百合の髪を鷲掴みにしたまま洋二は冷静な声で聞いた。
「・・・これからお前に酷い罰を与える。」
「・・・はい。」
百合は無表情のまま答えた。
「なぜそのような惨い仕打ちを受けなくてはならないか分かるか?」
訊ねられた百合は、一瞬怪訝な表情を浮かべたが、すぐに元の無表情に戻り答えた。
「・・・・あなたに無礼な振る舞いをしたから・・・・かしら?」
百合の答えた回答の成否を与えず洋二は命じた。
「・・・もういい・・・・壁に手を付きけつをこちらに向けろ・・・・」
”罰”を受けることにまったく異存はなかったが、命じた洋二の表情に失望の色があったことに百合は動揺した。
(???・・・・私は間違いをした?? この人を失望させてしまった????)
無表情だった顔に縋るような哀れな表情が浮かんだ。
「??・・洋二・・・あ、あの・・・私・・・」
ナニカマチガエタノ?そう聞こうとした百合に、洋二は胸中の憎悪が滲み出してくるような無表情さで命じた。
「・・・いいから黙ってその汚いけつをこちらに向けるんだ・・・」
鞭を手にした洋二が、これから自分に与えるであろう罰に密かに熱くなっていることを確認した百合は安どの表情を浮かべた。
(・・・・ワタシヲコンナニモミテクレテイル・・・・)
元の無表情に戻った百合は、これまで以上に脚を大きく広げ洋二のオーダーに答えた。
"" バシっ・・バシっ・・””
「・・・っ!・・・・ぅっ!」
全く遠慮のない鞭が百合の形のいい尻や背中に連続して振るわれた。
相当な痛みを伴うであろうそれらの罰にも関わらず、百合は時々呻きに似た声を上げるだけであった。
部屋中に響く破裂音が収まったとき、百合の背中から尻にかけて真っ赤に変色してはいたが、その顔は変わらず無表情のままだった。
尻を突き出した体勢のまま次の”罰”待つ百合に、洋二は少し息を切らせて語りかけた。
「ふぅ・・・・お前は、俺の真のパートナーじゃなかったか?」
”俺の真のパートナー”洋二の崇拝者はこの一言だけで心を満たされ誇らしい気持ちになった。
「ええ。もちろん私はあなたのパートナーよ。」
溜息とともに洋二の口から吐き出された言葉は、百合を絶頂からどん底まで突き落とした。
「・・・・それは俺の勘違いだったかもしれないな・・・・」
(???・・・・エッ????)
無表情だった顔に狼狽の色をたちまち濃く浮かべた百合は、その体勢のまま振り返り問いただした。
「なっ、何を言ってるの?
私たちは、出会ってから今まで公私問わず同体だったじゃない。」
にやりと笑みを浮かべた洋二は、冷静に答えた。
「・・・じゃあ、今のお前は俺のパートナーとして相応しくなくなってしまったみたいだな・・・」
洋二の返答に怒りで顔を赤くした百合は、洋二の前に自らのピアスで彩られた変態な身体を見せ付けるようにして言った。
「なっ、何をいってるの??洋二っ!
この乳首やおまんこにピアスや刺青をして変態にしたのは誰っ??
あなたが変態な私に魅力を感じたからでしょう?」
怒り、焦り、恐れで頭が白くなっているほど興奮している百合に、洋二は憎憎しく言い放った。
「・・・ではなぜ笹崎如き使用人に、あんなにも簡単に逝かされた。
あのような下賎に逝かされる様な惨めな女は・・・・パートナーとは呼べない。」
投げかけられた言葉を、百合の混乱した頭は時間をかけて咀嚼し、安堵の結論を紡ぎ出した。
(あぁ、洋二は私が笹崎に惨めに逝かされたことを・・・・
私を認めてるから怒ってるのね・・・・・
・・・・ふふっ、それはあなたの勘違いよ・・・・)
百合は微笑を浮かべて答えた。
「洋二・・・ふふっ・・・・・
それは、勘違いよ。」
「か・・ん違い?」
怪訝な表情で問い掛ける洋二に、百合は確信を込めた頷きを見せた。
「ええ。 あれは・・・あなたに見せるための痴態よ。
あれは、笹崎を使ってあなたとプレイしていたのよ?」
「・・・・本当か?」
問い返された百合は、堪え切れないように笑いながら答えた。
「・・っ!ぷっ! 当たり前じゃない!
