妻は、本当はユミと会う約束は嘘だったと言った。私は体を起こして、どう言うこと?と聞くと、『正直に話すから、最後まで聞いて。じゃないと本当のこと言えないよぉ…』と妻も体を起こして言った。私は最後まで黙って聞く約束をして話してもらった。
実は健二君に隠れてレディコミを買って、一人で慰めてたの。その中に新婚の奥さんが、映画館で痴漢されて感じる話があったの。誰かに見られるかもと言う羞恥心と、汚い中年に弄られ、最後は映画館のトイレで犯されるってストーリーだったの。私も健二君には黙ってたけど短大の時に、ユミと映画を見に行った時に痴漢されたことがあった。それば冬だったので短大の制服にコートだったから、席に着くと冷え防止に膝にコートを掛けたの。映画が始まって30分ほどしたら、何かコートの中で動いたと思っていたら太ももを撫でられたの。ビクッと驚いた私をユミは『今は驚くところじゃないよ』って笑いながら言うと、映画にまた集中した。私はユミの座っている反対の席を見ると、中年のオジサンが映画をずっと見ていた。私は怖くなりコートを肩まで引き上げて掛けてしまった。後から思えば痴漢の都合の良いようにしてしまったのよ。そしたら服の上から胸を揉んだり足の付け根を触ったり映画が終わるまで、ずっと触り続けられた。 映画が終わるとユミがミユ寒かったの?と言い何も気付かずにいた。
ユミと別れて家に帰って、あんなに嫌だった時間なのに、濡れてしまい思い出しながらオナニーをした。それ以降は映画館でも電車でも痴漢に遭ったことはない。
健二君に飽きられたんだと思ってレディコミを読んでたら、その話と女性無料の出会い系サイトを見つけたの。
試しに登録すると、いろんな男性からメールが届いた。その中でアブノーマル体験しませんかとメールをしてきたのが、この中年オヤジらしい。 他の男性はみんな紳士的なお誘いなのに、いきなり変なメールを送ってきたこの男に興味を持ち、短大時代の痴漢経験とレディコミの内容を話すと叶えてあげると言う事になり、会って嫌だったら帰って良い約束で映画に行ったらしい。
もちろん写メも送られてキモオヤジだとわかっていながら、レディコミのシュチエーションに合うこのオヤジにお願いしたらしい。
オヤジからの約束は、もし映画館でイッたら、何でも言う事を聞くと言うことだったらしい。
で、タクシーでラブホテルに向かったんだと。
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