柳田の指が、ゆっくりと、しかし確実に香織の熱い内壁に沈み込んでいく。
一本だけ。
それなのに、彼女の秘部はきつく締めつけ、指を飲み込むように脈打っていた。
ぬるぬるとした蜜が、指の第二関節まで一気に溢れ、柳田の掌を濡らす。
「ん……っ、あ……」
香織の喉から、絞り出すような声が漏れた。
唇を血が出るほど噛みしめても、止まらない。
腰が、勝手にびくんと跳ねる。
ロッカーの金属が背中で冷たく軋む音が、彼女の鼓動と重なって響く。
(……入ってる……先生の指が……私の中に……)
恐怖で頭が真っ白になる。
でも、同時に、下腹部の奥が熱く溶けていく感覚。
指がゆっくりと曲がり、敏感な内壁を掻き回すたび、甘い電流が背骨を駆け上がる。
柳田は顔を近づけ、香織の瞳を真正面から覗き込んだ。
わずか数センチ。
彼の息が、彼女の唇に直接かかる。
「ほら……感じてる顔してるぞ、香織ちゃん。
怖いって泣いてるのに……ここは、俺の指をこんなに締めつけて……」
彼は指を少し引き抜き、またゆっくり沈める。
浅く、しかし確実に。
親指はクリトリスに当てたまま、軽く押し潰すように円を描く。
くちゅ……くちゅ……。
静まり返った用具室に、水音だけが異様に大きく響く。
香織は目をぎゅっと閉じた。
涙が頰を伝い、首筋を濡らす。
(……やめて……お願い……
でも……もっと……奥まで……)
心の中で叫ぶ拒絶と、身体が求める懇願が、激しくぶつかり合う。
膝がガクガクと震え、立っているのがやっとだ。
柳田のもう片方の手が、彼女の腰を強く抱き寄せ、逃げられないように固定する。
「目を開けろ」
低い命令。
香織は震えながら、ゆっくりと目を開けた。
そこに映る柳田の顔は、欲望で完全に歪んでいる。
中年男の脂ぎった肌、薄くなった髪、ねっとりとした視線——
全部が、今、彼女を支配している。
柳田は指を二本に増やした。
ゆっくりと、しかし容赦なく。
内壁を広げるように掻き回し、奥の敏感な一点を指の腹で強く押す。
「あっ……! そこ……だめ……っ」
香織の身体が弓なりに反った。
乳房が激しく揺れ、硬くなった乳首が空気を切る。
柳田はもう片方の手で、その乳首を強く摘まみ、引っ張った。
痛みと快感が同時に爆発する。
「いい声だ……もっと聞かせろ」
彼は指の動きを少し速めた。
三本目が、わずかに加わる。
香織の秘部はもう限界で、蜜が太ももを伝い、床に小さな染みを作り始めていた。
柳田の唇が、ついに香織の唇に触れた。
重く、湿ったキス。
舌が強引に割り入り、彼女の口内を蹂躙する。
息ができない。
頭がくらくらする。
(……もう……だめ……
このまま、壊されてしまう……)
でも、身体は正直だった。
秘部が柳田の指を貪欲に締めつけ、腰が無意識に小さく前後に動いている。
柳田はキスをしながら、耳元で囁いた。
「まだ序の口だぞ……
今日は、お前が『先生、入れてください』って泣きながら懇願するまで……
絶対に、終わらせない」
彼の指が、突然、奥まで一気に押し込まれた。
香織の瞳が、大きく見開かれた。
喉から、抑えきれない甘い悲鳴が零れ落ちた。
「あぁ……っ!!」
用具室の空気が、張りつめたまま——
さらに、重く、熱く、甘く、煮えたぎっていった。
鍵は三重に閉ざされたまま。
時間は、二人だけのもの。
この緊張は、まだ、始まったばかりだった。
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