本気で笹崎みたいな下僕に逝かされると思った?」
言うと百合は妖艶な笑みを浮かべ、鞭を持ったまま立っている洋二に近づくと首に抱きつきながら至近距離から洋二の目を見つめた。
「この変態な身体は洋二だけのものよ・・・
今まで、あなたの命令で色々な男に犯されてきたわ・・・・」
少し遠い目をした百合は、クルーザーでの大乱交や彫りに行くたびにアナルを犯した刺青師、クリトリス肥大化や陰唇除去手術を行った高名な医師を薄っすらと思い出していた。
「どれも詰まらない男だったわ・・・・
あの下らない生き物たちに犯され嬲られているときも、私はあなたとしているつもりだったのよ?」
「じゃあ、さっきも俺に見せ付けるために惨めに逝き狂った・・・」
問い掛ける洋二の口を塞ぐ様に百合は濃厚なキスをした。
「・・・笹崎に逝かされる私を見て興奮した?」
「・・・いや・・・もやもやする感覚だよ・・・・嫉妬・・・かな?」
百合は首に抱きつくと洋二の耳元でささやいた。
「・・・ふふっ・・・・私の洋二・・・・・
あなたにそんな気持ちをさせてしまった私は罰せられるべきね・・・・
・・・・苦痛をちょうだい・・・・・
死にたくなる・・・・くらいの・・・・」
百合は大きすぎる苦痛の後には、大きすぎる快楽があることを知っていた。
地上を焦がすような日差しだった。
(・・・・・アツイアツイアツイアツイアツイ・・・・
・・・・・ ツライツライツライツライツライ・・・・)
庭に正座をさせられた百合の頭には、ただそれだけが延々と続く念仏のようにこだましていた。
既に汗は出尽くして、塩分が粉状の結晶となって肌に気持ち悪くはりつき、足の感覚はなくなって久しかった。
庭で正座する百合の前には、縁側で胡坐を組み睨みつける父がいた。
「・・・・なんでお前はこの罰を受けているか分かるか・・・・」
朦朧とした百合の頭に、父からの問いかけが投げられた。
・・・・ナンデ????・・・・・
朦朧とした頭では、この罰が与えられたきっかけなど思い出すことは出来なかった。
・・・・ナンデワタシハコンナメニ・・・・
・・・・ナンデコンナコトヲ・・・・
自分の置かれた理不尽な状況への嘆きだけが浮かんでくる、百合の頭に父の言葉が入ってきた。
「・・・お前は、父へ、皆へ、そして何より自分への約束を守れなかった。・・・
それは、罪深い裏切りだ。・・・・だから罰せられている。・・・・」
・・・ヤクソク??・・・
・・・ラジオ体操行かなかっただけでしょ??・・・
自分の”罪”をやっと思い出した百合は、涸れ切った体内に貯めてあった最後の水分らしきものを目から流しながら父親に言った。
「・・・ら・・ラジオ体操を一日サボっただけで、なんでこんな目に・・・
み・・・皆だってサボったりしてるもんっ!」
最後の力を振り絞った抗議も父には届かなかったようで、冷徹な返答が百合の耳に入ってきた。
「一日だからなんだ? 皆がしているからなんだ?
悪いことは悪い、それだけのことだ。反省がまだないようだな・・・」
「・・・ゆ・・許してください・・・
もうサボったりしませんから・・・」
その哀願は届かなかったようで、父からの返答はなかった。
(・・・・ツライツライツライツライ・・・・
・・・・・ユルシテユルシテユルシテユルシテ・・・・・)
ただ辛さと許しをこうていた頭が、何も考えられず、意識が茫然と溶けかかっていた。体の感覚も何んとなく消えかかっている。
「・・・もう、いいぞ。・・・
十分反省出来たな?・・・」
身体を冷たい濡れ布巾で拭われ、父から言われた時、百合の意識にあったのは、
「・・・・救われた・・父に救われた・・・・ ありがたい・・・あの苦痛から解放してくれた・・・」
自分を助けてくれた、自分を導いてくれた、偉大な父への純粋な感謝と尊敬の念だった。
百合はこの日初めて解放感・安堵感から失禁をした。
こうして育った百合は、父への限りない盲目的な崇拝を抱いた。
と同時に、ある奇妙な願望を抱いた人間へと成長した。
辛く長い苦痛=【罰】の後に来る、解放感・安堵感がもたらす途方もない快楽=【許し】を求める願望が身についてしまった。
父への崇拝から概ね父が求めるような成長を重ねた百合だが、その快感を求めてわざと罰を受けるようなことを定期的に行った。
罰は、延々と水を掛けられたり、裸で物置に閉じ込められたりと様々であったが、与えられる苦痛が大きければ大きいほど、その後に来る快楽も大きいことを百合は学んだ。
そして、快楽を求めるための手段であった【罰】が、いつしかそれそのものが目的へと変化していった。
・・・・モットワタシニクツウヲ・・・・
・・・・・コンナニワルイコトシタノダカラモットキツクシカッテ・・・・・
百合にとって、父は崇拝の対象であり自分のアイデンティティ、とにかく全てであった。
父が望むとおりの成長をした百合と、父の関係は永遠に続くものと思っていた。
父が望む教職について数年が経ったある日のことだった。
父が脳梗塞で倒れたという知らせが、学校の百合に届いた。
知らせを聞くや否や学校の予定を全て置いて、日ごろ冷静な百合は血相を変えて病院に向かった。
”脳梗塞による半身不随”
病院に着いた百合は一命を取り留めたという説明の後、そんな事を担当の看護師に言われた。
半身不随であろうと崇拝の対象には変わらない父に、それから百合は許す限りの看護を施していた。
・・・・ナニカ、チガウ・・・・
看護に努める百合の目に映る父は、崇拝の対象である父とは違ってきていた。
身体の自由を極度に失った父は、かつてあった絶対的な自信を失いつつあり、どことなく百合に媚びるような態度さえ見せるようになっていた。
半年を過ぎたころ、百合は父の看護には全く顔を出さなくなっていた。
病院に横たわる父の姿をした何かは、百合にとって崇拝の対象である絶対的な父を汚す汚らしいものに過ぎなかった。
