ご指摘はごもっともだと思います。
なるべく長文を心掛けますが、なにぶん小説は始めての挑戦なので、お見苦しい点はどうかご容赦くださいね。
あの日見た、映画の場面のような夕暮れの光景は、どこか心の隅に残っていたんでしょうね。
それ以来ちょくちょく公園を気にするようになりました。
それと同じよう、あの気になる奥さんも男の子を連れ、一日置きくらいに見かけるようになり、公園のフェンス越しに軽く会釈をするようになりました。
やっぱり男の子は建設機械が好きなんですよね。気が付くとその奥さんの連れている男の子もフェンスにしがみついて、輝く目で見ているんです。
私は奥さんにする会釈と同時に、その男の子に軽く手を振るようになりました。
そんな日常を半月くらい過ごしていると、奥さんの表が、少しずつやわらいで来たのがわかるようになりました。
ある日「こんにちは、子どもさん大きな機械が好きなんですね。」と笑顔で声をかけてみました。
『はい、そうなんですよ。うちからこちらがよく見えるので、ここに来るのを楽しみにしています。』
「そうなんですね、ゆっくりと見て行ってくださいね。」
笑顔で返してくれた奥さんの表情、奥さんの警戒心も解けた様子、まあ一歩前進かな・・・って思いました。
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