香織は用具室を出た瞬間、膝が崩れそうになった。
廊下の冷たい空気が、乱れたブラウスに触れて肌を刺す。
首筋に残る柳田の舌の感触が、まだ熱い。
胸の谷間に、指の圧迫感が焼きついている。
後輩の声が遠くで響く。
「先生と何か……?」
香織は首を振り、早足でその場を離れた。
心臓が、耳の奥で爆音のように鳴っている。
(……危なかった。ほんとに、危なかった……)
でも、危なかったのは「助かった」ことだけではない。
あの瞬間、柳田の指がショーツの縁に触れたとき——
身体が、ほんの一瞬、力を抜いた。
拒絶しようとしたのに、腰がわずかに前に出た。
(私……何を……)
家に帰る道中、街灯の光がスカートを照らすたび、太ももの内側がひんやりと湿っているのがわかる。
歩くたびに、秘部がショーツに擦れて、甘い疼きが蘇る。
部屋に戻り、鍵をかける音が異様に大きく響いた。
ベッドに崩れ落ち、制服のまま仰向けになる。
天井を見つめながら、柳田の最後の言葉が頭の中で繰り返される。
『逃げられないぞ、香織ちゃん』
あの低い声。
耳たぶを歯で挟まれた瞬間、背筋が溶けるような感覚。
香織は震える手でスカートを捲り上げた。
ショーツはもう、ぐっしょりと濡れていて、指が触れただけで糸を引く。
(……あそこで、もし後輩が来なかったら……)
想像が、止まらない。
柳田の太い指が、ショーツをずらし、直接花弁を広げる。
熱い息を吹きかけながら、クリトリスを親指でゆっくりと押し潰す。
「ここ、もうこんなに腫れてる……俺のせいだろ?」
香織は目を閉じ、自分の指を同じように動かし始めた。
中指を一本、ゆっくり沈める。
でも、それだけでは足りない。
二本、三本……奥まで押し込み、激しく掻き回す。
「あ……っ、先生……」
声が漏れる。
もう、抑えられない。
(あのまま、押し倒されて……スカートを捲り上げられて……)
柳田の硬くなった股間が、腹に押しつけられた感触。
ズボン越しでも、熱さと太さが伝わってきた。
もし、あのまま——
想像の中で、柳田がファスナーを下ろす。
熱く脈打つ肉棒が、彼女の濡れた秘部に先端を押し当てる。
「入れるぞ……香織ちゃん。お前も、欲しかったんだろ?」
その瞬間、香織の指の動きが狂ったように速くなった。
腰を浮かせ、シーツを握りしめ、激しく振り立てる。
「はぁ……っ、先生……だめ……入っちゃう……!」
身体が弓なりに反る。
秘部が指を強く締めつけ、熱い蜜が噴き出すように溢れる。
「あっ……イク……っ! 先生の……せいで……!」
絶頂の波が、激しく全身を襲った。
香織はベッドの上で痙攣し、声を殺して喘ぎ続けた。
……終わった後も、胸のざわめきは収まらない。
彼女は乱れた下着を直しながら、暗い天井を見つめた。
明日。
部活の後、また用具室の掃除当番だ。
柳田先生は、きっと——
鍵をかける。
逃げられない。
その予感に、恐怖と一緒に、熱い期待が胸の奥で膨らんでいた。
香織は唇を血が出るほど噛み、目を閉じた。
一方——
柳田は自宅の薄暗い部屋で、ウィスキーを傾けながらスマートフォンの画面を凝視していた。
画面には、今年のバドミントン部の集合写真。
中央に立つ香織の笑顔。
制服の胸元が、わずかに開いている。
彼はもう一度、今日の感触を思い出す。
柔らかい乳房。
震える太もも。
ショーツ越しに伝わってきた、熱い湿り気。
(……明日だ)
柳田はゆっくりと立ち上がり、部屋の鍵を二重にかけた。
引き出しから、小さな鍵束を取り出す。
用具室のスペアキー。
そして、もう一つ——新しい南京錠。
彼の唇が、ゆっくりと歪んだ。
明日、香織が用具室に入った瞬間、
ドアを閉め、鍵をかける。
二重に。
今度こそ、誰も来ない。
後輩も、先生も、誰にも邪魔されない。
柳田はズボンの前をゆっくりと下ろした。
すでに硬くそそり立ったものを握り、今日の香織の喘ぎ声を思い浮かべながら、手を動かし始めた。
「香織ちゃん……明日、お前を……全部、俺のものにする」
低い呟きが、部屋に溶けていく。
夜は、まだ長い。
そして、明日の放課後——
緊張は、頂点に達する。
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