百合は自分の中に父を作り、自分の中で対話することによっていなくなってしまった父の代わりにしようと決意した。
自分の中の父は、相変わらず崇拝の対象になっていてその点では満足していたが、百合に望む【罰】を与えることは出来ない。
これが時々焦りを伴う喪失感として、百合を襲ってきた。
自分では何が悪いかは分からない、でも途方もない失敗のようでもあり、それは途方もない【罰】を伴ってしかるべきだ。
病院に横たわる”それ”に会ってみようと思ったのは、勤務先を追い出された百合が【罰】を求めてのことだった。
何年かぶりに見る”それ”は、百合の中の崇拝の対象の面影を辛うじて残すだけの惨めなものに姿を変えていた。
数年の無沙汰を責めるでもなく、ただ百合の訪問を無邪気に喜ぶ”それ”を見た時、百合は自分の願望が叶えられないと悟り失望をした。
期待をしないまま、今回の経緯をポツポツと”それ”に話してみた。
”それ”は、百合の考えも肯定しつつ、鈴木先生の言わんとしていることは云々などと詰らない返答を必死にしていた。
久しぶりに長時間話したので喉が渇いた”それ”が、テーブルのミネラルウォーターに手を伸ばした時だった。
百合は、ミネラルウォーターを取り上げ遠くの窓際に移すとともに、怪訝そうな顔で自分を見つめる”それ”の首に手をかけた。
徐々に締めつける百合の手に抗っていたそれは、やがて諦めたように力を緩め締められるままになった。
締めた手を百合が離したのは、”それ”への同情からではなく、なにかとても汚いものを触っている嫌悪感からだった。
”それ”は、一頻り咳き込んだ後呟いた。
「・・・わしを恨む気持ちは・・・・よく分かる・・・
お前になら・・・殺されてもええ・・・」
百合は無表情にその部屋を出た。
・・・恨む??・・・なんのこと??・・・
百合にとっての崇拝の対象を汚す”それ”を排除したい。それだけのことだった。
”そのこと”があってからは、病院に横たわる”それ”に対する何の感情も抱かなくなった。
2週間後、”それ”がこの世からいなくなったと聞いた時も、それは変わらなかった。
ちょうどその頃、百合にとっての新しい”父”との出会いがあった。
新しい”父”は、溢れんばかりの自信を身に纏い、百合の隠された本音をつぶさに聞いてくれた。
”父”がいなくなってからずっと感じている喪失感について、打ち明けたのは出会ってから半年位たった時だった。
「・・・・小池先生・・・
あなたは、甘ったれたお譲さんなんだよ。・・・」
・・・・アマッタレタオジョウサン・・・・
頭の芯を貫くような衝撃だった。真っすぐ射抜くような視線で、自分の全てを見透かされた様な衝撃だった。
「・・・百合・・・・
お前は、私を信じなさい。
お前を許し、お前が間違えたときに罰するのは・・・私だよ・・・」
天からの啓示の如くその言葉は、百合に抗いがたい肯定感とともに吸収された。
その時から14年、私を導くもの、私を罰するもの、私を許すもの、それが、百合にとって変わらない河野洋二という存在だった。
「百合・・私の前に立ちなさい・・」
テーブルに腰を下ろした河野が百合に命じた。
「はい。」
元の無表情に戻った百合に、洋二は取ってきた首輪を付けた。
「・・・邪魔なブラジャーを外して・・・」
素直にうなずいた百合は、ボンテージのブラジャーを外した。
子供を産んでない百合の肌には張りが十分に残っており、露出されたD-cupの乳房は美しい形を保っていた。
その乳房の先端に付いた異質なものを弄びながら洋二は百合に問い掛けた。
「今度はもう少し太い・・・・もっと変態ちっくなピアスに替えようか?」
「・・・・あなたが望むならそうして・・・・・」
百合は無表情のまま答えた。
「・・犬のポーズをして待ってなさい・・」
百合にそう命じると、洋二は寝室に向かった。
百合は頷くと同時に、足をM字に大きく開きしゃがみ、両手を頭の後ろで交差させ、舌を大きく出した。
戻ってきた洋二は、手に赤い蝋燭を握っている
そして、首輪から伸びるリードを持ってリビングの正面右手ベットルームサイドに歩き始めた。
百合は、四つん這いになり彼のリードに従っている。
リビングの右手の壁には、スィートルームに似つかわしくないものがあった。
円形の木板に、皮の手錠とベルトが二本づつ付けられている。
木板の横には、ベルトに繋がった滑車のようなものがあり、これを回すことによってベルトを左右に引っ張ることが出来る。
「・・お前のだらしない変態まんこに罰を与える。
犬のポーズになれ・・」
百合は無表情のまま頷くと、再び脚を広げて座り、大きく舌を突き出した。
蝋燭に火を灯し十分に液化したのを確認した洋二は、傍らで惨めなポーズで待機する百合の頬を左手で掴んだ。
「・・まずは、お前の生意気な言葉を発するか、奉仕するかしか役に立たない舌を飾ってやる。」
目一杯まで出された舌に蝋燭が垂らされた百合は、無表情のままだが口から大量の唾液をだしている。
”カー・・・カハッ・・・・”
蝋を垂らすのを止めた洋二は、突き出したままの舌を蝋まみれに息苦しそうに呼吸する百合を笑みを浮かべて眺めた。
洋二は、そんな惨めな様子をさげすんだ笑みを浮かべ眺めていたが、やがて乳首のピアスを引っ張るように摘まみ蝋燭を胸に垂らし始めた。
蝋燭が垂れるたびに身体を痙攣させる百合であったが、発情したような声を口から漏らし始めていた。
「・・んっ・・・ンフ・・」
「蝋燭で感じてるのか・・罰にならないな・・・
お前の汚いまんこに、強烈な奴を見舞ってやるから足を目いっぱい開け!」
蝋で舌を固められ、返事ができない百合は鼻水を垂らした惨めな顔で頷いた。
命じられた通り百合は、足を蛙のように開き、自ら秘所のピアスを左右に引っ張りクリや秘穴を曝け出した。
洋二が、クリトリスや秘所全体に蝋燭を垂らし始めると、百合は明らかな喘ぎ声を発し始めた。
「・・っふっ・・・あおっ・・・・
おぉ・・・・あぁっ・・・・・・あぁん!
