2週間が過ぎた頃、仕事帰りに、凪君からメール、ご無沙汰です、今電話しても良いですか?スーパーの駐車場に車を止めて、私から彼に電話を掛けた。もしもし‥久しぶりね‥あれから連絡も無くなったし…やっぱり冷やかしだったのかと思ったよ。ごめん‥サァチャンと知り合った日に彼女と別れて、ムシャクシャして誰でもいいから、その時を忘れたかったんだよ…それでサァチャンを強引に誘ったんだよ…ふ~んそうだったの…もし迷惑じゃなければ 今夜夕飯でもどうかなっ? えっ…いきなりそんな事言われても…あっごめん無理だよね…待って今から主人に電話するから、又後で掛け直すから、電話を切り、主人に電話をしてみた。あっ~アナタ今夜残業になって帰るの遅くなるかもしれないし夕飯作れなくて、ごめんなさい。主人は少し機嫌悪かったが、仕事なら仕方ないな気を付けて帰れよとだけ言って切れた。折り返し凪君に電話して、ごめん待った?主人にOK貰ったし大丈夫だよ。何処で待ち合わせする?サァチャン今何処に居るの?私は〇〇スーパーの駐車場だよ あっそこなら、仕事場から近いからそこで待ってて、今から行くから!うん、じゃあ待ってるね。凪君を待ってる最中に主人を騙して罪悪感を感じる中で、心の片隅でドキドキもしていた。15分過ぎた頃に凪君から電話、サァチャン車何処に停めてるの?私はキョロキョロしてると凪君の車を発見して待って今そっちに行くから、そして凪君の車に乗り込んで、凪君が無理言って誘ってごめんね‥いいよそんなに気を使わなくても…それに私も凪君と話がしたかったし(笑)サァチャン何が食べたい?そうね‥二人だけで夜景見ながら食事もいいかな…ナンテネ(笑)おばさんとじゃ凪君が可哀想だよね…そんな事ないよ。その場所に行く最中に、さっきの話の事を凪君に聞いてみた、何で彼女と別れだの?言いにくそうに彼は言った…彼女の誕生日にパチンコに行き負けてプレゼントもしないし…その日のデートもすっぽかしていた。娘もそんな事で別れたなどと言ってたな。良くあるパターンかなと思った。えっ…私と出会った日て娘も誕生日だし…偶然よね…そんな事有るわけないし…
そんな会話をしてると、綺麗に街並みの夜景が見えだし、駐車場に車を停めて新鮮な空気を浴びながら、二人でベンチに腰掛けた。
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