さん『そうですよ。うちのマンションの8階の綺麗な熟女の』
私『それが吉田さんが言ってた、知ってる人だったんですか?』
吉田さん『そうです』
絵里『ええ~っ!あの親切で、おしとやかな池谷さんですか?』
吉田さん『人は見かけによりませんよ!ただ、ここで見たことは絶対に秘密しませんと、見物人が増えてカップルが減りますから…』
私達は、変に納得してしまった。
絵里が『ねえ、明日仕事だから今日は早く帰りましょう』と甘えて言ってきた。
※元投稿はこちら >>