・・うふぐっ!」
剥き出しになっている陰核に蝋が直撃して腰を一回痙攣させた百合を見て、洋二は蝋を垂らすのを止めた。
百合の下半身は、新たな刺激を求めて挑発するかのように、剥き出しの赤い蝋で飾られた卑猥な陰部を晒しつつくねっている。
「ちっ・・この売女が・・・むき出しのクリトリスに垂らしても感じてるな・・・」
そういうと首輪から伸びるリードを荒々しく引き立て、百合の舌に付着した蝋を荒々しくはがした。
暫く荒い呼吸を繰り返していた百合は、無表情な仮面を外し妖艶な笑みを浮かべて洋二に語りかけた。
「・・はぁ・・・はぁ・・・ふふっ・・・・ふふふ・・・・
あなたが私に与えるのは、罰じゃなかったの?
・・・ふふふ・・・・ありがとう、洋二。とってもクリ・・・気持ちよかったわ・・・」
百合の余裕ある返事に洋二は、苛立たしそうに百合を円形の木板の前に立たせて言った。
「百合・・・お前は素敵だな・・・
褒美に・・・・お前に取って置きの”罰”を与えてやる・・・」
彼女をその場に立たせて、洋二は一人バスルームに向かった。
バスルームに向かう洋二に与えられる罰を、百合は十分に知っていた。
腹部の痛み、圧迫感、腹を膨らまし無様な自分への嫌悪感・・・・悪くない”罰”だった。
その予感に、彼女は浮かべていた余裕ある笑みを消し元の無表情になった。
バスルームからゆったりとした足取りで戻ってきた洋二の手には、百合が想像した通りのものが抱えられていた。
巨大な注射器によって与えられる苦痛は、快楽に姿を変えて行った蝋燭とは違い、彼女に最初のころと変わらぬ苦痛と辱めを約束するものだった。
「・・・こちらに尻を向けて、足を大きく広げなさい。」
「・・・はい。」
答えると百合は足を大きくガニ股に開き、両手を自らの豊かな双臀へまわし、臀丘の谷間を割りひろげて肛門をさらけだした。
「今からされることが分かるな・・・」
「ええ、私の変態アナルにぶっといのが何本も注射されるわ・・・」
にやりと笑みを浮かべた洋二は、曝け出された菊穴に注射器の先端をあてがった。
菊穴にあてがわれる容器の冷たさ、注入される液の生ぬるい感覚、その後長く続く苦しさ、そして途方もない解放感とその後に訪れる同じくらい大きな惨めさ。
(今日はどれくらい入れるのかしら・・・
前3本入ったときは苦しくて・・・・とても素敵だったわ・・・
4本入れられたら・・・わたし死んじゃう・・・かも・・・)
4本目の注入を想像した百合の脚が、僅かに震え始めたときアナルに予感していた冷たさが感じられた。
(・・あっ・・冷たい・・・・)
想像通りの感覚で百合の豊かな双臀に浣腸器のさきがふれた。
そして、洋二に調教されたアナルにそれは挿入され注入を開始した。
「・・・・っ??・・・えっ??」
予想していたいつもの生温い液とは違う感覚に、百合は驚き洋二を振り返った。
やがて、1000mlのそれが百合の直腸に注入されたとき、いつもの圧迫されるような苦しみではない苦痛を百合は自覚した。
「・・いっ・・・・痛いわっ・・・・
これ・・・・えっ?・・・何?」
顔の無表情さも、内省する冷静さも奪いかねないほどの鋭い痛みだった。
「・・うっ!・・・洋二・・・・何を入れた・・・の?」
苦痛と恐怖を併せた表情で洋二に訴えたが、彼は変わらない笑みで待機を命じ再びバスルームに消えた。
(・・・・痛いっ??いつもより冷たいから??
・・それだけ???本当に????・・・・)
いつもとのあまりにも大きな苦痛の違いを訴えたく、より苦痛を与えるために戻ってきた洋二に
「洋二!・・洋二っ!!
痛いのっ、とてもお腹が痛いのっ!!」
と精一杯自分に起きている異変を訴えると、洋二は笑みを浮かべ訴えを無視して2本目の浣腸液を直腸に注入した。
「い、いたい・・いたい・・あぉ・・入ってる・・いや、こ、怖い・・・
なんか変なのっ!や・・やめて・・・ああ・・入れないでぇ・・・・」
「・・・だらしないけつの穴をしっかり閉めて待っていろ・・・」
そういうと再びバスルームへと向かった。
百合の開発されきったアナルは、懸命に閉じようとするが少しづつ液を漏らしている。
「いっ、、痛いーーーっ!
おかしいのぉっ!洋二、出させてっ!!!」
洋二の背中に懸命に叫び続けるが、戻ってきた洋二の手には再び液を充填させたそれが握られていた。
痛いっと悲痛な叫びを上げ続ける百合を無視して、冷静にボンテージのコルセットを外し洋二は再び1000mlのそれを注入した後、極太のアナルストッパーを百合のアナルに装着した。
「ぁぁあ、ぃ痛いの・・・今日のお浣腸・・・」
直腸の猛烈な痛みに百合は、惨めな泣き顔で洋二に訴えた。
「ふふっ・・・いい顔をするじゃないか、百合。
わざわざ特別な浣腸液を手に入れた価値があったよ。。
今日の浣腸は、溶解性がつよい浣腸で苦痛はいつもの倍以上だって聞いたよ。。
あと、さっきオーダーしたシャンパンも入れてみたんだ、面白いだろ?」
うっとりとした顔で、洋二は百合を眺めた。
ボンテージをそのスタイルのいい身体にまとっていた百合が、今はブーツ以外はすべて剥かれて、代わりに浣腸液を3ℓ注入されたお腹が不自然に膨らんでいる。
先ほどまでの傲慢な表情は、今は涙や鼻水を垂れ流しながら惨めな表情を浮かべている。
体中に装着されたピアスは、百合の身体も精神もすべてが自分の所有物であることを示している。
「その変態な身体をもっとよく俺に見せてくれ。」
呆然と浣腸を注入されたままの姿勢で苦しんでいる百合を軽々と抱え、円形の貼り付け台に百合を固定していく。
「あぁ・・い・・痛い・・・
ゆ、百合は笹崎如きに惨めに逝かされる変態まんこだから、罰を受けているのね・・・
あぁ、、ごめんなさい・・」
「そうだ、お前に罰と挽回の機会を与えてやる。
でも、その前におまえの身体を楽しませてくれ・・」
「いいわ・・私の変態乳首も変態まんこも変態アナルも・・・全部味わってぇ・・・」
極度のハードマゾである百合は洋二に壊されたい願望から、絶え間なく襲う腹部の痛みにすら陶酔し始めている。
洋二は木板に貼り付けになった百合の乳房や首筋などいたるところを蝋を剥がしながら舌で手のひらでゆっくりと時間をかけ味わった。
「・・ぁ・・あぁ・・、美味しいかしら・・?私の・・身体・・ふぐっ・・」
百合の涙でぬれた顔を、目を、鼻を洋二は黙って丹念に味わった。
十分に味わった彼は、百合を固定している円形の木板に付いている取っ手を使って回転させた。
「っ!!」
逆さ釣りのようになった百合に洋二は笑みを浮かべて言いかけた。
「素敵な百合の身体に免じて、御褒美を上げよう。」
そう言って棚から二つの道具を取り出した。
一つ目の小型のスティック状の道具を片手に持ち、滑車のところに行った洋二は百合の脚を100度程に開脚させた。
恥丘に付着した蝋を剥がし、姿を現したボタンに入念なキスをはじめた。
「素敵なシンボルだね・・百合?」
逆さ釣りにされた百合はあえぎながら答える。
「はぁ・・はぁ・・このあなたの専用まんこである証のために、彫る間何度あの刺青師に犯されたと思う?
彫りに行く度に何度も犯されたわ・・」
「こんなおまんこ見たら犯さずにはいられないさ・・」
そう答えた洋二は、その奥の秘穴の蝋を剥がしにかかった。
剥がすたびに淫靡な吐息を吐く百合に構わず一通り剥がした洋二は、むき出しになって充血したクリトリスを舌で味わった。
「はぁぁっ・・・気持ちいいわ・・・」
「君のクリトリスも随分大きくなったけど、立花さんの馬鹿でかいクリトリスには負けるね。」
敬愛する洋二が自分と他の女を比べたことに百合は淫靡な表情のまま抗議した。
「ほかの女と比べることなんてしないでぇ・・・
洋二はあんなはしたない変態クリトリスが好きなのぉ??」
「・・あぁ・・百合のクリより立花のでっかいクリチンポの方がいやらしいよ・・」
「・・はぁ・・く、悔しいわ・・・・
私のをもっともっと苛めて、あのくらい下品なクリチンポにしてぇ・・」
洋二は、笑みを浮かべて頷くと、手にしている小型の振動器のスイッチを入れてリングピアスに飾られた百合のクリトリスにあてがった。
‘ヴ・・ヴィィィ・・・・‘
途端に弛緩した百合の声は緊迫の度合いを加えた訴えに変わった。
「はぅ・・はぁ・・はぁ・・あぁあぁ・・・・
剥き出しのクリに当たってるぅ!あぁっ!! あぁっ!! あぁっ!!」
蛙のように腹を膨らました身体をくねりながら連続して絶叫のような嬌声をあげる。
「いっ・・逝くっ! 逝くっ! 逝くっ! あぁっ!
・・・・あぁ~ん、いかせてぇ・・・」
逝く間際にそれを止めた洋二に誘惑するように百合は腰をくねらせ抗議した。
「お前は簡単に逝ってしまうからな・・
でも安心しろ、こっちで逝かせてやるから。」
洋二の手には黒光りする20cm以上の太いバイブが握られていた。
「あぁ・・早くオマンコズポズポしてぇ。
オマンコ早く逝かせてっ!」
洋二は、陰唇に付いたピアスで秘穴を開くとバイブを奥深くまで一気に突っ込んだ。
「はぁぁ・・・き、気持ちいい・・」
何の抵抗もなく入ったバイブを荒々しく抜き差しした。
百合は、快楽と苦痛の入り混じった表情を浮かべながら叫びに近い声を上げ続けている。
「おまんこ気持ちいいけど、お腹が圧迫されて痛いぃ・・・
痛い、痛い、あぁん、痛いけどオマンコにずぽずぽしてぇっ!」
「おまえのまんこは、本当にガバガバになったな、なぁ百合?
こんな腐れまんこより、立花のまんこのがよっぽどいいかもなぁ?」
「いやっ、あんな豚に目移りしないでっ!
私のオマンコもアナルも身体中全部洋二に上げたのにっ!」
「こんな変態な身体見られたら、性奴隷になるしかないもんなぁっ!」
「洋二の変態玩具でいさせてぇっ!好きなように染めていいからっ
いっ、逝くわっ、洋二にオマンコ可愛がってもらって逝くわっ! いっ・・逝くぅぅ!!!」
百合は腰を痙攣させながら絶頂に達した。
それを確認して洋二は手にしていたバイブをテーブルに置いた。
まだ、脱力して逆さ釣りになっている百合を、木板を回転させて戻した。
やがて陶酔から覚めた百合は、腹部の痛みがよみがえってきた。
「・・洋二・・・トイレに行かせて・・・・
その後、洋二の逞しい物で私の全部の穴をたっぷり犯して・・」
甘えるように言った百合に、洋二は無表情で近づき腹部を手で強く圧迫した。
「いっ・・・痛いっ!痛いーーーーお仕置きはもう頂いたでしょ??」
痛いと叫び続ける百合に、洋二は冷徹な表情を浮かべ告げた。
「お前はまだ自分で言ったことを証明してないだろう?」
再び泣き顔になった百合をそのままに、テーブルから再びバイブを持ってきて百合のオマンコに荒々しく突っ込んだ。
「はぅっ!! し・・証明って??」
「おまえのガバマンに愛想付かれたくなかったら、このまま落とさずにいろよ・・」
百合の問いかけを無視してそう洋二が命じたとき、再び部屋の呼び鈴が鳴った。
「今日は随分とお過ごしになられるんですね?
シャンパンをお持ちいたしました。」
先ほど百合が意識を薄れさせていたとき洋二がオーダーしたシャンパンを手に、笹崎が再びルームサービスに訪れた。
「・・・あぁ・・さっきのは百合がすべて腹に収めてしまってね。
まぁ、入ってくれ。」
「では、失礼いたします・・」
マナー良く入ってきた笹崎は、エントランスからリビングに入ると、貼り付けになり身体中に蝋を纏い太いバイブが突き刺されたままの百合を見ると笑みを浮かべ、
「これはこれは小池様。随分とお綺麗に化粧をされて・・・ 一段とお美しく存じます。」
完璧な営業スマイルを浮かべたまま百合に話しかけた。
「あぁ、シャンパンは自分で注ぐからそこに置いといてくれ。
笹崎君に百合が話があるそうだよ。
洋二がそう言って百合に視線を送った。
百合はその視線の意味を悟ると、貼り付けにされ蛙のように膨らんだ腹を晒したまま、笹崎に話しかけた。
「笹崎、お前如きに味わわせてやった私のオマンコは美味しかった?」
「はい。それはもう、小池様のマン汁の摺れた味わいを存分に楽しませていただきました。」
「そう、精精感謝するのね・・お前如きには勿体無いものなのだから。
勿体無いついでに、お前に私の世話をさせてあげます。」
「これはこれは、河野様、よろしいのでしょうか?」
「あぁ、お前の思うとおりにしてくれ。・・・百合は君に逝かされるような醜態は二度と見せないそうだ。」
百合は、下僕にそう命じるかのごとく笹崎に命じた。
「まず、私をここから降ろしなさい。」
「はい、ただいま。」
百合に近づいた笹崎は、その前で止まると百合の秘穴に突き刺さったバイブを手に取り百合にたずねた。
「こちらは抜いてもよろしいのでしょうか?」
百合は、自らに突き刺さっているそれを笹崎に捕まれ上気しきった表情で、洋二に答えを求めるように視線を移すと彼は首を横に振っていた。
「私のおちんぽに断りもなく触れるなっ!そのままにしなさい。」
「これは失礼いたしました・・」
そう答えると、手に取ったそれを百合の奥深く間で強く突っ込んだ。
百合が嬌声を上げかけたのをそのままに、手や足を拘束しているベルト等を外しにかかった。
””バシッ!!!””
拘束から抜けた百合は、笹崎の前に近づくと無言のままその頬を張った。
「無礼者っ!私のおちんぽに断りなく触れた罰です。」
「・・申し訳ございませんでした。」
「・・・まぁいい。では次に私はとても便意を催している。
笹崎、責任を持って私の便意を解消しなさい。」
「はい、了解いたしました。トイレにお連れすればよろしいでしょうか?」
「それはお前に任せます。」
かしこまって手をとる笹崎に手を引かれ、百合は歩を進めた。
百合は、便意とこれから訪れる被虐の予感に、脚が震えてうまく歩けもしない有様だった。
また、歩く振動が伝わることで、慣れつつあった腹部の痛みと圧迫感がより強いものになった。
(・・あぁ、痛いぃ・・・、早く・・・早く・・・・)
笹崎は、百合をバスルームに導くと、サービススマイルで百合に告げた。
「こちらでよろしいでしょうか、小池様。」
「・・・任せるといったはずよ・・・」
広いバスルームに置かれている大きいミラー越しに、洋二が冷笑しているのを見ながら笹崎に返答する。
「・・、ではお手伝いさせていただきます。
先ほどお聖水を頂戴したときのように、大きく脚を開いてお座りください。
これまでも洋二とのプレイの中でこの男にすべての穴を何度も犯されてきたが、下僕のように見下しているこの男に”それ”を見られるのは初めてだった。
どちらかというと苦痛を好むマゾ志向の百合にとっても、この屈辱は想像するだけでも酷く大きいことに思えた。
大きく脚を開きながら腰を下ろす百合は、自分の振舞うべき態度について考えていた。
(・・下僕にシモの世話をさせるのよ。
洋二の唯一のパートナーである私が、こんな下僕に屈服するような感情を抱いくはずが・・・
・・・えっ??)
腰を下ろした百合の背後に回った笹崎が脚を後ろから抱えあげ、数時間前の憲子のような格好にした。
ミラーには、バイブを突き刺したピアスでデコレーションされた陰部の下に、ストッパーで栓をされたアナルがはっきりと移映った。
「・・小池様。
ルーム越しに、小池様が汚いうんこをひり出す様子を河野様に見ていただきましょう。」
「ぶっ、無礼者っ!
し・・シモの世話をする下僕が、きっ、汚らしい表現を使うんじゃない。
黄金と言いなおしなさい、笹崎!」
ヒステリックに叫ぶ百合に、余裕の態度で笹崎が応じる。
「すみませんでした、小池様。
では、私めもそんなにありがたいものなのか、小池様の黄金を拝見させていただきます。
ご自分でその馬鹿みたいに太いストッパーをお外しください。」
「じ・・自分で??」
ミラー越しに映る洋二の満足そうな表情を見て諦めた百合は、自らの最も恥ずかしい姿を晒すためにそれを手にした。
”・・メリッ・・・”
そんな音が聞こえてきそうなくらいに、強烈にアナルを押し広げつつストッパーは徐々に引き抜かれている。
「・・あぁ・・・はぁっ・・はあぁ・・・
アナルが壊れるぅ・・・中のウンチがストッパーを押してるぅ!・・・」
叫ぶように大声で、百合は今の苦痛を訴えた。
かつてないほどの腹部からの圧迫が、この後の快楽を予感させた。
ストッパーの突部の頂を越えるまでその苦痛を味うかのようにゆっくり抜いていた百合だが、そこを越えるとストッパーは中から噴出する”それ”に押し出されるように、抜けて落ちた。
”ブビッ!・・・ブブブブビッ!!ドボドボ・・・・”
盛大な放出が始まった。
どろどろになった強烈な異臭を放つ茶色の液体をひり出す百合に、羞恥心であったり開放感といったいつもの放出するときの感覚ではなく、アナルと腹部への絶望的なほどの痛みが襲っていた。
「ギッ、ギャヒーーーッ
いっ痛いーーーーっ!
洋二、おかしいのっ、おかしいっ、痛くてっ
し、死ぬっ、痛いっ!
・・・あぁ、きゃーーーーー!」
あまりの強烈な痛みで錯乱した百合は、目だけではなく鼻から鼻水を垂らしながら訴えた。
洋二は、うっすらと笑みを浮かべながら答えた。
「すごいな、今日の糞は・・・
こんなに臭かったことも、汚かったことも始めてだよ。
・・・・こんなに痛みでのたうつ百合もね。
今日のは強烈な溶解液だったから、腸のや入り口の粘膜を溶かしてしまったんだろう。」
洋二の返答など聞こえていない百合は、開きっぱなしになっているアナルから排出を続けている。
ぐしゃぐしゃになった顔は、白目になり口を縦に大きく開け意味にならない叫び声を挙げ続けている。
「きゃぁぁぁぁーーーー
死ぬっ!あぁ死ぬぅ!
殺されるっ!!!!
あぁぁぁ、あぁぁぁぁん」
激烈な痛みに半ば意識がとんだ百合は、その体勢のまま自らの陰部に突き刺さったバイブを猛烈な勢いでピストンし始めた。
「・・ぐぅ・・・
お、おぇぇぇ・・・・・」
百合の脚を抱えていた笹崎が、百合の糞に耐え切れなかったような振りをして百合の顔に吐瀉した。
「キャーーーーーー!!
・・・ゴェっ・・・
あ・あ・あぉん、死ぬぅ!!」
錯乱状態の百合の顔面に笹崎が吐瀉した。
笹崎の吐瀉物が口の中に入り、自らもえずきながらもバイブの運動を止めない。
百合の絶叫が響く中、”形だけの”お詫びを笹崎はした。
「・・・失礼しました、小池様。
小池様の黄金・・・というか、糞が経験したことがないくらいに臭く汚かったので粗相をしてしまいました。
・・・・・では、私は掃除の準備を始めますので、小池様はこの糞とゲロの中で自慰をお続けください。・・・」
そういうと、抱えてた百合を床にほうりつけるように置いた。
「ぐ、ぐぇ・・・
あぉおお・・・、死ぬぅーーーー!」
タイル一面の汚物の中、百合は錯乱状態で自慰を続けた。
「あぉっ、きゃーーーっ
意識とぶっっ!!!
洋二っ!洋二っ!百合は死ぬわっ!あなたに殺されるのっ!!!
糞の中で、バイブ挿したまま死ぬのぉーーーーーっ!」
そういって、最後の叫び声を上げると百合は全身汚物まみれになったまま半ば意識をなくした。
腰は不定期に激しい痙攣を繰り返しバイブが抜け落ち、アナルからは勢いはなくしたものの汚物が垂れ零れているままだった。
僅かな時間、空ろな意識になった百合を現実に戻したのは、シャワーを顔にかけた笹崎だった。
「小池様の汚物を掃除しなくてはなりません。
小池様も汚物みたいなものですから、そのままで結構ですよ。」
鼻に水を吸い込んでしまった百合が激しく咳き込むにもかかわらず笹崎は洗い流しを続ける。
一通り洗い流した笹崎は、百合の首輪を握って上に引っ張った。
「ぐぇっ!」
下半身に力が入らない百合は、ふらつきながらやっとの思いで立ち上がると、力は無いが鋭い目つきで笹崎を責めた。
「・・・なっ何をする、笹崎。
私に粗い扱いをするなどと・・・身の程をしっ・・・ぐぇぇーーー」
笹崎は、詰問する百合を無視して、首輪を握ると百合に告げた。
「・・小池様、壁に手をつけて、脚を広げてください。」
「・・っ!」
笹崎は私を犯そうとしていると理解した百合は、それを受け入れるため卑猥な陰部が良く見えるよう脚を広げ尻を高く上げつつ言った。
「・・・・ふ・ふふ・・・笹崎・・・・・
わ・・・私を犯したいの? こらえ性の無い男・・・・
まず、ひ・・跪いて・・・・・
・・・えっ?・・・い、いやっ!?・・・・いやーーーーーーーっ!!」
目に淫靡な光を宿しつつ、挑発するように腰をくねらす百合の言葉を無視して、笹崎はシャワーの絵の部分を外し、それを荒々しく百合の開きっぱなしになっているアナルに突っ込んだ。
「いっ、いやーーーーーっ!!
いっ、痛いのーーーーーーー!!」
”シューーーーー”
絶叫する百合のアナルには、激しい勢いでぬるま湯が注入されているが、広がっているアナルは入れるそばから僅かに茶色に染まった液を吐き出している。
腰をくねらせ逃げようとする百合を笹崎は脇に抱えつつ、シャワーをアナルに注入し続けた。
「あんな汚物を撒き散らした、汚いけつの穴を掃除させていただきますよ。
それにしてもだらしないアナルですね、小池様?
こんな太さじゃ、入れたそばからひり出してしまいますよ・・・」
「あぅっ!あぁぁぁっぁ!」
言葉にならない百合の叫びの中、笹崎は洋二に視線を送って尋ねた。
「河野様、本日はこの笹崎に小池様の身体を使用させていただいてもよろしいでしょうか?」
「・・ふふ・・・珍しいじゃないか、笹崎君。
君のほうから、そういったお願いをしてくるのは・・・・」
「河野様・・・・よくぞここまで小池様を変態に仕込んだものでございます・・・
これだけの苦痛を与えられて、汚物の中で逝き果ててる小池様に、年甲斐も無く発情してしまいました・・・・」
「ふふ・・・百合の場合は、”もともと”そういう素質があったんだよ・・・
まぁいいさ、今日は存分に百合を犯してくれ。
一切の制約はなしだ。」
そう答えると、洋二は壁に手をついて絶叫から少し淫靡な響きに代わりつつある叫びを発してる百合に近づき、髪を鷲づかみに顔を上げさせた。
「百合、笹崎君がお前を犯したいとのことだ。
・・・分かってるな?お前が私にした約束を証明するのは今だぞ?」
嬌声の混じったハスキーな声で、百合は答えた。
「はぁっ、あんっ・・・・
分かってるわ、洋二・・・・
あなたのパートナーである私は、笹崎如きに逝かせられたりはしないわっ!!
はぁ、笹崎っ!!
お前如きが、私を逝かすことなど出来る筈がないわっ!!
・・・こらえ性の無いお前のちんぽで早く犯したいなら、さっさとしなさいっ!」
絶叫のような百合の声を聞いた笹崎は、にやりと笑ってシャワーをアナルから引き抜いた。
「・・ふふ・・・・了解しました、小池様。
では、残りのものを早くそのだらしないけつの穴からひり出してください。」
「ぶっ無礼ものぉ・・・
ありがたく、私が出しているところを見なさいっ!!」
緩んだアナルは収縮を繰り返しながら、透明に
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